キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

小さなかわいい優れものたち

2011-03-20 08:49:28 | 天災
            

       被災地はまだまだ厳しい状況が続いています。何か出来ればと思うのですが、

       今のところ、ささやかな義援金ぐらいしかお手伝いできない現状です。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       
       
       地震の当日、真夜中近くまで停電したときに、普通のろうそくと一緒に役に

       立ってくれた二つの可愛いアロマキャンドルです。炎は小さいものの、心の

       なごむ光でした。

                  

       それからこの円錐形の優れもの。懐中電灯にもなるラジオです。何かの景

       品でもらったものでしょうか。15センチにも満たない小さな体から白いきれい

       な光を出してくれます。ラジオの感度も良好。思わぬものが役に立ちます。

       
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春の弥生19日

2011-03-19 15:16:31 | 季節の花々
             

        今朝息子に第一子の女の子が誕生しました。予定日が28日だったのに、

        9日も早くなりました。母子とも元気でほっとしています。早速メールで写

        真が届きましたが、かわいい!

        3月19日の誕生花の一つは、このポピー。ひなげし、コクリコ、アマポーラ、

        虞美人草とも。どれも歌にもよく出てくる名前です。愛くるしい花です。

        この花のように可愛く育ちますように。

             

     もうひとつの誕生花はくちなし。英名はガーデニア。純白の良い匂いの優美な花

     です。花言葉は「私は幸せ者」。その言葉のとおり幸せな人生を送りますように。
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椿と花水木

2011-03-18 16:52:40 | 季節の花々
椿と花水木―万次郎の生涯 (津本陽歴史長篇全集)
クリエーター情報なし
角川書店


            

        『椿と花水木』は、津本陽の長編歴史小説です。主人公はジョン万次郎こと仲

        浜万次郎です。最近出たジョン万次郎を描いた児童書を訳してみたいと思って、

        今ジョン万次郎関係の本を読み漁っています。これはそのうちでも大変な力作

        です。ただこれは伝記ではなく小説なので、史実に基づいた部分がほとんどな

        がら、脚色された所もあると考えてよさそうです。特に捕鯨船の船長ホイット

        フィールドに連れられて行ったニューイングランドのフェアヘイブンで、万次郎

        はキャサリンという娘と出会い結婚したことになっていますが、ほかの資料は

        全く彼女に触れていないか、ほんの顔見知りだとするか、せいぜい万次郎が

        あこがれていた女性としてチラッと現れるだけです。この本の中ではキャサリ

        ンは海で不幸な水死を遂げ、万次郎の妻になれなかったことになっています。

             

      題名の椿は日本を、花水木はアメリカを象徴するものですが、それはまた万次郎

      の愛した二人の女性、後の愛妻鉄とキャサリンを表しているのかも知れません。


      漁船で遭難し、約五ヶ月鳥島でアホウドリを食べて生き抜き、やがてアメリカに

      渡って大変な刻苦勉励の末帰国して、日本の夜明けに貢献した万次郎の不屈

      の精神、またその謙虚で愛に満ちた人となりを、今こそ私たち日本人は思い出

      さねばならない時なのではと思います。
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なっちゃんが負けた猫たち

2011-03-17 16:32:59 | ペット
           

          地震以来ずっとびくつきどおしのなっちゃんです。今日も犬の入れるカフェ

          へ連れて行ったのですが、何がそんなに怖いのか、ずっと震えが止まりま

          せんでした。でもまあ、小心なのは、今に始まったことじゃありませんが。

           

          近所の猫ちゃんたちには負け続けです。このきれいな白いふとん猫たち、

          なっちゃんが通っても目で追うだけ。なっちゃんの方は、見なかったふり

          で通り過ぎました。

           

          この猫には、フーッと威嚇されて、飛んで逃げました。

           

          もちろん、近所のボスのこの強面の大猫にはかないません。それにしても

          我が家の周りには、結構たくさんいるんです、猫たちが。野良猫じゃなくて

          飼い猫かもしれませんが。猫は自由ですものね。

          猫や犬たちにかまけていられる日常を、今ほどありがたく思ったことはあ

          りません。それにつけても、被災地の一日も早い復興を願わずにはいられ

          ません。
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パニック

2011-03-17 09:32:09 | 季節の花々
             

      世の中が騒然としています。我が家の近くのスーパーやお米屋さんの前にも、

      開店のずっと前から長い行列ができ、みんなものすごい勢いで買いあさり、

      あっという間に棚は空っぽ。中には買い物かごに大きなキャベツを三つも四

      つも入れているおばさんがいて、あんた、お好み焼き屋でも開店するんかい

      なとつっこみたくなるよう。かくいう私もお米の買い置きがなく並びました

      (結局買えませんでしたが)。こういう状態をパニックって言うのでしょうか。

      漢語で言えば「恐慌をきたす」でしょうか。「慌てふためく」、「逆上する」、

      「浮き足立つ」、「うろたえる」、色々な言葉がありますが、カタカナ語の

      パニックが今の状況に一番合うのかな。訳もなくパニクってる。遠いギリシャ

      神話の神に由来するこの言葉が今の日本の首都圏の状態を表しているとは。

      キャベツがなければ、庭のハボタンだって食べられる、それぐらい冷静に腹

      をくくって過ごしたいものです。被災地の人たちのためにも。
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相模原公園の桜

2011-03-16 16:04:16 | 季節の花々
            

       昨年の今頃、家から一時間ほどの相模原公園で撮った桜の写真です。早咲きの

       多分「足柄桜」と言う種類のようですが。青空に薄いピンクが映えてとてもき

       れいでした。

            

       今年は昨年より寒いのか、まだ花はちらほらで、その上震災の影響もあり、噴

       水の水も上がらず、色々な催し物も中止で寂しいようです。少し落ち着いたら

       また行ってみたい大きな美しい県立の公園です。

            

                    去年は白木蓮も

            

                    赤い木蓮も今頃は満開だったのですが。
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なっちゃん7

2011-03-15 11:40:19 | ペット
             

           地震以来、とてもナーバスになっているなっちゃんです。呑気そう

           な、何事も敏感に感じそうにない犬だと思っていたのですが。

             

           不安そうな、頼りなげな表情をします。食欲もいつもほどではないし。

             
           人影が見えなくなると不安らしく。ちょっとトイレに入っただけでも、

           ドアのそばに来て、待っています。東北では人の命、犬や猫の命

           も信じられないほど多数失われました。その犬たちの分も幸せに

           暮らさせてやりたいと思うこの頃です。
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彼岸桜は咲いているのに

2011-03-14 18:26:45 | 季節の花々
                

       染井吉野や他の桜に先駆けて、彼岸桜が満開です。いつもなら何とも思わず、

       ああ、綺麗だなと眺めるのですが、今年は複雑。計画停電で何時どうなるかわ

       からないから、今日診察に来て下さいと母の掛かりつけの病院から言われ、他

       の予定をほっぽり出して、急いで行きました。途中で見たきれいな桜、でもゆ

       っくり見ている暇も心の余裕もなく、、、。まあ、道の混んでいること!ガソリ

       ンスタンド、スーパー、米屋、ドラッグストアの行列!このあたり、そんなに

       大変じゃないのにね。みなさん少し冷静になりませんか、という感じでした。

       東北の恐ろしい状況を考えると、自分の身に引き換えて、ああ大変と思って、

       余計焦るのでしょうか。私にもその傾向はあります。でもね、ちょっと冷静に

       なろうと思いました。
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美しかった海岸が

2011-03-13 09:16:29 | 天災
            

          この美しい静かな海辺が! 一昨年春、車で東北旅行をしたときの写真です。

            

           あまりに美しく、いつまでも見ていたいと思ったリアス式海岸でした。

            

             人の命も営みも、一瞬のうちに失われてしまいました。

             あの時の鯉のぼり。涙が出てきます。
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大地震!

2011-03-12 16:21:40 | 天災
         恐ろしい地震が起こりました。東海地震はいつ起きてもおかしくないと言わ

         れ続けていますが、三陸沖にやってくるとは。マグニチュード8.8、聞くだに

         恐ろしい!ここ川崎でも震度5強でした。2階にいたのが、あまりの揺れに

         耐えられず,階下に降りて、外へ出ると、近所の人達もみな出てきて、ワイ

         ワイやっていてもなかなか収まらず、収まったと思ってもまた揺れて、怖い

         思いをしました。でも、岩手や宮城の恐ろしさはこの比ではなかったでしょ

         う。津波の映像を見るにつけ血も凍る思いがします。天災は如何ともしが

         たいとはいえ、何とも辛いですね。

               

         わが家のあたりも地震直後から午後11時ごろまで停電しました。多摩プラー

         ザに住む妹は渋谷に出ていて、電車が動かないので帰宅難民となり、彼女と

         一緒に住んでいる母が心配で、信号が消えた道を娘と救出に向かいました。

         渋滞の中をなんとか母を連れてもどると、これまた府中の自宅に帰れず、帰

         宅難民と化した息子が、暗い中でロウソクに火を点けていました。もう何年

         も前に夫が買っておいた大きなロウソクが役に立ちました。板の上に3本ず

         つ立てたのをたくさん作って、使っていない石油ストーブを引っ張り出して、

         夕食のラーメンを啜りました。久しぶりのろうそく生活。真夜中近くパッと電

         気が点いたときには、そのありがたみを心から感じましたが、その電気を作

         っている福島の原子力発電所が大変なことになっていますね。なんとか放

         射能漏れがないことを祈るのみです。               
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