梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

新政権期待より不安、

2013-01-06 07:21:16 | 雑記
安部総理がかなり右寄りだと報道で聞こえてくる、彼の父親は「プリンスメロン」と渾名された非常に紳士風の政治家でとても「右翼」とは関係のなさそうな政治家だった、
しかし息子の方はかなり強硬な発言を繰り返している、2度目の総裁だが最初の時は重責に耐えることが出来ず腹痛を理由に辞任した経歴があるが今回はこの不名誉を払拭しようと必死だろうと云うところか、
しかしこの行為は難しい日中、日韓関係に大きな軋轢を生む、果たして外交がこれからどうなるのか危ぶむ意見が多数聞かれるが恐らく聞く耳は持つまい
しかし円安と株高に関しては明らかに効果は出ている、これだけ極端に世界経済が反応するのは意外だった、大幅な金融緩和は恐らくそれほど大きな効果は出ないだろう、実際問題として金利が高いから借り入れをしないのではなく資金調達の意味が無い程今の経済状況は冷え込んでいる、内需か外需かという問題だが外需に関してはコスト面では中韓東南アジアとは競争できる訳もなくこれ以上のデフレは内需を更に冷やすと言う事は間違いない、
価格でなければ技術と発想だが日本の大手企業は経理重視の経営方針になって久しい、昔から「経理マンが経営トップになったらその会社は衰退する」と言われている、経理の仕事はあくまで「守備」であり攻撃ができなくなった企業は得点することは出来ない、
それは安倍総理や石原慎太郎の言う「攻撃力が最大の防衛」と言う戦闘力とは違う、飽く迄経済的な攻撃力である、兵站を考えない戦力は瞬間的な勝利はあっても最終的には体力のある相手には勝てないのは第二次大戦で勉強したはずだが国がそちらに向いては困る
話がそれたが金融緩和で円が売られたのは多分金利が下がることで投資の効果が出ないという事が
主で決して安倍政権が日本経済を立て直せるという判断ではあるまい、政権交代をしてまだ何の手立ても出ない内にそんな判断が出る訳もない、それを勘違いして「世界も安倍政権を認めた」などと思わないで貰いたいものだ