保険証をマイナンバーカードに統一して現在の保健証は廃止すると決まったらしい、
東京新聞によると「特養の要介護4以上の場合は本人に管理能力が無いので施設が一括して預かって必要時に間違いのないように二人で取り出して使用している、
しかしマイナンバーカードになったら患者の個人情報が全部詰まった証明書を施設が預かると言う事になるのは責任が重すぎる」と言う意見が出ていると言う、
顔認証と暗証番号になるが当人が外出できず、痴呆の為に暗証番号を覚えておくことが困難な場合はそれも職員が預かるとなると確かに責任が重すぎる、
町医者と言われる規模の医院は「設備の費用が負担だし、手続きも面倒そうだから廃業する」と言う医院が増えてきている、特に高齢になって子供が継がなかった町医者は顕著の様だ、
これは厚生省が奨励している「掛かりつけの医者」を急激に減らす事になる
ある程度の規模の病院は今ですらかなり混雑しているのだが町医者が減ればそれらを吸収しなければならず更に集中する
今の大病院の殆どが初診患者は受け付けず町医者の紹介状が無ければ門前払いである
「マイナンバーカードは生活を便利にする」と言っているが逆に不便になってゆく
「セキュリティは万全」だった筈だがコンビニで住民票を取ったら赤の他人の住民票が発行されたと言う事が複数発生している、
世間から「マイナンバーカードの利便性」を聞くことは無く、取得した人の大半はマイナンポイントがきっかけであり、「運転免許書より多くなった」と言った時の取得動機は先に書いた「保険証の廃止」と言う脅しが原因だった、
どの報道を見ても聴いても欲しくて取得したと言う話は聞かない、飴と鞭に掛かった予算は兆に近い、いや超えているのか
なぜこんなに政府は前のめりなのか考えてみた、マイナンバーシステムは一体どの会社が受け持つのか、公募入札のはずだがいつやったのか、
恐らくインフラ並になり且つ究極のセキュリティが要求され、なおかつ半永久的にその企業が受け持つ事になる、
随契で決まっているとすれば延延とこれから税金が流れ込む企業と言う事になるだろう
政府とこの企業の図式が見えるではないか、
脅してもすかしてもこれはやらなければならない、憲法の解釈を変えて、更に憲法そのものも変えたい、その為には個人情報の絶対把握は重要だ、
インフラも金融システムも身分証明もこのシステムが把握していて何時でも侵入し意図的な操作が出来る、
それが目的ではないのか、特定秘密保護法は「特定だから内容も秘密」だと言う
公文書開示も全文黒塗りで秘密文書である、アメリカでは「30年たったら公文書は全て開示」だと言う、
ヨーロッパ諸国は「原則開示」の国が多い、自由民権運動は大正ロマンではなく現代こそ必要だ、
自由民主党とは「国民が主で自由は保障される党」ではなく「国民の主」であり「自由勝手に国を運勢する」党だと言う事か、