梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

師走の明治神宮で

2010-12-21 10:09:25 | ぶらり
最近はすっかり東京で雪を見なくなった、田舎は元々雪の降らない所なのだが寒くなると霜が厚く降りる、冬に近くなり段々寒くなり、有る朝雨戸を開けると隣の家の屋根が真っ白に成っているのを見て(ああ、こんな景色だったな)と思った事がある。登校の途中で橋の欄干や稲を干すのに使うホダの竹の表面に厚く降りた霜を集めて玉を作って雪合戦ならぬ霜合戦をした、しかし東京に来たから余り霜を見ない、替わりに雪が降るので余り気にしていなかったがどうしてだろうな、気温だけではなくその他の条件も関係するのかも知れない、そう言えば余り氷も見ない、昔は有ったが基本的に表に水の入った物が無いせいかもしれないが田舎では川の淀み、溜池等に氷が張る、田圃の水に張った氷は結構頑丈で走り回っても割れる事は無いので滑って遊んだが調子に乗って池の氷に乗ったが割れてびしょ濡れになると言う奴が必ず毎冬何人か居た、教室に暖房は無いので登校途中だと一旦家に帰らないとならず親と先生の両方に怒られる事に成る。
数年前の良く晴れた日に明治神宮に散歩に行った、昼を廻って出掛けたので霜はもう無かったが日陰に入ると霜柱が残っていた、枯れ木の間に落葉が積もって葉の無くなった木立が長い影を落としていた、その芝生と木立の境付近に年配の男性が座って何か食べていたがその影も長く伸びて哀愁があると言うか、午後の夕陽を楽しんでいるのか印象に残った景色だった、





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