緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

厳冬の新宿御苑:枯れ木の「桜園地」を抜けてツツジ山へ

2013年02月25日 10時10分10秒 | 淀橋台・新宿


穏田川の水源地である下の池脇を通り過ぎて桜園地へ向かって散策を続けていきます。場所としては、散策道のすぐそばをJR総武緩行線・中央快速線の線路が通っており、ひっきりなしに電車が走行する音が辺り一帯に響いていました。




新宿御苑の敷地の南東側に位置している桜園地の周辺は、敷地内でも比較的標高が高い場所で、30~40メートル前後の高台地形となっています。




この辺りは「モミジ山」という名前で呼ばれているエリアであり、現在は枯れ木状態となっていました。ハナミズキやカエデ等の木々が一面に植えられています。




樹木が自然の姿そのままに生育しているエリアで、斜面に約60本のカエデが植栽されています。




モミジ山のすぐ裏側にはJR総武緩行線の千駄ケ谷駅ホームが設置されています。なので張り詰めたような空気が広がっている中で、列車が通過していく音だけが周囲に響き渡っています。




続いてモミジ山に隣接して広がっている「桜園地」の中を散策していきたいと思います。4月の上旬の時期にもう一度訪れてみたいですね。




この場所で開催されている「桜を見る会」で毎年4月上旬に内閣総理大臣主催で開催されます。政財界や文化・芸能、スポーツ界など各界の著名人が1万人前後招待され、一般利用者は入園できません(当該日は、一般開園時間が遅れる)。




戦前は皇室主催の観桜会として開催され、始まりはそれまでの会場であった浜離宮から変更された1918年(大正6年)に遡ります。




桜園地の中を通っている散策道を歩いていくと・・・。




JR千駄ケ谷駅から歩いて5分ほどの場所にある「千駄ヶ谷門(せんだがやもん)」が見えてきました。この門を出たすぐそばに千駄ケ谷駅があります。




千駄ヶ谷門のすぐ前にある「芝生広場」の脇を通り過ぎていきます。芝生広場の中央には「白樫」の大木が生えているのが印象的です。この辺りは標高が30メートル前後、新宿御苑内でも比較的高い方です。




芝生広場や桜園地に接している「ツツジ山」へ向かうことにします。高台の上に整備されている散策道の上からツツジ山や新宿御苑の敷地内を見下ろしてみましょう。




ツツジの花が咲き始めるのは4月の中旬過ぎですから、桜の満開のピークが過ぎ去ったタイミングでようやく楽しむことができるようになります。




本当に新宿御苑では一年を通して四季の花を楽しむことができるのですね。さすがに2月の時期ですとほとんど、何も期待できないですが・・・。




ツツジ山の高台の上からイギリス風景式庭園方向を見下ろしてみました。庭園とツツジ山の間にある「中の池」周辺が一番低く、こうして見ると非常に起伏に飛んでいる地形の上に新宿御苑は造営されているのがわかります。




次は中の池まで降りてみたいと思います!!!



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