緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

続報:東京駅前の400メートル級の高層オフィスビルの詳細

2015年09月01日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


続報:東京駅前の400メートル級の高層オフィスビルの詳細 「常盤橋街区再開発プロジェクト」
三菱地所が東京駅の日本橋口前に建設予定の高層オフィスビルの続報です。三菱地所が東京駅前に400メートル級の高層オフィスビルを建設するという情報だけが独り歩きしていましたが、本日(8月31日)になって地上61階建て、高さ約390メートルの規模になるとのことです。三菱地所によって行われる再開発計画の名前は「常盤橋街区再開発プロジェクト」と呼称されていて、3.1ヘクタールの再開発区画内に4棟の建物が建設されます。

A棟:地上37階・地下5階建て 高さ約230m 延べ面積約140,000㎡ 2018年度着工・2021年度竣工 
B棟:地上61階・地下5階建て 高さ約390m 延べ面積約490,000㎡ 2023年度着工・2027年度竣工
C棟:地下4階建て 延べ面積約20,000㎡ 2018年度着工・2027年度竣工
D棟:地上9階・地下3階建て 高さ約65m 延べ面積約30,000㎡ 2017年度着工・2022年度竣工

私は400メートル級の高層オフィスビルを一棟建てて、周囲を広場や緑地帯にする計画になるのだろうか、と考えていたのですが思い違いでした。地上61階建て・地下5階建て、高さ約390メートルの「B棟」を基軸として、地上37階・地下5階建て、高さ約230メートルの「A棟」が併設されます。B棟のインパクトも当然すさまじいですが、高さ230メートルのA棟も十分にすごいです。


外観イメージ(日本橋側から)です。


大規模広場のイメージ(東京駅側)です。

プロジェクトの特徴
1.広域的な都市基盤の更新・歩行者ネットワーク・広場等の更新
(1)下水ポンプ場・変電所・都市計画駐車場の更新・再構築
(2)東京駅・周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークの整備
(3)常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場・親水空間の整備
2.国際競争力強化を図る都市機能の整備
(1)「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流機能の導入
(2)国際都市東京の魅力を高める都市観光機能の導入
3.高度防災都市づくりと環境負荷低減
(1)災害復旧活動の拠点となる広場整備と帰宅困難者対策
(2)自立・分散型エネルギーの導入と水の自立化
(3)省エネルギー化による環境負荷低減

再開発事業の経緯と今後
2015年度中 国家戦略特別区域計画の内閣総理大臣認定(予定)
2016年度 事業認可・権利変換認可手続
2017年度 D棟着工(再開発事業開始)
2018年度 A棟着工、C棟着工
2021年度 A棟竣工
2022年度 D棟竣工
2023年度 B棟着工
2027年度 B棟竣工、C棟竣工(全体竣工)

ニュースリリース:読売新聞の記事 2015年8月31日
東京駅前390mの日本一ビル、27年度完成へ
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2015年8月31日
「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について
※詳細については、上記の三菱地所のホームページを読むと詳しく書いてあります。




南東側から撮影した「常盤橋街区再開発プロジェクト」の再開発区画の全景です。




呉服橋交差点前から再開発工事区画の全景を撮影しました。手前側に高さ約230メートルのA棟、奥に高さ約390メートルのB棟が建設されます。




「常盤橋街区再開発プロジェクト」の地図です。

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