梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

吉本興業大阪市制

2013-01-19 16:16:16 | 雑記
体罰自殺問題で橋下大阪市長が今年の入試を止めろと発言したと言う、一部教師の暴走と其れを止める事の出来なかった学校側に大きな問題が有ると言う事は間違い無いだろうと思う、しかし在校している生徒やその父兄、来年この高校を目指している受験生の事を全く考えていない発言である、
政治家を目指した時からこの方を殆ど評価していない、言う事は理屈にあっている事だが物事はそう単純ではない、単純では無い物事を向う受けする部分だけを過激に言い立てているだけなのだが其れが返って複雑化した現在の閉塞感に受けた、
「快刀乱麻を断つ」と言う言葉が有る、文字通り複雑に交錯し解放すのは不可能の問題をばっさりと切ってしまえば確かに気持ちが良いだろう、
しかし交錯した麻糸の先は必ず何かに繋がっている、一旦一刀両断しても交錯した部分を均したら又もとの糸同士を繋いで行かなければ成らない、
彼の論理はばっさりと切って見せるだけでその後整理して復元すると言う事を考えていない、いや考えているとしても解りやすいものだけ繋いだら解り難いところは「不要だ!」と棄ててしまうと言う考え方のようだ、第一元々交差している事が必要な物が殆どなのだ。
インパクトのある発言をするのは確かに皆の耳目を集める、しかし声が大きいからとそちらを見る人々も何時も大声を出して叫んでいると(ああ、又あいつか)としか思わなくなる、そろそろそう言う時期に来ているのだろう、発言の過激さが増してきた、彼なりの計算かもしれないがそろそろ底が見えてきた、
大体大阪と言う土壌はなんでこうタレントが好きなんだろう?横山ノック、横山やすしと続いた知事が一度大田女子を挟んで又タレントである、まあ今までの2人は吉本興業だが今回は一応弁護士先生だから其れは違うと言うのかも知れないが政治的な手腕は全く初心者である事は同じだし、元々その知名度はテレビである、それもシリアスなキャラクターとは随分かけ離れたタレント弁護士であった、
もし彼が東京都知事に立候補してもとてもまともな票は取れまい、もう1人のタレント政治家である東国丸氏もその辺りは充分理解している様だ、
政治家を指向して随分勉強をし宮崎県知事になっても国民票や都民票では当選出来ない事は重々理解している、そしてそれが有権者の良識と言うものだろう、
反論、反発はあるだろうが言わせて貰うが「そろそろ関西人と言うより大阪県民の方々は真面目に政治担当者を選んでほしい」と言う事だ
まあ、パフォーマンスが功を制している時に一斉に既存政党から乗り換えた政治家諸氏も余りのポリシーが無い、だんだん怪しくなった維新の会に鞍替えした諸氏は今頃あたふたしているんじゃないかと内心ほくそえんでいるこのごろである