梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

景気はずっと悪いよ、あんたらが何と言おうとも

2019-03-08 08:51:10 | 雑記
景気が下降局面に入ったと思料されると発表があった、
安倍政府が「歴代最長の景気拡大だ」といくら言われても実感はない、
厚労省の統計偽造が何年前からかわからないらしいがとりあえず直近の分だけでも少なくとも賃金ベースではマイナスになった月すらある
非正規が半数になってかつ賃金ベースでマイナス、そこに持ってきてこの春から生活基本物価が10%も上昇する、
当然消費は冷えて内需の増加は望むべくもない、これで消費増税など向かい風にほろをつけるようなものだ、
しかし一方で小学校の卒業式に10万をかけて和装袴を用意する、
その一方で給食がなければ子供の食事もままならない家庭も多くあり「子ども食堂」と言うボランティア組織がそのセーフティネットを担っている、
海外旅行は前年比二桁の上昇だが「10連休は日当が入らない、どうやって暮らしたらいいのだ」と言う家庭もある
貧富の差がだんだん酷くなってきているのに上のほうだけを抽出し更に偽造までして統計上景気は上昇していると言ったところで数字はつじつまが合わなくなるに決まっている、
景気は数年前からマイナス局面になっているというより「偽装されたプラス局面」でしかなかったのだろう、
貿易黒字は輸出産業にしか恩恵はもたらさない、この業界の利益は内部留保に廻り関係する下請けにはまわらず、安全弁として正規従業員の削減が今の歪んだ社会を増殖させている、
正規の低所得層と非正規層が7割を超えている社会で景気が回るわけもなかろう
それを輸出でカバーし胡坐をかいていた業界に輸出先のアメリカに不動産屋大統領が君臨し友好関係は経済の二の次と言い出した、
これで日本経済の拡大と言う数字は幻に代わる可能性が出てくるとおそらく日本は鍋底景気の再来になるかもしれない、
しかも赤字国債はとんでもない金額に膨れ上がり償還だけでも国費を圧迫してくる
団塊の世代はそこに落ちてしまう前に絶えてしまうだろうが残る日本社会は悲惨なことになりかねない、
まあ子供のいない総理大臣は子孫に残す希望は関係ないのかもしれない
半面、残す資産にあまり失着は無いかもしれないが、「金と地位を手に入れたら次は名誉」と言われる如く「歴史に安倍晋三の名前を」とでも思っているのかね
国民はだれもそんなことを思っちゃいない、それどころか本当にいい迷惑だ