高市早苗総務大臣は、2月8日の衆議院予算委員会で、野党議員の「憲法9条改正に反対する内容を相当の時間にわたって放送した場合、電波停止になる可能性があるか」との質問に対し、「放送局が政治的な公平性を欠く放送を繰り返し、行政指導しても全く改善されない場合、それに対して何の対応もしないと約束するわけにいかない」と述べ、政府が放送局に対し放送法4条違反を理由に電波法76条に基づいて電波停止を命じる可能性に言及した。そして、「政治的に公平」の意味として、「国論を二分する政治課題で一方の政治的見解を取り上げず、ことさらに他の見解のみを取り上げてそれを支持する内容を相当時間にわたり繰り返す番組を放送した場合」などと列挙した。また、菅官房長官や安倍総理も、この発言を「当然のこと」「問題ない」として是認している。”
2016年2月16日東京弁護士会の記事だ
一つの番組で安倍政治批判が大勢を占めた事に安倍総理の後ろ盾で高市総務大臣が電波管理法の担当大臣としている状況で「放送認可を取り消す」と宣った、
無論、野党も法曹界からも報道界からも大反発を受けた
当時総務省でこの様な圧力を掛けたという事が小西議員から指摘されたら高市大臣は「捏造だ」と発言し、小西議員から「捏造で無かったら大臣を辞めますか」と言われた高市大臣は「大臣も議員も辞めますよ」と啖呵を切った
しかし総務省としては「これは正式な内部文書である事は間違いないと思料されます」と答弁した、
高市大臣の回答は「正確ではない」に替わりやがてまた「自分はこんなことは言っていない」に替わった、
「捏造で無かったら辞める」筈だったよな、内容がどうのこうのではなく「捏造では無かったら」と言う事と「内容が違う(気に入らない)」では意味が違う
どっかで聞いた答弁とその後だ、高市議員の尊敬する「安倍元総理」の森学園問題だ
「妻の名前が出たら総理も議員も辞める」と記者団に啖呵を切ったがその後次々と安倍昭恵夫人の名前が出て本人も認める事態になった
しかし前言はまったく触れず「モリカケ問題」追及に移行した、
しかしである、総理は「妻の名前が出たら総理も議員も辞める」と公言していた筈だ
マスコミも野党も見事にスルーしていたがもう少しなんとかならなかったのか
面の皮の厚さは軍靴の底レベルだが今度はどうするのか
事の重大さは現在進行のモリカケとは違うが言論の自由、思想統制を含む大変な問題だ
時の総務相であった高市議員だけの問題ではなく後ろ盾だった安倍総理とその取り巻きの政治家が持っている政治信条と言うものが疑われる問題だ
政府を批判する報道機関は排除すると言うのは全体主義に近い
中国・ロシア・北朝鮮を彷彿させる、わが国で言えば戦前の特高警察や大本営による報道管制を思い起こさせる
戦争に勝てる日本と報道管制はあの時代前駆に見える
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます