梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

政治家こそ忖度は常套句、しかし言ったのは私ではないでは通らない

2018-03-21 12:59:57 | 雑記
前川前次官の公演に文科省から説明をする様にと詳細な質問文と日時を切って回答を求めたという報道があり、国家から教育現場に対する圧力で戦前の国家統制教育法を彷彿させ安倍政権になってから陰に表に出している強い日本方針に従った行為ではないかと問題になっているが、
更に報道で「自民党の池田佳隆衆院議員(比例東海)に見せ、池田氏の意見を参考に一部修正していたことが分かった。林芳正文科相が20日の記者会見で明らかにした。林氏によると、自民党の赤池誠章参院議員(比例)も、前川氏の講演について文科省に照会していた。」と言いう記事が出た、
結果は教育委員会か学校からか「問題ないと思料しています」と言う回答と「録音テープが有ったら提出を」と言う事にも「出来ません」と毅然と拒否された事で称賛に値する結果だった、
この二人の議員はいわゆる「安倍チルドレン」らしいがこの事自体は恐らく党幹部にお伺いを立てたものではあるまい、
「現役時代にやって来た事はすべて正直に話す、それが私の責任だ」と言う前川氏の発言に世論が注目する事を懸念しスタンドプレー的に行ったことだろうと思う、
それを手柄に安倍総理のお目見えよからんとしたのだろう、
此れこそ「忖度した」わけで今回の様に騒動になったとしてそれは幹部のあずかり知らぬこと、上手くゆけばご褒美にあずかると言うさもしい代議士根性だ、
しかし結果としては安倍政権の傷口を更に増やす結果になった、
城が攻められている時に裏口を開けて斬り込むつもりだったかもしれないが扉を開ければそこから矢玉が飛んでくる事くらい理解しなければならない、抜け駆けは戦闘を不利にすることは当然だ、
野党としてはここぞと責めたいところだが所詮城をとっても国を治める力量は有るまい、
自民党は城主の首を差し出すか、詰め腹を切らせて城はそのまま残ると言う処になるか、
しかし同じ様な事を続ければ「未だ野党よりまし」は「野党の方がまだまし」に変わる事もある事も肝に銘じてもらいたい

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ
奇しくも平家の滅亡は壇ノ浦、長門の国

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