懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち  屋根 その1

2016年06月19日 | 昭和の遺物たち写真展
昭和の風景で大きく変わったのに瓦屋根がある。
倉敷市下津井に行くことがある。上から屋根を見るがあたりの風景も変わったが屋根が昔ととまるで違う。
集落を撮るにも何枚か集落の全景や俯瞰写真がほしかった。
神社や小山や高い建物にのぼり写真を残すべきだったと思う。
30年、40経過して時代の変化が分かる。
いらかの波と唄たわれた鯉のぼりの歌の頃は一面が日本瓦であったと思う。
度重なる大地震で瓦屋根は住宅メーカーに悪者にされた。
軽い屋根材が多くなった。
いまでは広島や山陰の石州瓦屋根の集落に懐かしさを感じる。


定点観察で各地を記録している人はこんな撮り方をするのだろう。
東京の新宿副都心が出来る前からビルが立ち並ぶ現在までの写真を見たがその人の人生の記録でもあると思った。

こんな事ならば誰にでもできそうだが、なかなかできるものでない。発想がない、テーマがない、根気がないで終わりそう。。
それでも人間生きているいる間に何かひとつ残さにぁいかんな。