民主党マニフェストの高速道路の無料化が検証実行されるらしい、見る限り余り影響の無さそうな道路だが、問題のコスト対効果がどの程度得られるか、土日休日の高速道路無料化だが乗用車だけだったので物流には恩恵は無い、今回は全車種だから確かに営業車両には恩恵は有るがそれが経済効果に結びつくかと言えば疑問がある、今回の高速道路は基本的に観光道路に近い物だ、しかし問題は維持管理に掛かるコストだ、此れを税金で賄うのだろうが、高速通行料金で賄っていたら「利用者負担の原則」で問題はこの利用料で無用な高速道路を作る所に有った筈ですが、今回の様に税金で維持するとすれば利用者以外の全国民が負担をする事になり不公平感は有る、此れはエコポイントに関しても同じ様に言える事で地デジになったら今のテレビは使えなくなるがその金が無いのだと言う様な家庭もかなりの数になる、当然新しい電化製品は変えないし、燃費の良い車は買えない、家のリフォームは借家の持ち主が貰い、ましてや新築の家なんぞ夢のまた夢の家庭が全体の半分以上だろう、しかし税金は同じ様に取られて居てその税金でその程度だったらと言う余裕のある人々が恩恵に蒙る、失業率が2桁に迫る状況で年収レベルが350万位が平均になっている状況で消費が増える望みは薄い、国民の多くは吹雪の吹き荒れる所で壁が破れ屋根の穴の開いた家に住んでいる状況だ、しかし政府は「ポケットカイロを皆に配るから此れで吹雪は収まるだろう」という様な事をやっている、少なくとも屋根と壁を直して欲しいと思っているのは私だけではないだろう