梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

高槻の事件について考える

2015-08-19 11:37:40 | 雑記

高槻市の少女殺人死体遺棄事件が何か違和感が有る、家を出たのが12日、遺体が見つかったのが13日の昼前、家族が警察に届けたのが13日の夜、確認されたのは17日になってからだ、

想像通り少女は夏休みになってから帰宅しない事が多かったと言う、12日も「友人宅に泊まる」と言って出ているがテントを持って出ているらしい、我々世代なら必ず泊まる家に連絡を入れる、子供を信用するとかしないという問題の前にお世話になる事の挨拶は常識だと考える、

その程度の配慮が有ればテントに野宿するなどと言う事は無かっただろう、野外キャンプだとしたら必ず大人の同伴が必要だ、最近の事件を見て居れば12~3歳と言えば当然性犯罪の対象になる事位想像できる筈だ。

この事件は13日に発見された時点で大きなニュースになっている、しかし家族が届けたのが13日の夜だ、事件の有った近くで対象年齢の娘が帰宅して居ないと言う事なら報道でも情報の提供を呼び掛けているのだから違う事を願いながら急いで届けるだろう、この辺もどうもわからないと言うか違和感が有る、

13日の夜、対象年齢の少女が12日から不明だと届けが出てから確認まで4日間も掛っている、後の報道で母親が服装を勘違いして居たと出て居たが取り敢えず確認をするのでは無いのだろうか、この4日間の時間はやはり問題になる。

その後監視カメラの映像で寝屋川の商店街に10時過ぎから朝の6時過ぎまで12・13歳の少年と少女が行ったり来たりしている画像が記録されているらしい、この商店街は深夜まで通行して居る人が居ると言う、がその中で声をかけたのは一人だけだった様だ、申し出て居ないだけかもしれないがそれにしても身長145cmと言う小柄だし写真を見ても明らかに年少者だ、深夜になってもうろついていたら大人は声をかけないのだろうか?少なくとも近くの交番に連絡する程度の事すらしなかったと言うのは全く理解が出来ない、

川崎で起きた少年殺害遺棄事件も深夜徘徊をしていたが母子家庭で手が廻らなかったと言っていたがあの事件は全く教訓にならかったのか、

「深夜に徘徊して居る子供は恐ろしいから声を掛けられない」のならせめて警察に連絡をしてほしい、今は殆ど携帯電話を持っているのだからそんな手間では無い、「そんな時代になったんだね」と言うのは簡単だが「そんな時代にしてはいけない」のだ、日本だけではないかもしれないがどんどん悪い方向に向かう、経済的に、或いは政治的に悪い時代に進んでいる事は皆が声を上げる、行動すると言う事は中々思い切りが要るしそれなりに大変だが親が子に世の中のルールを教え危険を教えるのは義務だろう、今の親達はその義務を放棄して居る、親として人間としての権利は主張するが義務は拒否している様に見える、権利と義務は表裏一体の物だ位は理解してほしい、

日本の政治家と上級官僚には強力な権利はあるが責任は一切ないと言う仕組みが庶民レベルで「権利は有るが責任は無い」と言うかたちになったと言うのは穿ちすぎか