梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

正月は冥土の旅の一里塚

2018-12-20 10:25:19 | 雑記
「正月は冥土の旅の一里塚、目出度くもあれば目出度くも無し」一休禅師の句らしい
此処まで斜に構ええる気も無いがまあこの歳になれば納得する句だろう、
しかし人生100年と言われる時代、未だそこそこは生き延びるんだろうな
60になるころ会社を倒産させて借金をやっと返した生活では楽な訳も無い
せめて葬式代位は残そうとか入院騒ぎで子供に負担を掛けたくないとかを除くと殆ど使える小遣いは無い、
少しでも収入になれば、或いは老化防止にと仕事は続けているのだが中々、経費を差し引けば(やめた方が良いんじゃないか)言った程度だ、
日時の進むのはどんどん早くなる、光陰矢の如し、既に光陰は過ぎ去って季節は晩秋どころか初冬の域になって来た感もある、
壮年の頃は年金も強制的に納めさせられ、支える会社は同額を徴収されて零細企業はこの負担で倒産する所すらあった、
しかしその年金は運用する以外に保健施設と言う全く経営を無視した設備と機構に半分近くを食いつぶされて支給される年金はどんどんと減らされて共稼ぎだった我が家でも家賃を払ったら食費でかすかすだ、エンゲル係数は家賃を繰り入れなければ正確ではない。
しかし今の支えてくれるべき世代も大変だから仕方ないだろうが「老害」とまで言われるのも納得の出来ない話だ、
だからせめてい自立した年寄りで頑張るしかないのだが年々その体力は間違いなく下がって来る
先日バスで私に席を譲ろうと言った女性はこちらから見ると控えめに見ても60代後半だ
「大丈夫ですから」と断ったのだが(この人から見て立っているのが大変に見えるんだな)としみじみと考える事になった、
確か半年くらい前に同じ様な事が有りブログに書いたと思うがその時は若干腹が立ったのだが今回は素直に(自分が思うより相当年寄りに見えるんだな)と感じたものだった
頭は真っ白になって来たので歩くのも立つ姿勢も随分気を付けているのだが更に自覚する必要がある様だ、
今年もあと10日ばかり、そこで冒頭、目出度くもあれば目出度くも無しが・・・
まあ目出度くはないよな、同じ様に陽が落ちて同じ様に陽が昇る、家にいるのは夫婦だけだから誰かが来る訳も無い、
正月は新聞とTV位のものだよな、やれやれだ