梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

学士様、今ではどうなんだ?

2019-01-21 10:03:59 | 雑記
東大安田講堂事件から50年になるそうだ、
当時の学生と機動隊だった同年の人がコメントをしている記事があった、
当時自分は彼らより若干若年でルートセールスとして働いていた、
学生には学生の問題があり学校に不満と言うより許せない部分があり止むを得ない行動だったのだろう、
機動隊員と言うのは恐らく高校卒業で警察に入ったのだろうが学校の要請により排除すると言う仕事だった訳だが火炎瓶や投石で「命の危険を感じた」と言う、
中学を出てそのまま仕事についていた自分にとってはニュースとして知ったこの事件は世間知らずの自己満足位にしか思えなかった、
当時若者の大半は「金の卵」ともてはやされた中卒の集団就職組がほとんどで高度経済成長を支えてきた労働力だった、
しかし「金の卵」は卵を産み続けるブロイラーで建物の上で時の声を上げる雄鶏ではなくこの騒動を起こしている連中しか雄鶏にはなれない、
「止めてくれるなおっかさん」とか機動隊に「うちの子供はキャラメルが好きだから渡してください」と言う母親が報道されたのはやはり内心で「世間知らずの迷惑な」事件だと世間は見ていたと思う、
あれから50年文科省は変わったのか、学生は変わったのか、
東大は相変わらず官僚登竜門でその官僚は政治の要に座り国政を我が物、国民は自らの管理物としか思っているとしか思えない、
今回の厚生労働省の改竄は革新的犯罪である、
チェック機能のないブラックボックスの中で思い上がった行動は国民国政税金を自分達が管理し
思うが儘に出来るものと思っている事の証左だろう、
大学受験共通試験と言うもの(コロコロと呼び方が変わるので今は正確ではないかもしれないが)
でも不正、ミスが頻発している
見ている感じは合格が目的でその後の卒業に関してはおまけの様な感じがするのは私だけなんだろうか?
特に東大に関しては就学前から大変な努力と金が掛かるらしい、
無論それに見合った知的能力が必要なことも解るが能力が有っても経済力が無ければ入学試験すら覚束ない、
入学試験は全廃し毎学期の試験を厳しくし卒業試験を厳しくするのが「学業を修めた証明」と言う証書の意味が有る、
それもやはり経済的負担が大きいだろうから学業に関しては全て公的な補助で行う事が順当だろう、
生まれた境遇で教育を受けられないと言うのはあまりに前近代的だ、
これからの日本を支え、発展させるには今から生まれ育つ人々に託すしかないなら「金がある」だけの人間では世界に誇れる日本国は期待できない
自民党以外が政治を運営する能力は望めないが自民党の政治運営は政財官の権力拡大しか見えてこない、
自民党の自浄か野党の能力強化を望みたい

厚生省の犯罪

2019-01-15 10:32:19 | 雑記
厚生労働省の不祥事がまた起きた
今までの不祥事は一応「杜撰な」と言うレベルで犯意は無かった、
とは言え恐らく意図的だと思われる状況は想像できるものでデータが偏っていたとか
サンプルが意図的かどうか確定できないにしても政府に阿った結果になっていたのだが
今回の不祥事は明らかに意図的で改竄ソフトまであると言う
これは勤労に関しての基礎データであり其処から計算された失業手当金額が支出される
いつも思うのだが公官庁のおこした不祥事は一般企業なら罰則の有る行為だろう、
仮にそれが杜撰なと言う事でも企業が行ったとしたら税務監査で加算課税されるだけでは済まない
大体日本の官僚及び官庁と言うのは一般社会通念にはあり得ない
「大きな権利を持ちながら全く責任がない」と言う機関だ、
大きな影響の出る税金の使い道、多くの影響の出る許認可の一切を持ち、その影響の責任を個人的に担保しなければならないと言うのは酷かもしれない
しかしそれだけの責任があると言う事を自覚しているとは全く思えないだろう、
自分達が処理している数値がどういう意味を持っているのか真摯に謙虚に自覚して貰わないと我々は
彼らに何の影響も加える事が出来ない立場でありながらその影響は非常に多く被る事になる立場だ、
厚生省の時代、我々から集めた年金を湯水のごとく垂れ流し一般勤労者からすれば開いた口が塞がらない様な退職金を貰ってしかも天下りで悠々自適な連中に手の出しようもなく「年金が減ったので至急は半分に、開始は10年遅らせる」と言われても何もできない
此れは「違法では無かった」が年金の本来の目的外に使用し減少させたのは意図しようとしまいと「未必の故意」とも言える
が発覚した時点ではそれを行った連中はとうに定年でいない、
しかし今回の不祥事と言うのは明らかに故意である、故意と言う事は「犯意があった」訳で犯意が有れば犯罪だ、
組織として共有して「改竄ソフト」居たわけではないと言うのは普通の企業では通用しない、
企業自体の不法行為で商法上の或いは税制上の罰則が科される
此れをうやむやに済ませられない、三権分立を標榜するなら間違いなく裁判にかけて貰いたい
この事こそ「裁判官裁判」にしたいものだ
憲法改変問題以前に官僚制度に関する審査機関と罰則を強化して貰いたいものだ
今回の不祥事が総務省の指摘によると言うのは僥倖ではあるが会計監査院と言う組織があるのに
10年以上前から行われていた違法行為に見逃していたと言うのは機能していなかったと言う事は否めない
政府が官僚の人事権を持ってしまうと安倍政権のように国政全体を手中にしてしまうと言う弊害があるが官僚が政府に事務方としての仕事を人質に取って省庁に有利な法案をゴリ押ししていると言う事もあると言う、
全く利害が無い組織をどうすれば策定できるのだろうか、
その法律自体彼らの綱引きでのみ出来上がると言うなら庶民がどうすれば国民の為の政治が確立するのか、
政治問題を見聞きすると無力感に襲われるがそれも財政官の思うつぼか

映画の思い出・片岡千恵蔵

2019-01-08 09:09:04 | 昭和の頃
東映の俳優に片岡千恵蔵と言うスターが居た
あえて「スター」と言うに相応しい役者だと思う、
自分には「名優」と言うより「怪優」と言う方がぴったりくる感じがする、
ちょっと調べれば色々わかると思うがそれでは面白くないので記憶で行く、
記憶違いやカン違いは愛嬌と言う事でご容赦ください、
片岡千恵蔵と言えば先ず遠山の金さん、見るからにわかる刺青襦袢で片肌脱ぎと
息をのみ込んで吐き出す「おう、おうてめーらこの桜吹雪を見忘れたとは言わせねえ!」と言う台詞、
こいつがその後の遠山の金さんの原型になったんじゃないか、
正月オールスターでも大御所感が前面に押し出されたセンターだった、
着流しの浪人曲げもあった気がするが何だったか思い出さない、
口をへの字にして笑う独特の表情で目が笑って居た事は見た事も無かった気がする、
時代的に東千代之介の頃か?共演していた役者すら覚えていない位強烈な個性だった、
そしてもう一つ、現代劇でシリーズものだったのが「七つの顔を持つ男」
ストーリー的には色んな仕事の男は実は名探偵「多羅尾坂内」と言うお決まりのストーリーなんだが
どれも「片岡千恵蔵」以外の何物でもない、実に分りやすいのだがシリーズ化する位だから人気があったんだろう、
昭和30年代だったのだろうか、未だテレビの無い頃映画は娯楽の王様と言われていた時代、
お決まりのストーリーが安心して見て居られたのかもしれない
家庭の経済比率で言えば結構高かったのかもしれないが月に何度かは見に行っていた
時代劇の東映、アクションの日活(無茶苦茶な設定だったが)文芸の松竹、現代物の大映と住み分けをしていたがお互いに少しづつ他の領分も撮っていた、
丹下左膳は誰だったか、大友柳太郎だったか、あの時の角兵獅子は松島トモ子だった気がする、
白い一重に野ざらしを着流して左隻腕にびんぼう徳利と言ういでたちは何となく覚えている、
モノクロ時代のスクリーンには今思えば荒唐無稽だからこその世界があった
最近は時代劇は少なくなった、
超特急参勤交代を見たがそれなりに面白かったな
NHKが大河物として時代劇を流しているが「太閤記」以降はほとんど見ていない、
金を掛けて歴史考証をしてのものらしいが幾らそれが本当だとしてもやはり娯楽性を考えたらもう少し奇をてらうのは辞めてもらいたいもの、
話題のタレントで受け狙いも映画世代には見る気を無くす
まあ、「時代は変わる」から仕方ないのだが残念だね

大間の鮪

2019-01-06 13:26:01 | 雑記
大間の鮪が何と3億3千万で競り落とされたという、
獲った漁師も「桁が違っているんじゃないか!」と言う値段だ、
まあそれがセリだしそれでも良いと言う人が買ったのだから文句の言いようがないのだが
なんか違う気がする、
通常の一貫で計算すると包丁代を除いても3万近くになる計算だそうだ、
こうなると食べ物じゃないのじゃないか、
庶民がちょっと贅沢にマーケットで買う鮪はひとパックで千円を超えると手が出しにくい
そんな庶民が偶に手に入れる刺身は遠洋漁業で冷凍された物かその時に大量に取れた魚位になる
しかしご祝儀値段だとは言え一匹の取引価格が庶民平均の年収の80倍近くだ
これは恐らく鮪の平均価格を底上げする事になるだろう、
3億で競り落としても利益を度外視してと言う大判振舞が出来ると言う事はそれだけ利益があるのだろうが「利益をお客様に」還元すると言うならもっとほかの方法がないのか
回転ずしでささやかな散財をする庶民と3億2千万を宣伝効果と称して散在する経営者
「廻らない寿司」は庶民にはとても暖簾をくぐる勇気はない
しかしそれらの店はこの不景気風はどこ吹く風の様だ、
客単価は10万前後の店が悠々とやっていけると言う事はそういう客層も確実にある訳だ
一方で学費が払えないで進学できない子供の家庭がある、
高齢者の餓死もある、電気を止められて投資する高齢者もいる
子供食堂と言うNPO的な店が彼方此方に出来て来た、かなりの人達が限界生活という所に追い落とされている、
一匹の魚が限界生活者100人の一年を救う金額だ、
このニュースは明るい話題ではなく私を不快にさせる

2019年初書込み、しかし韓国は日本にどうしろと言うのかね

2019-01-03 11:02:08 | 雑記
年が開けた、と言っても特に変わった事は無し、
仕事も殆ど持ち越しで前進とも言えるが確定的に決まったわけでもない
まあ駄目という材料は出なかったので良しとするしかあるまい
大晦日も普段と同じ、二人分の鍋を作ってワインにブランディを垂らして飲む、
口が重くなったので焼酎を舐める、
結局いつもと同じ10時前には眠くなって自分は布団に入る
かみさんは「一人じゃ寂しいから」と言っているが布団に入らないだけで寝てしまう、
「もういいよ!」と言われながら布団に入ると結局間髪を入れずにかみさんも布団に入る、
元旦もいつもの休みとおんなじでジョナサンでモーニングをとって10時半ころ近くの天神さんに初詣をする、
今年は小吉だった、かみさんは中吉、この神社は吉が有るんだろうか?
あるとしたらどういう順番なんだろう、ネットで調べたら吉がある場合は中吉と小吉の間と言う所と
中吉と大吉の間と言う所が有るらしいが明治神宮は元々吉凶は書いてないそうだ、えてみたら吉凶以外見ていなかった、後で見直しておくか、
年末に韓国の軍艦が日本の哨戒機に火器管制レーダーを浴びせたと言う事件があった、
漫画から(参考・かわぐちかいじ空母いぶき)だが火器管制レーダーを照射する事は戦闘機では「ロックオン」と言って誘導ミサイルの
照準をロックしたと言う事だそうだ、
西部劇で言えば「先に抜いて銃口を向けた」訳でその場合は打ち殺しても正当防衛と言う事で「クイックドロウ」の場面だ、
言う事は色々変わる、最新の報道は「威嚇的低空飛行だ、謝罪しろ」だがP1と言うのは哨戒機だ、
領海侵犯を見つけるための「哨戒」を任務としているので武器は積んでいない筈だ、
Wikiで見たらすぐ分かるが韓国軍が機種の種別を知らなかったと言う事はあるまい、
その前は「火器管制レーダーは使っていない、遭難船を探すのに通常レーダーを使っていてカメラを向けただけだ」と言っていたが空自のビデオではすでに救難中だ、それこそ「通常レーダー」の必要な無い、
前後するが「神風特攻を想像させる」と言うが戦闘機や艦上爆撃機が戦闘中に攻撃手段を無くし且つ飛行不能に時に取る事で戦闘中でもなければ戦闘機でもない、
「人道的救助をしている」と言うコメントもあるがそれは認める、しかしだったら人道的見地で見守っている自衛隊機に火器管制照準を当てる事は日本には人道的措置は要らないと言う事になる、
しかしかの国は一体何をどうしたいのか理解不能だな、
慰安婦問題も世界でロビー活動が功をせいして色んな所に「少女像」を置いているが国交のある日本大使館前に文言を入れた像を置くと言う事は国際法上も違反している、
「過去を清算し将来に向けて」と国家間で取り交わした事を一方的に破棄するとしたら国家間の条約は全く意味をなさない、
「当時の公約は時の政府に重大な過誤がある」のは韓国国内の問題で無かった事には出来ない
国の元首が替わる度に前項は無かったと言うのならそれは国ではなく時の元首のものと言う事になる
日本憎しは歴史だから致し方ないが国家間の取り決めはそれらを包括したうえで国としてやって貰わなければなるまい、
国際的に孤立するのは何方か?
トランプもプーチンも習近平もどう生きても10年は続くまい、日本の安倍政権はもっと少ないだろうが、
各々、国家国民の下す評価はどう変わるか?2019から2020まで世界はどうなるのか、まあ個人的にどうなるのかの方が重要だがね
そう言えば昔「西暦225年」と言う曲が流行った事があるな、随分未来と言う設定だったが
もうそれ程残っていない、
2001年宇宙の旅と言う映画も既に経過し、手塚先生の未来も確か幾つか経過している筈だが
夢のような未来は未だ未だ来ていない、せめて生まれ落ちた境遇で将来が決まると言う様な時代は終わりにしたいものだ