「日本会議の研究」という本を読んだ、
ヘイト団体のアジテーションや団体の言動が日本会議の論旨と酷似していると言う話や
安倍政権が進む方向がほぼ一致していると言う話を見聞きして興味があった処にこの本が出たので
読んでみた、
この団体は宗教団体の「生長の家」の中、長崎大学の青年会がスタートらしい、
左翼系の学生運動が教育の場を荒廃させ、ロックアウトでまともな学業が行えなくなっている事に反発し「大学の正常化」を目指した所だった様だが「左翼系セクト」と論争を行えばその論は右翼と言う方向性が出るのはやむを得ない、
しかし「生長の家」は政治論争から身を引き結果として青年会は独立した方向に向かったらしい
カリスマ的リーダーが団体を纏めるために右翼的な論を張るとともに全国的に草の根的な圧力団体を広げ「元号法制化」を設立させると言う力を見せてその基盤で選挙の影響力を手にしたと言う、
安倍政権がそれを利用していたつもりの様だろうが現在は足を抜けずずぶずぶになっている様だ、
確かに安倍政権は「明治170年」を掲げ、「教育勅語」の復活を強く標榜している、
しかし明治天皇の新政府が発表した「五か条のご誓文」の第一項は
広ク会議ヲ興シ 万機公論ニ決スベシ
広く会議を開いて、すべての政治は、世論に従い決定するべき)
である、
今の安倍政権はとても万機公論になっているとは思えない
最近になって「明治政府」は維新ではなく薩長土肥のクーデターだと言う意見も多い、
土佐と肥後は殆ど重席には入れられないで薩摩と長州が明治政府を牛耳った事は政府要人を見れは確かに分るが安倍晋三は長州の出だ
この時点から「万機公論」は兎も角「万世一系の天皇の国」と言う言い方をしたのだが実情は薩摩と長州が政治を牛耳ったわけだがそれは特に異常な形態とは言えない、
日本の長い歴史で天皇家が政治に口を出せたのは天智天皇まででその後は藤原政治から始まって何度かの天皇の反旗はあったが結局は敗戦憲法で言うまでもなく「象徴」でしかなかった、
「新憲法はアメリカの主導で作られた」と言うのも一理は有るだろうがそれは占領国家である以上しかたない、
しかし「象徴天皇」が日本の憲法にそぐわないと言うのは歴史的に見ても違う、
恐らくアメリカも天皇家に政治的権力は無いことぐらいは十分に承知の上であの憲法を提案したのだろう、
明治政府から開戦まで国民に施された洗脳も天皇の名前で開戦したとしてもその責任は帝国政府である事は十分に承知していて合衆国側が「戦争責任は天皇にある」として死刑判決を出せば日本国民の大半が勝算の無い反乱や自決になると言う恐れもあり
天皇家は象徴である事に敬意を表し、現人神ではなく日本の歴史的象徴であると結論を出したのだろう、
因みに「宗教論争」で日本には帰属する宗教はない。とする意見と「日本宗」と言うべき神道と言う考え方があり、自然に寄り添う神道はアニミズムの高度変化形態ともいえると言う意見もある
その中で天皇家はずっと日本の国家神として伊勢神宮を守るいわば神主的な存在であった
かと言って他の古代神を否定するものでは無くいわば代表的な存在であり、他の神々もその事に異論がある訳でもない
合議制であり株主代表の様な存在だが此れを右翼団体とそれを利用するべく安倍政権は神主を神その物にしたいらしい、
恐らくそれは頭の上がらない神ではなく祭りの時に担ぎ上げてお布施を強要する為のお神輿としか考えていないだろう、
出なければ「神国日本」の金を占領国のアメリカの言う通り国家予算の数年分で「放棄した戦力」に金を払う訳もあるまい、
確かに政治運営能力を他の党に求めるのは現実的ではないが今までなら与党内でもう少し自浄力が利いたはずなんだが
そろそろ安倍一党政権を修正しないとカタルシスが来そうな気がする
ヘイト団体のアジテーションや団体の言動が日本会議の論旨と酷似していると言う話や
安倍政権が進む方向がほぼ一致していると言う話を見聞きして興味があった処にこの本が出たので
読んでみた、
この団体は宗教団体の「生長の家」の中、長崎大学の青年会がスタートらしい、
左翼系の学生運動が教育の場を荒廃させ、ロックアウトでまともな学業が行えなくなっている事に反発し「大学の正常化」を目指した所だった様だが「左翼系セクト」と論争を行えばその論は右翼と言う方向性が出るのはやむを得ない、
しかし「生長の家」は政治論争から身を引き結果として青年会は独立した方向に向かったらしい
カリスマ的リーダーが団体を纏めるために右翼的な論を張るとともに全国的に草の根的な圧力団体を広げ「元号法制化」を設立させると言う力を見せてその基盤で選挙の影響力を手にしたと言う、
安倍政権がそれを利用していたつもりの様だろうが現在は足を抜けずずぶずぶになっている様だ、
確かに安倍政権は「明治170年」を掲げ、「教育勅語」の復活を強く標榜している、
しかし明治天皇の新政府が発表した「五か条のご誓文」の第一項は
広ク会議ヲ興シ 万機公論ニ決スベシ
広く会議を開いて、すべての政治は、世論に従い決定するべき)
である、
今の安倍政権はとても万機公論になっているとは思えない
最近になって「明治政府」は維新ではなく薩長土肥のクーデターだと言う意見も多い、
土佐と肥後は殆ど重席には入れられないで薩摩と長州が明治政府を牛耳った事は政府要人を見れは確かに分るが安倍晋三は長州の出だ
この時点から「万機公論」は兎も角「万世一系の天皇の国」と言う言い方をしたのだが実情は薩摩と長州が政治を牛耳ったわけだがそれは特に異常な形態とは言えない、
日本の長い歴史で天皇家が政治に口を出せたのは天智天皇まででその後は藤原政治から始まって何度かの天皇の反旗はあったが結局は敗戦憲法で言うまでもなく「象徴」でしかなかった、
「新憲法はアメリカの主導で作られた」と言うのも一理は有るだろうがそれは占領国家である以上しかたない、
しかし「象徴天皇」が日本の憲法にそぐわないと言うのは歴史的に見ても違う、
恐らくアメリカも天皇家に政治的権力は無いことぐらいは十分に承知の上であの憲法を提案したのだろう、
明治政府から開戦まで国民に施された洗脳も天皇の名前で開戦したとしてもその責任は帝国政府である事は十分に承知していて合衆国側が「戦争責任は天皇にある」として死刑判決を出せば日本国民の大半が勝算の無い反乱や自決になると言う恐れもあり
天皇家は象徴である事に敬意を表し、現人神ではなく日本の歴史的象徴であると結論を出したのだろう、
因みに「宗教論争」で日本には帰属する宗教はない。とする意見と「日本宗」と言うべき神道と言う考え方があり、自然に寄り添う神道はアニミズムの高度変化形態ともいえると言う意見もある
その中で天皇家はずっと日本の国家神として伊勢神宮を守るいわば神主的な存在であった
かと言って他の古代神を否定するものでは無くいわば代表的な存在であり、他の神々もその事に異論がある訳でもない
合議制であり株主代表の様な存在だが此れを右翼団体とそれを利用するべく安倍政権は神主を神その物にしたいらしい、
恐らくそれは頭の上がらない神ではなく祭りの時に担ぎ上げてお布施を強要する為のお神輿としか考えていないだろう、
出なければ「神国日本」の金を占領国のアメリカの言う通り国家予算の数年分で「放棄した戦力」に金を払う訳もあるまい、
確かに政治運営能力を他の党に求めるのは現実的ではないが今までなら与党内でもう少し自浄力が利いたはずなんだが
そろそろ安倍一党政権を修正しないとカタルシスが来そうな気がする