ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

大きな木!

2005年12月04日 | 京都
今日は雨。早朝、さあ、行くぞ!と玄関を出ようとしたところ、「今日は雨がひどくなるらしいから、やっぱり休みな。」と、お電話あり。うふふ。やすみだ。ちょっとうれしい(こらこら)。

昨日から、新たなぞーえんやさんのアルバイトを始めました。続くのかしら…?と、思いながらも、とりあえず。久々に履いた地下足袋がきもちいーね。やっぱりこれか?

昨日は、初出勤。自転車で太秦よりさらに北へ。だんだん建っているおうちが立派になっていく。いや~、さすがあるところにはあるものです。植木やさんが多いらしく、ほんとに立派な植木畑が広がっている。ほお~っと、感動しながら、更に自転車をすすめる。

親方のところでダンプに乗り換え、いざ出発!
着いた先は、ちょっと大きめの古いおうち。軒下から生えて、大きくなり過ぎて太い幹が屋根を押し壊しそうなアラカシの切り倒し。高さは5mくらいでしょうか。まず大きな枝を、ドン、ッと落ちないようにロープで釣り下げてから切り落して、それから幹をクレーンで釣り下げて支えながら切るのですが、せまい道路からクレーンを入れるのがなかなか大変でした。もっぱら私は周りの監視と切り落とした枝の受け取りと処理、そして作業後の掃除、それでも、なかなか楽しい(!)作業でした。

さて、話題にしたかったのは、それよりも、そのお隣の大木!!!
ケヤキの木なんですが、たぶん、20mくらい越えてるんじゃないか???植物園で見た25mのフウの木に負けずとも劣らない勢い。おうちの高さの3倍以上の木って…。葉はすっかり落されて、白い幹だけが塀の向こうからスックリと寒空に伸びているのですが。

「いや~、すごいですね。」「あれ、切られへんらしいですよ。でかすぎて。吊るとこがないらしいですわ。でも、腐って台風なんかで倒れたら怖いしね。」そおかあ。たしかに。あれじゃクレーンよりも高いわ。周りの道がせますぎて、大型のクレーンなんてはいんないし。敷地は高い土壁で囲まれている。「下手すると(切り落とした幹の降ろす位置をコントロールできなくて)土壁壊しよるしねえ。あれは切るの大変やわ。まあ、うすくうすく、時間かけて縮めてくよりしゃあないなあ。」なんてことでした。枝を落してあるだけなので、また春になればわっと芽吹くはず。家中に降り積もる落葉はすごいものになりそう。それにしても、よくあんな高いとこの枝落したなあ。ハシゴも届かないし、よじ登ったんでしょうか。櫓でも組むのかなあ。

そおかあ。やっぱり、普通のおうちにケヤキって、きびしいなあ。憧れではあるんだけれど。相当敷地がないとやばいなあ。木ものびのび育てられなくて可哀想だし(切られちゃうし!)。おうちと木のバランスって、難しいなあ。結局、どんな木でもマメなお手入れに尽きるのね、としみじみ思ったのでした。

さてさて、寒い寒い京都の冬。無事切り抜けることができるでしょうか?いろんなものに出逢うわくわくするような楽しみと、過酷な冬と夏と。まあ、やれるとこまで行くしかないな。まだまだ波乱万丈の庭主でございました。

☆今日のちび庭気温 5~12℃ 明朝は0℃とか!冬がやってきましたよお~ん。そおだよなあ。12月っていったら雪降るんだもんな。気分はまだ9月なんだけど!!!〇(・◇・)〇

準備はいいかいサンタさん

2005年12月01日 | 栽培
んっしょっと。さて、12月!10号鉢のコリウス(Coleus blumei)
、遅ればせながらキッチンに取り込みました。面白いですね~。赤色系のひらひら葉っぱと緑に白の斑入りのゆるいひらひら葉っぱの2鉢。生産業者ハルディン篠原さんのコリウスの品種紹介(http://www.jsjardin.co.jp/products/coleus/index_p.html)を見てみると、赤色系は‘ミカノピ’に、緑に白斑は‘ゴールドクイーン’に似ている感じですが、こちらはホームセンターで品種名も何もついていない「取り混ぜ」の中から選んできたので、どんな性質のものかは不明です。それでも、同じ環境で育てているのですが、既にはっきりと差が出てきている。

赤のコリウスは、もう葉っぱが寒さで傷んでほとんど落ちかけている。でも、成長度合いはこちらの方が随分早かったんですよね。緑のとは10Bほども差ができている。そして、茎の木質化が早い。どちらかと言えば、縦方向に伸びやすい。まあ、5号鉢から10号鉢に移すタイミングが遅かったので、結局は草丈50B弱までしかいきませんでしたが。

反対に、緑の方はまだ葉っぱが青々としており、茎もみずみずしい部分が多い。なぜかこちらは虫に食われやすかったのですが、寒くて虫も少なくなった今はとても元気そうです。横に広がりやすく、草丈は結局40B弱でした。水切れについても、赤よりはこちらの方が強かったですね。赤の方はちょっと水がきれるとすぐにくったりしてしまっていたし(だから木質化も早かった?)。

ハルディン篠原さんのページを見て、初めて、コリウスにもいろいろ性質の違いがあったのね~、ということを知りました。比較的小さめ、横広がりで、ハンギングに向くもの。コンパクトにまとまるもの。フリルいっぱいで仕立てやすいもの。生育旺盛でトピアリー向きのもの。そうかあ、もしかして、スタンダードにするにはちゃんともっと品種を選ぶべきだったのかもしれない。

まあ、でも、とりあえずこの2鉢を冬越しさせてみて、どこまで持つか見てみよう。今年は残念ながら玄関を飾るまでには行かなかったけれど、うまく行けば来年は大株が目指せるかも。

やっぱり、育ててみて初めて分かることって、多いですね~。鉢の大きさと植物の生育の関係がよく実感できました。よし、5号鉢のままおいといた3匹目もちゃんと植え替えてあげよう。きっと、地植えにできれば、更に美しく育つんだろうなあ~。去年見たトリトンスクエアのコリウス、ほんとに綺麗だったもんなあ~。このコリウスをおっきく美しく立派に育ててみたい!!!と、またまた夢が膨らむのでした。


☆今日のちび庭気温 4~15℃ 空気にしんとした冷たさを感じるようになってきました。これは防寒対策をがっしりしなくては!と、ユニクロにグッズを買いに走った庭主でした。〃(' x ' )〃