今日はもう立春ですが寒いですね。
真綿色したシクラメンは冬でも元気ですが。
朝刊に「新聞の読めばふくらむ春隣」(片山由美子)
という句がありました。「春隣 はるとなり』 もうすぐ
春、もう隣まで春が来ているという意味の冬の季語
ですが、なんだかほんわかする、やさしい言葉です。
こういう言葉を見ると、季語のある俳句って、日本の
風土に根ざしたものなんだなと感じます。
でも、一月から季節先取りで咲いている桜もあります。
啓翁桜というのだそうです。啓太郎さんという人が品種
改良で作りだしたとか。ふっくりした蕾に「春隣」を感じます。
プランターのチューリップもやっと芽を出しました。ここにも春隣が。