波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「息子にとって夏休みの一番の思い出は『キーボード購入』」・・・だよね?

2017-09-01 23:26:00 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

全国のほとんどの学生と同じく、今日、息子は夏休みを終えて2学期の始業式を迎えました。
実質50日間と言う恵まれた長い休みを、息子は目一杯満喫していましたね。

まず、中2のこの夏から部活では主力メンバーとなりました。
一つ上の中3は、夏休み前の大会を最後に中学のチームを卒業し、高校のチームに合流となります。

その上、同学年の部員は6人しかおらず、新入生の6人を加えても全部で12人・・・

ご存じのように、サッカーは1チーム11名・・・
試合で体調を崩したり怪我をするメンバーも出ることを考えると、12人は最小限度の人数かなと思います。

ちょうど夏休み中に主力となって初めての大会もあり、
中3が抜けてからは「試合も練習も休むなよ」が同学年6人の間の共通認識・・・
良くも悪くも、一人も欠けられないことがメンバー全員の頑張るモチベーションとなっているようです。

今年の夏は異例の雨続きで、練習後は汗と泥と雨でグショグショの臭いユニホームを
毎日のように洗濯しなければならない私にとっても試練でしたが、
大会後の合宿も含めてよく頑張り、この夏で少しは逞しくなったように感じます。

まあ、実力は人数からお察しの通り弱小チームですが、人数が少ないからこその結束力を高めて、
少しでも上を目指してくれることを願っています。

また、部活の合間に友達と色々な遊びも熱心にやっていましたが、夏休みならではの遊びも大事なこと・・・
そうした中で、私としては「キーボード購入」を息子にとっての「夏休みの一番の思い出」にランク付けたい。

夏休み前に、息子は軽音楽部との兼部を決め、友達5人でバンドを結成しました。
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの編成で、息子はキーボード担当・・・

「キーボードがないと活動出来ないから、夏休み中によろしくね!」・・・いとも簡単に言う息子に、
コノヤロ・・・と思いつつも、音楽好きの私としてもバンドを応援したい気持ちも強く、
せっせとキーボードの情報収集を行う日々・・・

色々と調べた結果、バンド初心者として最小限必要な機能があり、持ち運びにも便利な大きさと重量で、
但し音は本格的・・・キータッチもピアノに近いと言うことで、ヤマハの「ピアジェーロ」を購入・・・
備品類も含めて割と手頃な価格に納めることが出来ました。

これが家の中では何とも言えない存在感を発揮し、ミニスタジオのような雰囲気を作ってくれています。

ピアノは音が響くため「弾くのは、朝9時~夜7時まで」と言うルールにしていますが、
音を出さずに弾けるキーボードのお陰で、時間に関係なくピアノの練習が出来ると言う副産物も付いて来ました。

新生のサッカーチームも、生まれたばかりのバンドも・・・
これから少しでも「ものになる」ことを期待しつつ見守って行きたいと思います。

2017年9月1日


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「傷だらけで迎えた『14歳の誕生日』」~走っている最中に自転車にぶつかられ・・・

2017-05-05 18:12:31 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

今日は「端午の節句」・・・子供が小さい頃は兜飾りなどを出していましたが、
もう中学生・・・部活で終日不在のため飾りを出すこともなく、ごく普通の休日でした。

5月2日に息子は14歳の誕生日を迎えました。
アッピアが他界した時は10歳だったので、あれから随分成長したものだなあと感慨深い思いです。

誕生日がゴールデンウィークとセットのため、毎年「バースデーウィーク」と言う気分なのですが、
今年は息子にとっては散々な誕生日となりました。

今年になってから、息子は部活のための自主トレらしく毎日欠かさず自宅近辺を走っています。
平日は帰宅後の夕方、休日は朝と夕方の2回・・・

誕生日2日前の日曜日の朝、やはり走りに出て「なかなか頑張ってるな・・・」と思っていた矢先に、
「自転車にぶつかられた・・・」と、情けない声で帰って来ました。

見ると、肘と膝から血を流し、腕と脚の数カ所に擦り傷が・・・
歩道を走っている最中に、スピードを出している自転車にいきなり後ろからぶつかられて、
そのまま勢いよくすっころんだようです。

☆「普通に歩道を走っていて、いきなり後ろからぶつかられたの?」
★「そう・・・ぶつかられたって言うか、轢かれた感じ・・・」
☆「かなりの傷だけど、ころんだ怪我?それで、ぶつけた相手の人はどういう人で、その人はどうしたの?」
★「多分大学生くらいの男の人で『ごめんね。本当にゴメンね。』って何度も謝ってそのまま行った・・・」
☆「そのまま行ったって・・・そんなに怪我してるのに、謝るだけで何もせずに行ったの?」
★「俺が『大丈夫、大丈夫』って言ったから・・・」
☆「いくら『大丈夫』って言っても、怪我している位見れば分かるだろう・・・」
 「もしも治療費がかかるような怪我だったらどうする・・・」
「何かあった時のために、せめて連絡先くらい聞かなきゃ・・・」

・・・と矢継ぎ早に言ったものの、突然の出来事に本人もどうしていいか分からないだろうし、
中学生が予期せぬ事態に的確な行動を取れるかと言うと、実際かなり難しい・・・
自宅近辺を走る位だとスマホも持っていないので、親に連絡も出来ないし・・・

結局、肘の怪我が一番酷く、数日間テーピングをしていましたが、やっと傷口も乾いてきました。

それにしても、大学生位なら、自分が怪我をさせた相手の応急処置くらいしろよ・・・
相手が少年なんだから、その場で処置できなければ家まで一緒に行くとか・・・
「大丈夫」・・・って言われてそのまま放って行くか・・・?

私は、無責任な相手にしばらく怒りが収まりませんでしたが、最近よく耳にする「自転車事故」・・・
自分も突然どちら側の立場にもなり得る訳で、交通ルールを守ることの大切さを実感したのと、
事故が起きた時にどういう行動を取るべきか・・・改めて考えさせられました。

「こどもの日」・・・誕生日と共に祝いながら、今年は子供の安全も考える日となりました。

2017年5月5日 アッピア夫


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初めての1年間の中学校生活を終えて(付録:「カステラスモア」のレシピ)

2017-03-25 00:00:36 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

息子は、2日前に終業式を迎え、初めての中学生活であった1年間を無事に終えました。
ずっと「クラス替えしたくない」「最高のクラス」と言い続けていたクラスもついに解散となりました。

学校のクラスって、余程小さな学校でもない限り1年限定なので確かに切ないですね。
因みに、私の育った小学校はその「余程小さな学校」で、4年生までは1クラスしかありませんでした。

5年生になる時に、少し人数が増えて2クラスに分かれることになりました。
その時は、まるで「卒業」かと思うくらい「別れたくない」と皆が大泣きした思い出があります。
2クラスに分かれても休憩時間は合体していたので、結局全然変わらなかったのですが・・・

小学校の時のように、1年間の作品をどっと持ち帰ると言うのはなくなりましたが、
「通知表」「ポートフォリオ」「YEAR BOOK」「社外研修の発表冊子」を持ち帰りました。

「通知表」は、科目ごとに100点法の評価点で表されていて、
テスト、提出物、意欲・・・諸々を含めて各科目ごとに評定基準があり、1点刻みでしっかり評定されます。

私の学生時代はいわゆる5段階評価で、各段階ごとに人数基準があり他人との比較による「相対評価」でした。
それに対して、100点法は個別評価である「絶対評価」となります。

「ポートフォリオ」と言うのは、色々な意味で使われますが、
息子の学校では「その人の個性・才能、自己の成長記録」のような意味合いで使われています。

2年間で1冊になっており、学習以外でどういう活動をしたか、何に取り組んだか、その結果どうだったか・・・
などを表したもので、随分と生徒の評価の仕方も時代と共に変化したものだなと考えさせられます。

「YEAR BOOK」は、生徒会を中心に生徒自身がまとめた1年間の記録冊子で、
学年毎の各クラスの紹介、行事の紹介、部活・委員会の紹介、各方面で活躍した生徒の紹介など青春の1冊です。
クラス毎に書き方の個性があってなかなか面白い・・・

さて、息子はこの1年どれくらい成長したか・・・
学校はさておき、家庭では息子が休みの日はお昼を用意しなくて良くなりました。基本的に自分で作ってくれます。
ただ、まだまだ発展途上で笑える話がたくさんあるのですが、全部書き切れないのでその一部を紹介・・・

★「最近、チャーハン作っても美味しくないんだけど・・・」
☆「因みに、どういう風に作ってるの?」
★「まず具材を炒めて、次にご飯を入れて、最後に卵を入れて・・・」
☆「ちょっと待った!それ完全に逆だよ。まず卵、次にご飯、最後に具材・・・」
★「あれ、いつの間に逆になったんだろ?」

完全に休みの日にしか作らないので、久し振りに作るとこんな感じです。
それ以外の成長としては、前回書いたように初めてスイーツを作ったこと・・・
約束通り、先週末に作って食べましたが、簡単なのにビックリするくらい美味しかったです。

・・・と言うことで、最後に息子が作ってくれた「カステラスモア」の作り方を紹介します。

【「カステラスモア」の作り方】

<材料>10等分に小分けしたカステラ、マシュマロ、板チョコ(これだけ・・・)

① 板チョコをレンジで溶かす
② 10等分に小分けしたカステラを縦半分に切る
③ 半分のカステラにマシュマロを乗っけてオーブントースターで約2分
(マシュマロにうっすらと色がつくくらいで充分)
④ もう片方のカステラを乗せてマシュマロをつぶす
⑤ それを溶かしたチョコにつけて食べる(チョコを固めたい場合は、しばらく冷蔵庫で冷やす)

すぐに食べると、片方のカステラが温かく、もう一方は冷たいというアンバランスな感触が不思議に楽しい!
簡単なので、宜しければお試しください。

2017年3月24日 アッピア夫


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これからの男子に必要なのは「女子力」?~「ホワイトデー」に手作りスイーツ

2017-03-17 22:58:54 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

今週は「ホワイトデー」でしたね。
息子は、「バレンタインデー」のお返しに、男子3人で集まってスイーツを手作りしました。

最近は、男子もお菓子を作るんですね・・・と言うよりも珍しくもないのでしょうか?
「バレンタインデー」に続いて、またまた時代の変化を強烈に感じさせられました。

息子は、前々から「ホワイトデー」には、「自分でお菓子を作るんだ」と言っていましたが、
3歳くらいの頃に幼なじみ家族と一緒にクッキー作りをした程度しかなかったため
いざ近づいて来たら「結局何か買って来るんだろう」と思っていました。

「ホワイトデー」当日まで、期末テスト期間だったので、学校が休みであった次の日に、
手作りスイーツが得意な(・・・らしい)男子の家に3人で集結し、
それぞれが思い思いのものを作ったようです

もちろん、全てを自分たちだけで出来る訳ではないので、
その家のお母さんに手伝ってもらいながらの作業だったようですが・・・

息子が作ったのは、マシュマロを両側からカステラで挟み、オーブンで焼いてマシュマロをトロトロにし、
それを溶かしたチョコレートにくぐらせて冷やしたもので、「カステラスモア」と言うらしいです。

「なかなかいいのが作れた」・・・と満足感いっぱいで帰って来ましたが、
人数分しかなかったため、私は眺めるだけで一口も食べることが出来ませんでした。

「お父さんは、見ただけで全然食べてないぞ!」
「もう一人でも完璧に作れるんだろ!」
「今度はお父さんに作ってあげようって言う気持ちがあったら、材料は用意しとくよ・・・」

散々言ったら、この週末に作ってくれることになりました。
ちょっと卑しい感じですが、なぜこんなに食べたいかと言うと理由は簡単・・・
見ただけで食べられないのは面白くないから。
「パン食い競争」で、パンを一口も食べられなかった気持ち・・・って言えば分かってもらえるでしょうか?

因みに「パン食い競争」って言っても今どきの子は何のことか分からないでしょうね。
息子に知っているか訊いてみると、「聞いたことはあるけど見たことない」だと・・・

私の子供の頃の身近なスイーツと言えば「メロンパン」・・・これをかじるのが至福の時でした。
ケーキなんて誕生日かクリスマス位しか食べられなかったですからね。

この週末は、息子の手作りスイーツを賞味します。
まあ、味はお楽しみと言うことで・・・

2017年3月17日 アッピア夫


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「LINE」の論争から感じる息子の成長

2017-03-10 23:46:52 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

去年の3月にブログを復活して以来、何とか1年続けて来られました。
気がついたら1年経っていた・・・という感じですが、
自分のブログはさて置き、今でもアッピアのブログが良く見られていることに感謝しています。

さて、アッピアが亡くなって半年後に小学校5年生になった息子は、
突然反抗期に突入すると同時に様々な変化があり、学校でも何度かトラブルを起こしました。

今では、「俺あの時、何であんな風になったんだろう?」と本人も不思議がっているのですが、
一番多かったトラブルは、友達との「口論」・・・と言うよりも一方的な「口撃」でした。
先生から何度か連絡を受けましたが、いつも言われたのは以下のようなものでした。

「〇〇〇君の言っていることは正しいのですが、言葉に棘があります。」
「言い方がきついので、相手を傷つけます。」

言っていることは間違っていないものの、投げかける言葉がきつく、言葉で相手を泣かしてしまうのですね。

「正しいことを言うのは問題ないし、言いたいことは言えばいい。だけど言い方に気をつけようよ。」
「人の受け取り方は様々・・・そういうことを考えて言わないと、時には言葉も暴力になるよ。」
・・・何度かそう言う話をしましたね。

6年生になり、すっかり反抗期から脱した息子は、その後家でも学校でも普通に戻り、
今では、初めての中学校生活を存分に楽しみ、家でも良く話をしてくれます。
ただ、正義感の強さと負けん気の強さは元来の性格でもあるので、今でもちょくちょく顔を出します。

私は、息子のスマホは一切チェックしないのですが、最近、息子から「ちょっとこれ見て」と言われました。
それは、延々と続く同級生との「LINEの論争」でした。

「借りた物は返すのは当たり前のことだろ!」
「出来ないんだったら、なぜ出来ないのかちゃんと説明しろよ!」
「返して貰えない〇〇がどういう気持ちでいるか分かってないだろ!」

どうやら、同級生間でのスマホゲームのアカウントの貸し借りの問題のようです。
私はゲームをやらないため詳しくは分からないのですが、ゲームをやる権利みたいなもので、
ある男子がある女子からそのアカウントを借りっぱなしで、ずっとそのゲームをやっている。

「12月には返す」と約束していたにも関わらず、なんだかんだ理由をつけて先延ばしにしている
・・・当然貸した女子は返して貰いたいもらいたいものの、どうしていいか分からず困っている。

そう言うことを平気でやることを許せない息子は、その男子に返させるべく論争している訳ですね。
相手は何だかんだ言い訳したり、はぐらかそうとしているのですが、
「それは分かるけど・・・」と言うようなコメントが返ってくると、
「分かってくれて有難う」と返すなど、決して感情的にはならず冷静に「論争」しています。

小学校の時と比べると、随分言い方が成長したものです。
自分でもそれを感じているので、「どう、上手く言いたいことを言っているでしょ!」
・・・と言いたいのでしょうね。

私も中学生の頃は、同級生と口論や時には取っ組み合いの喧嘩も含めてよくやりましたが、
そうやって人と真剣にぶつかり合いながら、人との接し方を学んだように思います。

暴力はいけませんが、若い時の喧嘩は人を成長させてくれる
・・・喧嘩から学ぶことは多いと私は思っています。

2017年3月17日 アッピア夫


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「ついに最年長、そして唯一の男子に」~7回目のピアノ発表会

2016-10-07 20:58:30 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

この日曜日、息子の7回目の「ピアノ発表会」がありました。小学1年生から今の先生に習い始めて7年目・・・ついに生徒の中では最年長となり、しかも男子は一人だけとなってしまいました。

ピアノを習っていた小学生も中学生になると部活などが忙しくなり、ピアノレッスンから卒業していく子が増えてきます。もっと本格的なレッスンに移って行く子も中にはいるのかも知れませんが・・・いずれにしても、男子は年齢が上がると共に確実に減って行きます。

以前は、先生の自宅マンションに通っていたのですが、2年ほど前からマンション内でピアノ教室をすることが難しくなり、今は出張レッスンとなっています。最近は、保育園や幼稚園の子供の声も騒音として敬遠される時代・・・つくづく音に対して敏感な時代になって来たなと感じます。

私が子供の頃は、ピアノと言うと出張レッスンが普通だったように思いますが、今は出張レッスンを嫌がる家庭も多いと聞きます。先生が家に来るとなるとそれなりに家を綺麗にしておかないといけないので、親の負担も大きいのでしょう。

我が家も例外ではなく、レッスンの前日は息子に号令をかけて片付けをしたり、夜中に掃除機をかけたり、どうしても前日に出来ない日は、当日の朝に超特急で掃除機をかけることもありました。ある意味、それが掃除機をかけることのモチベーションになっていました。今は、掃除を委託しているのでそう言うことからも解放されましたが・・・

ピアノの話に戻り、生徒が20人位いた頃は、発表会も一人あたりソロと連弾の2曲でしたが、今年は半分の10人でしたので、それぞれソロで3曲ずつ弾くことが出来ました。息子の場合、2曲はクラシックでしたが、後の1曲は「いきものがかりの『ワンゴール』」・・・息子が先生にお願いをして弾くことになった大好きな曲です。

ピアノレッスンを受けている子供は、余程好きな子は別にして、多かれ少なかれ続けるかどうかの微妙な時期が必ずあると思います。息子も一度だけ危機がありました。レッスンの合間に自宅で教えていたアッピアが他界してからは、ピアノに向かう時間も自然と減り、ちょうどその時期にJ-POPに興味を持つようになって来ると、「クラシックは好きじゃない。ピアノはもうつまらない。」と言い始めました。

ただでさえ、ピアノの前にじっと座っているのが苦手な男子・・・成長と共にピアノから離れていくのも自然なことかも知れませんね・・・私は、母親の干渉や押しつけが強かった影響で強制されることが大嫌いです。息子にも「何事においても強制はしない」ことを誓っています。息子が「つまらない」と言い始めたタイミングで、「通常のレッスン曲以外に、本人が弾きたい曲も弾かせて欲しい」と先生にお願いしました。快く受け入れてくれた先生は、その時に息子が大好きだった嵐の曲を色々と弾かせてくれ、そのお陰で「好きな曲をピアノで弾けるのは楽しい」と、すっかり気持ちが戻りました。

今では、発表会でもJ-POPを弾かせてくれるようになり、今はまた生活の一部としてピアノを楽しんでいます。そうやって危機を脱した息子は、最近になってクラシックの面白さにも気づき初めています。J-POPではなく、クラシック曲で「今度の発表会ではこの曲を弾いてみたい。カッコいい。」と・・・

「いかに楽しむか」・・・長く続けるためにはそれしかありませんね。

2016年10月7日 アッピア夫


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「ついに息子に敗れる時が来た」~たかが〇〇〇〇〇ですが・・・

2016-09-30 22:47:35 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

ついにこの時が来てしまいました。息子に敗れる時が・・・「いったい何が?」と言うと、女性の方には理解しがたいかも知れませんが・・・それは「ウ・デ・ズ・モ・ウ」

スポーツ選手は別にして、女性が腕相撲をするところはあまり見たことがありませんし、普段の生活では本当にやらないんだろうと思います。それに比べて、男はいったい一生に何回くらい腕相撲をするか?・・・正解は「数え切れないくらい」・・・

私が中~高校生の頃は、休み時間に男子が集まると意味もなく腕相撲が始まります。本当に何の意味もないのです。誰かの「やろうぜ!」の合図で何となく始まるのですが、その内に勝ち抜き戦となり、どんどん熱を帯びて盛り上がります。それは、大学生になっても社会人になってからも、体力が落ちてくる「おじさん」になるまで続きます。

「男ってやっぱり単純・・・」と思う人もいるかも知れませんが、本能的に「力比べ」が好きなんでしょうね。息子も学校で良くやっているようなのですが、昔と違うのは女子も参加していること・・・しかも、クラスで2番目に強いのが女子で、息子は自称3番目のよう・・・ジェンダーレスの「今時の時代」ですね。

息子は半年に1回位「腕相撲やろう!」と言って来ます。小学校低学年の頃からずっとやって来ましたが、今回初めて右腕が負けました・・・そして息子の「やってやった感」タップリの嬉しそうな顔。かろうじて左腕は勝ちましたが、両腕とも勝てなくなるのももう時間の問題・・・

私は、毎朝出かける前に柔軟体操的にストレッチをやります。10分程度ですが、若い頃からずっとやっていて完全に習慣化しています。

息子もその影響からか、小学校高学年の頃からストレッチの真似事をやるようになりました。今は、部活のためのトレーニングもあり、毎日腹筋運動を300回やっています。普通にやったら300回も出来る訳がないのですが、足を固定し上半身が宙に浮いた状態で腕を頭の上に真っ直ぐ伸ばし、早送り的な動きで上体起こしをやっています・・・これでイメージ出来るかな?

「どこでそのトレーニングを知ったの?」と訊いたら「自分で考えた」とのこと。そのトレーニングが理にかなっているのかどうかは別にして、本人は毎日満足してやっています。

この夏に、アッピアの身長を抜いて成長し続ける息子の身体は、もうローティーンの身体ではなく、筋肉質で逞しくなって来ました。アッピアが亡くなった頃、息子の気を紛らわせようと暇を見つけては、公園でサッカーをやっていたのを懐かしく思い出しますが、息子の方が先にへばって地べたに寝そべっていたのももう遠い昔のこととなりました。

友人で、「子供と取っ組み合いの喧嘩をやって『もう勝てない』と思った瞬間に、子離れする時期だと感じた」と語っていたのを思い出しますが、子供と取っ組み合いをする友人の凄さにも感心しつつ、正に父親と成長する息子との関係性ですね。

私もそう遠くない内に、体力だけでなく色々なことが勝てない日が来るような気がしています。せめて、口だけでも負けないように磨いておくか・・・

2016年9月30日 アッピア夫


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「夏休みの巧妙な遊びの計画」~その巧妙さに感心しきり・・・

2016-07-23 00:36:46 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

息子の初めての中学校生活も無事に1学期を終え、久しぶりの長い夏休みに突入しました。塾で2年前は10日、昨年は2日しかなかった実質的な夏休みも今年はたっぷりあり、今は遊びの計画を立てるのが楽しくてたまらない様子・・・後半はボーイスカウトのキャンプやサッカー部の合宿があるので、友達との遊びは前半勝負のようです。

受験を終えて小学校の友達と遊び回っていた2月の終わり頃、塾の関連で、現役の大学生が新中学生に向けてアドバイスをくれるイベントに参加しました。そこでの質問コーナーで息子が訪ねた唯一の質問が、「どうやったら新しい友達を作れますか?」

当時は、毎日のように楽しく遊びながらも、4月からの未知の中学校生活に不安でいっぱいだったんですね。同じ小学校からそのまま進学する地元の学校ではなく、ほとんど知っている人がいない世界なので、こちらの想像以上に不安を抱えていることに気づかされました。

その息子も1学期を終えた今ではすっかりクラスに打ち解け、学校が楽しくて仕方ない様子。学校に行く時間がどんどん早くなり、今ではクラス一番乗りだとか・・・それ程楽しいと言うことなのでしょう。

定期テストを終えて先週から半分夏休み状態だったので、既に映画を観に行ったり、カラオケ行ったり、遊園地に行ったり・・・入学後からしっかり貯めていたお小遣いをここぞとばかりに使っています。それでも、本人的には出来るだけお昼代などは安く抑える工夫はしているようですが・・・

私が中学生の頃の夏休みはほぼ毎日が部活だったように思うのですが、来週は顧問の先生の新婚旅行のため部活は休み・・・8月も部活は週に2日位・・・最近はどこの学校もそうなのか、私立だからなのか分かりませんが、我々の頃よりも明らかに自由で羨ましい限りです。

遊びに行く計画も実に巧妙に作っています。親が好みそうな場所と自分たちがやりたいことを上手に組み合わせているんですね。二日前に遊びに行った内容はこんな感じ・・・午前は上野の国立科学博物館(ここは高校生以下は無料)、それからお昼を食べて、ゲーセンに行って最後はカラオケ・・・

これが、ゲーセンに行ってカラオケと言う計画であれば、どこの親もいい顔はしないでしょう・・・しかも遊びに行く時は「国立科学博物館に行く」としか言わない・・・帰って来ると「博物館のついでにゲーセンとカラオケにも行った」・・・こちらも「ついでにが本番だろう!」というのはお見通しではありますが・・・

何はともあれ、久し振りにたっぷり楽しめる夏休み・・・いっぱい遊んで、少しは勉強もして、夏休みしか出来ない貴重な体験と社会勉強をたくさんしてくれればいいと思っています。

「但し、お金だけは限りがあるからね!」

2016年7月22日 アッピア夫


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自分も息子も大満足の「クロスバイク」購入~兼用できるようになったお陰

2016-06-11 00:11:09 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

延び延びになっていた息子の自転車の買い換えが、やっと実現しました。今まで乗っていた自転車の購入が小学校3年生になる前の春休みですので、5年振りの自転車買い換えとなりました。小さなタイヤにサドルを精一杯伸ばしてまあ良くここまで乗った(・・・乗らせた?)ものです。

しかも、今回は初めて自転車専門通販サイトを通じて購入。「自転車はやっぱり実際に乗ってみなければ・・・」との思いもありましたが、そのサイトのオリジナルブランドとしてカスタマイズされた自転車に一目ぼれし、息子にもうまーく賛同させ兼用として無事に購入・・・と相成りました。

実は、私は自転車が大好きです。車は息子が小学校に上がるのと同時に手放しましたし、バイクは若い時に憧れましたが、親を含めた親族一同の猛烈な反対に遭い諦めました。私が高校生の時に、小さい頃から良く面倒を見てもらっていた近所の兄ちゃんが、バイクを買ってもらったその日に、家族の目の前で電柱に激突し亡くなったことがありました。そういうことがあると、強い反対に遭うのも無理がないですね。

考えてみると、自転車だけは幼稚園の頃から今に至るまでずっと乗り続けている乗り物です・・・だからこそこだわりたいんですね。私が子供の頃の自転車はとにかく派手でした。これでもか・・・と言う位装備やライトがゴチャゴチャ付いていて、ライトが点滅しながら左右に流れてウインカーになるのがカッコ良かった・・・

中学生になると、まるで自動車のシフトレバーのような変速機が付いていたり、「24段変速」と言うどう考えてもそんなに必要ないだろうと思うような機能やスピードメーターまで付いていたり・・・今思うと滑稽ですが、それはそれで乗っていて楽しかったです。

その後、社会人になった私は「マウンテンバイク」にのめり込むようになります。最初は、近くの小高い山で勝手にやっていたのですが、オリンピック競技に採用されてからは、近くに練習場もでき、そこに通い始めると徐々に仲間も増えて行きました。自転車で山道を駆け下りるのは本当に気持ちがいいものです。転ぶと怪我したり骨を折ったりと危険な面もありますが・・・

結局、「マウンテンバイク」にのめり込み過ぎた私は、膝の使い過ぎで半月板を損傷し手術を受け、医者から禁止令が出たため、止む無くスポーツとしての「マウンテンバイク」を卒業することとなりました。それでも、愛用の「マウンテンバイク」は手放せず、今でも普段使いで使い続けています。

ここ最近のスポーツサイクルの主流は完全に「クロスバイク」となりましたね。マウンテンバイクと競技用ロードレーサーの中間タイプですが、私は「クロスバイク」も欲しいと思い始めていました。そこで、中学生になってからアッピアのママチャリを使っていたものの重たさや扱いにくさに不満を感じていた息子に、ここぞとばかりに「クロスバイク」の良さをアピールし始めました。最初は「やっぱりカゴが付いていない自転車は嫌だ」と言い張っていた息子ですが、カゴの代わりにちょっとした荷物を括り付けられるシンプルなフロントキャリアをつけることで、無事に交渉成立・・・

届いたクロスバイクはイメージ以上に良かったので私は大満足・・・また、あれだけママチャリ(今はシティバイクと言うようですが)にこだわっていた息子も実際に乗ってみると、その軽さや快適さにすっかり虜になり、今は「友達に自慢して来る」と言いながら自転車で出かけるまでになりました。

「これは大人用だから、お父さんと兼用だよ・・・」これで、私は念願のマウンテンバイクとクロスバイクの両方を楽しめるようになりました。

メデタシ、メデタシ・・・

2016年6月10日 アッピア夫


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「LINEで友達100人できるかな?」~しかもたったの1カ月で

2016-04-22 23:30:43 | 息子の成長
☆アッピア夫です。息子の中学入学祝いで買ったスマホは、今やすっかり息子の相棒に・・・毎日スマホで音楽を聴きながら通学し、授業の合間の休み時間には皆でスマホをいじり、帰りは空いた電車でゲーム三昧。夜8時以降の使用を禁止しているので、時間ギリギリまでスマホにドップリ浸っています。

中学生にとってスマホがいいか悪いかの判断は難しいところですが、LINEが今の子供たちのメインのコミュニケーションツールになっていることだけは確か・・・初のクラス保護者懇談会で、あるお母さんから「皆さん、スマホを買い与えていますか?」との質問。担任の先生の「買われた方どれ位いらっしゃいますか?」に挙がった手はだいたい8割位。「そんなにいるんだ・・・」と少しビックリしつつも、何だかんだ言っても今の中学入学祝いの筆頭はスマホなんですね。

スマホを持ってからの息子のLINE友達は今や80人を超える数に・・・しかもグループは何と11グループも。買ってまだ1カ月しか経っていないのに・・・これじゃあ100人を超えるのも時間の問題でしょうね。子供の時に「友達100人できるかな?」と言う歌を聴いて「そんなにいたら忙しくて大変だからいらない」と思ったことを覚えていますが、LINEであればそれが簡単に出来てしまう・・・これがfacebookだったらもっともっと際限なく広がるんでしょうね。

掌に収まる程のコンパクトなものでそこまで出来るというのは、改めてすごいことだなと思います。息子に買うかどうかはそれなりに悩みましたが、今は「まずは使いたいだけ使って落ち着いた後は、こちらで制限するのではなく、自分で使い方をコントロール出来る人になって欲しい」と思っています。それが「自己管理」「自己責任」の第一歩かと・・・

因みに、息子と一緒にスマホを買った私はと言うと「確かにLINEは便利だ」と思いつつも、連絡先の入力や設定に苦労した割には触るのは朝起きた時と夜寝る前位で、携帯の使い方とほとんど変わっていません。

スマホを買って良かったなと思うのは、これまで実家に帰った時以外にほとんど接点のなかった大学生の姪っ子とLINEでコミュニケーション出来ること・・大人の私は友達の多さではなく、こうやって大切な人と気軽にコミュニケーション出来ることに喜びを感じたい。

★「お父さん、文字打つの何でそんなに遅いの?」
☆「うるさい・・・間違えないように丁寧に打ってんだよ!」
★「俺、速いけど間違えないよ。俺が代わりに打ってあげようか?」
☆「このやろ・・・」

2016年4月22日 アッピア夫


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