懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,298 青森県板柳町

2016年06月29日 | 日本茅葺紀行
弘前市から五所川原市につながる国道339号線は昔からの生活道で街並の中に茅葺民家が残る、特に板柳町には茅葺が多い。
現在は339号線のバイパス道路がありこれを走った方がはるかに早くつける。
水田やリンゴ畑の中を広い道路が走っている.みんな80km/hで快調に飛ばす。
しかし、バイパス沿いには茅葺民家はない。
茅葺は旧の国道沿いにある。
県道も含め昔からの道路には茅葺が残る。
この国道は13湖を通り竜飛岬まで行ける。

昔ながらの道路脇に茅葺民家が残るが撮りにくい、
車が頻繁に通り停車すると迷惑が掛かるし追突の支那敗がある。
街並みの中なのでスペースがなく電柱や電線が邪魔。
茅葺民家は一軒家の広いスペースの民家を撮りたい。

板柳に4軒見えるところがあった。道路側からは撮れないので裏のリンゴ畑に入り撮らせて
もらう。
車の中から撮れるので私も撮れた。
秋ならばリンゴ泥棒に間違えられるが春の花の時期だったので入らせてもらう。
今年見たら手前の三軒は茅が落ちて無残な家になっていた。

雪の多い地帯は民家を放置すると冬場の大雪で茅が抜ける。
撤去せず放置民家が多くなった。住む人がいなくなると茅葺を葺き替えることはまずない。