特定秘密保護法はそれこそ「粛々と」多数決で押し通し、集団的自衛権もも武器輸出三原則も、国民世論もあらゆる方面の学識者の意見も全く聞く耳を持たず強引に突っ切ろうとしているがさすがに自民党内部や連立与党の公明党内部からも異論が出始めて来た、
なぜあそこまで人の意見を無視し続ける事が出来るのか、解散無しで任期を務めてもおそらく次の選挙はかなり厳しい状況になるだろうと言う事は安陪総理の取り巻きがどう言っても相当難しい事になる事が心配になったのか、無論そんな計算で安陪政治に異論を上げると言うのも情けない話だがそれでも現状の暴走よりはましだ、
武器輸出も国民総番号制も消費増税も今までの政府は国民の声をある程度は意識していたが今回は全く関係なさそうだ、その結果が政党に悪影響が出ても構わないと言う連中が居る、官僚と言う連中だ、民主党政権の時に事務方である官僚はあからさまに協力を拒否したと聞く、野田政権はその抵抗に全く無力で結局官僚の思う通りの政策をとり結果大敗を喫している、安陪政権の結末がどうなろうと各省庁の次官はずっと権力の座に座り続ける事が出来る、日本の官僚機構は一見公平に見えても実際はすべてと言っていいほど世襲制になっている、無論民主国家であり憲法で保障された職業の自由だがそこに至るまでのハードルは学歴に始まり、学閥や官僚閥で固められていてさらに経済格差から生まれる学歴格差が絶対的な地位を維持し続け、彼らの中に特権階級意識が綿々と続き国家は自分たちのものであり我々が居るから日本は成り立つと言う様な意識があるように思える、
随分前になるがNHKで国家公務員一級(今はないはずだが)の合格者にインタビューをしているところを見た事がある、確か東大を卒業しそのまま合格したと言う若者だったが満面の笑みで「一般市民の気持ちの分かる公務員になります」とのたまっていた、
つまり彼はこの時点で既に自分は「一般市民」では無かった、おそらく彼の親たちも高級官僚なんだろう、一般市民でなければ彼は一体何なんだ?おそらく官僚の殆んどがそうなんだろうと思わせるに十分なインタビューだった、
安陪信三氏は省庁に都合のよい法案を嬉々として押し通しているがおそらく傀儡使いは高笑いをしているだろう、官僚制度をなんとかしなければならないと言っても自らを縛る方など作るわけもない、
そこで考えた、日本では女性の地位が低いと世界から言われている、しかし私には日本の女性がその地位を得るためにどれだけの覚悟があるか疑問だった、画一的に「責任ある地位の半数は女性でなければならない」と言う様な意見はあまり現実的な意見ではないと思うが事官僚機構に関してはどのみち「知識と学歴」だけで地位を得られる世界だ、軍隊の職業軍人はいきなり将校になるが戦場では経験がものをいう、しかし官僚の世界はキャリアと言う試験の結果だけがものをいう世界のようだ、此処こそ「半数は女性でなければならない」としても実質的にさほど問題はあるまい、そして醜かいな男性社会を変革してくれる可能性があるような気がする、無論もっとおどろおどろしい世界になる可能性も十分にあるとはおもうが女性の地位公平化と言うには実にいい方法だと思う
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