八ツ山の丘陵地帯の中に広がっている住宅密集地帯の中を通り抜けて、JR品川駅の高輪口へ向かいます。丘陵地帯の東端部は急斜面や階段が整備されていて、品川駅界隈を見渡すことが出来ます。
階段上からJR・京急の品川駅周辺を撮影しました。駅舎群の手前側に国道15号線(第一京浜)が通っていて、品川駅港南口側の高層ビル群が広がっているのが見えます。
JR東日本の在来線やJR東海の東海道新幹線、京浜急行本線の品川駅舎をズームで撮影しました。外側から見ているとひっそりとした雰囲気ですが、駅構内では無数の人々が行きかっています。
階段上から品川駅港南口側の高層ビル群「品川グランドコモンズ」の全景を撮影しました。現在の品川駅周辺は、東京都内でも有数の高層オフィスビル街となっています。
品川駅周辺は羽田空港にほど近い立地にあるので、高層ビルの高さが150メートル前後に抑えられています。
階段上から八ツ山の高台の住宅密集地帯を振り返って撮影しました。閑静な住宅街がどこまでも広がっているのが見えます。
この階段上の展望スペースの北側には、品川プリンスホテルの広大な敷地が広がっています。こうして見ると、本当に高さ20メートル前後の断崖絶壁の上に高輪四丁目地区の住宅密集地帯が広がっているのですね。
現在の品川駅の港南口側(東京湾側)は、1990年代後半までは国鉄の貨物ターミナルや新幹線車両基地(旧東京第一車両所、1992年移転)の広大な敷地が広がっていたのですが、現在では再開発工事が完了しています。
1998年(平成10年)には品川インターシティの高層ビル群が開業し、その後の2003年(平成15年)には品川グランドコモンズの高層ビル群が開業しました。現在でも港南口北側では高層ビルの建設ラッシュが続いています。
急な階段を下りて、再び品川駅高輪口へ向かって歩いていきます。
この階段の脇には、品川駅高輪口前にあった「ホテルパシフィック東京」の寮の建物が建っていたのですが、現在は取り壊し工事が実施されています。そのため、品川駅港南口側の高層ビル群を綺麗に見渡すことが出来ます。
再開発工事によって新しい建物が建ってしまえば、ここから高層ビル群を見渡すことは難しくなってしまうでしょう。
工事現場の脇を通り抜けていくと…。
国道15号線(第一京浜)前に出てきました。品川グランドコモンズの高層ビル群を見上げて撮影しました。
後は道なりに、国道15号線(第一京浜)の歩道を品川駅高輪口へ向かって歩いて行くだけです。東京都心部と横浜方面を結んでいる第一京浜は平日の日中でも交通量が大変多いです。
前方に京浜急行本線の品川駅舎が見えてきました。品川駅高輪口まであと約200メートル程です。
品川駅へ近づくにつれて、人通りが多くなってきました。品川駅は昔から乗り換え専用のターミナル駅なので、改札から外に出る人は少ないと言われてきましたが、最近はそうでもないみたいです。
JR・京急の品川駅高輪口前に到着しました。相変わらず高輪口周辺は駅前ロータリーも手狭ですね。これで厳冬の北品川地区の散策は終わりです。