梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

あのヘアスタイルは何なんだ!

2017-09-08 09:14:36 | 雑記
金正恩、彼はいったい何をしたいのか?アメリカと対等に話をしたいと言う事だと言う記事も見た、
しかし核武装とICBMを強化して軍事的対等になったから「対等に話が出来る」と言うのは本当の意味の対等ではない。
昔の米ソ軍事均衡と言う危ういバランス上の「対等」は常に戦力を増強しあい国家が疲弊する事と万一偶発的な事故が引き金となれば地球規模の人災を招き人類滅亡どころか地球と言う星の壊滅的被害が確実視され、互いに核戦力を減らしてゆくと言う方向になった筈だ、
戦力外交に不満を持つ複数の国は核戦力を自ら保有した、
その流れの中で北朝鮮も核保有国の中に立ちたいと考えているのかもしれない、
しかし他の新核保有国は自国内の核実験で核保有の証明をし、防衛的に「核の反撃」を暗に示す事に留まっている、
しかし北朝鮮の行動は明らかに「威嚇」の域に入っている上にコメントもかなり過激である、その行動が北朝鮮に有利に働くとは考えにくいだろう、
仮に話し合いのテーブルにつけば「アメリカは我が国の戦力に屈服した」と喧伝する事は容易に想像できる、
経済協力と言ってもこれは恐喝に近い、恐喝は一旦屈したら何度でも恐喝してくると言うのは常識で「恐喝されて支払ってはいけない」と言うのはセオリーだ、
これは彼の親父「金正日」時代に散々やられてきた事でもある、核実験を放棄すると言って数百万ドルの援助金を得て3か月後には再開すると言う様な事を数度も繰り返している、
それでも「アメリカ本土まで射程に入った、何時でも火の海に出来る」などと言う事は言わなかった、第一ドイツ第三帝国でも「何時でもロンドンを火の海に出来る」と言う様な脅迫はしていなかった、(実際にV2号で火の海にはしたんだが、)
兎に角彼はどうして貰いたい、どうしたいのかが全く分からない、銃を突き付けて金を出せと言うのではなく「何時でも殺せるぞ」と言っているだけでアメリカが恐れ入る訳はない、
韓国が「会話で解決」と言っても全く聞く耳を持たない処か北朝鮮の後ろ盾と言われていた中国すら罵り、ロシアが制裁国に「対話を」と言っても当の北朝鮮はその兆候すら見えない
無論政治だから水面下の交渉が進んでいるのかもしれないが「いったいどうしたいんだ!」と言うのが正直なところだ、
彼はただの神輿か?それとも狂った独裁者か、したたかな指導者か、
日本は自衛せざるを得ないとしてもどこまで効果が得られるか、座して待つのも納得できないがこれで防衛費予算が突出する様な事も御免被りたい、国民の大半は既に疲弊しているのだ、
対北朝鮮の落としどころはいったいどこにある、