梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

現実味が有る訳ではないが 時々話題に上がる

2017-08-23 10:27:14 | 雑記
女房殿の希望で私は先に死んではいけないと言う事になっている、
女房は生まれて今まで全く一人で生活をしたことが無いらしい、既に古希を廻っていて親は当然、兄弟も既に鬼籍に入っている、
私が先に死ぬと生まれて初めて一人の生活になる訳だが子供とはずっと別の暮らしをしているので突然一緒に暮らすなどと言うのもかなりしんどい話だろうし性格的にも無理だ、
この辺は私も同じで今更子供の世話になんぞなりたくもない、
どだい私は親兄弟の縁が薄い巡りあわせで女房殿と一緒になった36歳までの殆どを一人で暮らしてきた、
そのあたりは子供達も当の女房殿も知っていて息子も娘も「お父さんは大丈夫だがお母さんが残ると相当大変だから絶対に先に死ぬな」と頼まれている、
私は頼まれると嫌と言えない性分なので「解ったよ」と言っているのだが実際は私だってそれほど大丈夫の訳もない、未だ一人の生活時代を越えてはいないが此れから一人になったらかなり堪えてしまう可能性はある、
そこで女房殿に「先に見送ったらキャンピングカーでも買って放浪に出るか」と言ったら
「そうだね、お父さんはそれが良いかもしれない」と言っていた、
放浪の生活は楽しみではあるが独り身も嫌だなと考えているがどうも我が家は短命系で女房殿の家系は長命のようだ、何とか約束を守れてとしてもこっちがよれよれで「放浪の一人旅」なんかはとても無理なんじゃないかと気が付いた
少し前に外国で100歳を超えた夫婦が奥さんを見送った亭主が手を握ったまま亡くなったと言う話を見たがそこまでいけば理想的だが、
まあその前に女房殿と行きたいところもいっぱいある、未だまだしぶとく生きて楽しんでやるよ