本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞した
世界各地で起きている戦争が終息の兆しはなく更に拡大している事を鑑みてと言う事もあるかもしれない
しかし、それ以前に「核兵器」の恐ろしさを身をもって体験し未だにその後遺症に苛まされている被爆者たちはこの世界で我が国だけが負っている悲惨な体験である
恐らくあの時点で全く必要のない大量虐殺が米ソ東西の局地戦争に躊躇させた事は確かでもある
が恐怖のバランスの下で維持している平和と言うものはとても「平和」と呼べるものではなく、万が一そのスイッチを手にした者が暴走したら忽ち地球という天体は数万年規模で星の死を招くことは多くの科学者も戦争のプロたちも充分に理解している、
愚かな均衡に掛かるバイアスはどんどん増大し世界は数十回全滅すると言う事は“原爆“の恐ろしさを広島と長崎の被害を自らの体験として日本人全員の思いとして世界に声をあげて行かなければならない
その思いが今回ノーベル平和賞として世界が認め称賛したと言う事を唯一の被爆者である日本人としては本当に喜ばしい事であり、これを励みに国民として「故意に依る被爆者」の「権利と責任」をもって核兵器の廃絶に寄与するべきである
しかし、自民党政府は核兵器廃絶条約の批准をしていないどころかオブザーバーとしてすら拒否している
あらゆる国から軍事予算を無くせば殆どの貧困者は無くなるだろう、
アメリカやフランス、イスラエルなどは軍需産業が国の収入の多くを占めている、然しそれは一部企業と結託した政治家の懐を潤すだけで多くの国民の生活にはなんの寄与もない
戦争の放棄を謳う憲法9条は理想的な宣言で有り、あらゆる国家がこの宣言をし、且つ尊守すれば世界は理想的になる、
「現実的でない理想主義」と言われても「理想だから追求し続ける」のだ、だから、「理想的」なのだから
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