波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

ナベルビンが効いていない・・・。

2012-09-06 09:27:28 | 診察
今週月曜日は、採血しその結果によってはノイトロジン打つためだけに病院に行きました。

主治医診察,看護師助さん同席。

白血球は2000ほど。ノイトロジン決定。やはり、1クール目からノイトロジン登場か。

視・触診。

私 「皮膚転移はこんな感じです。ガーゼ当てていますが、黄色い膿みたいなものが少量付きます。
   ここの盛り上がりのところはなんか・・・・よくないのかなあ。赤味の範囲は小さくなっているよう
   なんですけど。あと、この脇のしこりがあっという間に、ゼローダやる前の大きさにもどりつつあります。
   ・・・・・(タメ息)・・・」

主治医「うーん、もう少しガツンと小さくなって欲しいよね。まだ1コースだから判定は早いけど、
    ナベルビンはそんなに早く効果が出るタイプでもないし、もう1コースやって様子をみて
    みましょう。もちろん状況変われば対処するとして。
    ナベルビンがダメなら、ハラベンやアブラキサンは骨髄やられるし後にとっておきたい気もするので、
    カンプト(イリノテカン)が、時々とても効く場合があるんですよ。・・」

前にも出たイリノテカン。一応乳がん承認薬だが、マイナー感あるよね。周りでもブログ村でも
まず出てきません。そんなマイナー薬を使わなければいけなくなってしまったか。
それともウチの主治医の好みか?

主治医「アッピアさんは抗がん剤で2連敗したことはないから、次は大丈夫ですよ。」

私 「えー、そんな過去のこと参考にならないんじゃあ?」

主治医 「それが参考になるんですよ。」

根拠ないだろー。慰め?気休め?優しさ?

主治医&助さん「効くお薬は必ずあるから。なすすべない、ということはないから。
        一人で悩まないで、みんなで考えていこうよ。」

皮膚転移の画像をネットで見て落ち込んだり(おいおい、そんな初心者みたいなミスやるな)、
毎日変化する醜い皮膚転移やせり出してくるしこりに、タメ息ばかりで・・・。
別室で助さんにさらに吐き出す。同時に涙がポロリ。不覚だけど仕方ない。
それでもパキシル30mg飲んでいるので、まだ落ち着いている方かもしれない。

助さん 「ここでは気持ち出していいんだよ。気になるのわかるし、辛いのもわかるよ。」

涙は、病状が辛いのが半分、あとの半分は、主治医と助さんの優しさにホロリときたのだ。

ありがとうございます。。。。。

気を取り直して、助さんと子供の事などで雑談。涙も乾いて家路に。


今日はこれから通院。ナベルビン2コース目。だけど、皮膚転移の様子がますますよくない。
ナベルビンやめてすぐ切り替えるかもしれないな。
ではでは、今から家を出まーす。




この程度で心が折れるわけにはいきません多少の波にはゆられるとして、じきに浮上しますから!
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初めて息子と通院・その2

2012-09-04 14:54:40 | 診察
先々週の息子と通院後半を、遅くなりましたが書きますね。

外来センター3階の、少しぜいたくなレストランでの美味しい昼食が終わり、隣の病棟の
化学療法センターへ戻る。

今から小1時間私が点滴の間、一人で待ってもらわないといけないので、売店で何か買って
あげるか。
ローソンに行き、ハーゲンダッツのバニラを買った。

私「いつものス-パーカップの3倍高いんだから、味わって食べるように」

と、余計なことを言ってしまった。

点滴は無事終わったが・・・どうも背中が痛い、いや肩甲骨か?と思っている間に、肋骨がわしづかみにされている
ような痛みが襲ってきた。それもぐわんぐわんと強まっていく。

昼食後に、肩甲骨付近に違和感があったので、一応ロキソニンは飲んでおいたのに、今こうして
我慢できないほどの痛みになっている。

息子のところに戻ってきて、私は痛みでうずくまってしまった。看護師さんが来てくれて、
薬剤師に薬の確認をし、私は持っていたオキノーム(麻薬系痛みどめ)2.5mgをすぐに飲んだ。
麻薬系痛みどめを飲むのは1年振りだ。

そして、看護師助さんに電話で連絡してくれて、こちらに来てくれるとのこと。

オキノームはすぐ効いてくれず、時々息子に話しかけて気を紛らわしつつ、痛みに悶えて
助さんを待っていた。息子はというと、時々背中をさすったり、電子辞書で遊んだり、
適当に過ごしている。まあ、私のこんな姿は家で見慣れているので、またすぐ良くなるだろう、
と慌てていない。それでいいと思う。ある意味頼もしい。

助さんが来てくれた。
話しているうちに、痛みはあるが、少し気分が落ち着いてきた。

助さん「オキシコンチン、また飲み始めた方がいいと思う。残りはまだ家にある?」

ということで、オキシコンチン再開か。

この後精神科が残っていたが、助さんが院内携帯で精神科に連絡を取ってくれて、
薬の処方箋だけもらうことにしてもらった。さすが、仕事がはやい、私助かる。

助さんは、不安がっているだろう(そんなことはないんだけど)息子に話しかけて、
リラックスさせてくれる。

息子は、すっかりこの広くて快適な外来センターが気に入ったらしく、

「ボクさあ、大人になったらここで仕事したい。」

私&助さん「えー、医者になってくれるの?勉強がんばらないとねー!。」

息子 「うーん、さっきのレストランの社長になって、毎日味見する人になりたい。」

私 「・・・・・(それ私もなりたい)。」

すっかりお世話になってしまった助さんにお礼を言って、薬の処方箋もらって薬局に行き、
そうこうしているうちにやっとオキノームが効いてきて、痛みが和らいできた。

「タクシーで帰ろう。」と言って一時息子を喜ばせたが、電車で帰ることができた。


あれから10日たって、結局オキシコンチンは飲んでいない。痛みは時々来るが、ロキソニンで
ごまかしている。この10日間で一度だけオキノームを使った。飲んでしばらくすると、少しボーッとして
ちょっと気持ち良くなり眠くもなり、もうどうでもよくなり、気が付いたら痛みが無くなっている。
なるほど、麻薬系の痛みどめらしい効き方!

でも、12時間おきに必ず飲むオキシコンチの再開は、まだ心理的抵抗があるので、先延ばしだわ。
そうはいっても、近いうちに再開せざるを得ないのは確実でしょう。

はや昨日は通院日でした。悪い意味で微妙な皮膚転移を診てもらわねば。





病院に行った日の日記は、やはりハンバーグのこと書いていました。
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初めて息子と通院・その1

2012-08-24 18:07:01 | 診察
昨日は、暑い中、フーフー言いながら、息子と通院デート。
炎天下に弱い病人にとっては、最寄駅から病院までの徒歩10分が(途中急な登り階段あり)、堪えます。

まずは主治医診察、の前に、せっかくだから看護師助さんに息子を紹介しにケアルームに寄った。

助さん 「えー、息子さん?わあ、こんにちはー。へえー、初めて来たんだよね、夏休みだもんね。
     お母さん、がんばってるんだよー。・・・・」

助さん、テンション高いよ。普段おしゃべりな息子も、何と返してよいかわからず、愛想笑いしてた。

すぐ診察室に呼ばれて、もちろん、主治医にも挨拶した。助さんも同席。

主治医 「あ、こんにちはー。目が・・・お父さん似かな?3年生だよね?・・」

話下手な主治医も、一生懸命話しかけてくれました。でもたいてい、目は私に似ていると言われるが。
診察中は、息子は中待合室で待っていてもらった。

まずは視・触診。

私  「あのー、先週の土曜日(花火の日)の夜に、この盛り上がっているところの水ぶくれを触っていたら、
    少し破れたようで、水がしみ出してきたんです。(いやあ、実はちょっとびっくりで、ブログに書け
    なかった。)量は少しで、ガーゼ当てて、翌日には水も出なくなって元通りな感じです。
    まあ、少し恐怖でしたが・・・。この水って、がん細胞は含まれているんですか?
    ・・・・それと、今週は肋骨にまた痛みが出てきましたけど、ロキソンニンで凌げています。」

主治医「がん細胞はねえ・・・ないでしょう。これは、リンパ管に溜まった水で、腫瘍が皮下組織を押し出して、
    リンパの流れが悪くなり水が溜まったものだよ。(書き方不正確かも)
    でも、皮膚転移の感じは、落ち着いている感じだけど。」

助さん「そうだよね。赤みの広がりは、小さく薄くなっている気がする。」

私  「やっぱりそう見えます?よかった。ナベルビンの前は、日に日に広がって盛り上がっている感じが
    あったんですけど、ナベルビン後は、成長が止まった感じです。」

主治医「効いてるかもしれませんね。アッピアさんは、ナベルビンが長く効いて、しかも時間が経っているから、
    そういう場合は効果が期待できるんですよ。まずはナベルビンで様子を見てみましょう。」

私  「あのー、ゼローダとタイケルブを止めたことで、せっかく小さくなったしこりたちが、
    また大きくなる、ということはありますかね?」

    実は密かに気になっていたこと。

主治医「うーん、それはもしかしたらあるかもしれない。でも、今の治療の目的は、アッピアさんが今不快に
    感じている皮膚転移の改善だから、まずはそこをターゲットにやっていきましょう。もししこりに悪さが
    出てきたら、その時はまた考えましょう。」

うんうん、私納得。同じ見解で安心しました。

後は皮膚障害の副作用の報告と、様々な軟膏・ローションを処方してもらって、終了。

診察室の扉を開けて、電子辞書で遊んでいた息子に、また助さんがなんかかんか話かけてくれた。
おかげで息子もリラックスできて、ありがたかったです。

次は、お隣の病棟の化学療法センターに移動し、ナベルビン点滴。
今日は混んでいるので、受付だけ済ませて、息子とお昼を食べにいくことにした。

さてどこ行く?いくつか候補はあったけど、外はあまりに暑そうだし、思い切って3階の有名レストランに
行くことにした。ここはいつも並んでいるし、少々お高いので、ここ5年間ぐらいは入ったことがなかった。
今日も丁度お昼時で十数人並んでいてが、意外に早く進み20分ほどで入れた。そうだね、席数多いものね。

息子のリクエストで、天ぷらそばとハンバーグステーキを注文。息子の大好物2つ頼んで、半分こだって?
まあ、今日は特別サービスだ。

ん?ウマい!そばのつゆも美味しいし、ハンバーグのデミグラソースもいい味!
息子も大喜び!さすが名店。少しぐらい高めでもこの満足感ならいいぞ。
他のメニューも食べたくなった。うーん、灯台下暗しだったかな。でもちょくちょく入るのは
ちとぜいたくな気もする。でもお楽しみができたぞ、フフっ。

息子 「また連れてきてよー。ここのハンバーグまた食べたい!」

むむ?まあ、良いだろう、通院付き合いで、良い思いしてくれたなら。

さあ、残りは点滴と精神科受診。滞りなく無事終了・・・・と思いきや、
この後私にトラブルが。

長くなるので、続きは後日。(早めに更新する予定デス)




長い一日でした。いろいろありましたが、息子の昨日の一番の思い出は「ハンバーグ」だって!
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3年ぶりナベルビンスタート

2012-08-17 17:12:16 | 診察
毎日暑いお盆の時期、他のブロガーさんも、旅行や帰省や花火など、夏らしく過ごしているなあ。
もちろん、治療真っ最中で歯を食いしばって頑張っている人もいるし。
暑いけどみんなそれぞれ自分のやることをやっているね!

我が家は、昨日から、ダンナと息子がボーイスカウトのキャンプで、日曜日まで私はプチひとり暮らし満喫中・・・
と言いたいところだけど、昨日は通院、今日も身内の病院付き添いでパッとしない夏休み。
しかも頭の中は、息子の自由研究のまとめでぐるぐる。何で母が悩まなあかんのや。

昨日の通院の報告です。

いやあ、昨日はホントに暑かった。病院に着いてもなかなか汗が引かない。
こういう時に限って早く診察に呼ばれた。しかもまず触診。必死にセンスであおぐあおぐ。

私 「外、暑くて暑くて、ハハ。
   皮膚転移はますます進行している感じです。(ほら)・・・。
   でもこの一帯のしこりの方は、縮小を続けている感じなんですよね。
   以前のぽつぽつ皮膚転移もだいぶ判らなくなりました。それにしても、今回の皮膚転移、
   範囲の広さも、盛り上がり具合も進行の速さも、以前のぽつぽつとは比べものにならないでです。
   毎日変化して、ほら、今日もここになんかできてるし、しかも皮膚転移のそばのしこりも大きく
   なっているし、もう、本当に嫌です。」

ちょっと心情を若干大げさに(いや決して大げさではない)訴えてみた。

主治医「この辺のしこり(脇から背中にかけて)には全部良く効いているのにね。
    前の方(胸壁付近)は広がっているね。うんうん・・・。」

私  「抗がん剤どれも効かなくてどんどん広がるってことはあるんですか。」

主治医「・・・(少し沈黙)。まあ(効く抗がん剤を)探しますよ。」

ウチの主治医らしいノンビリ癒し回答だけど、その一言を聞くとなぜかホッとする私。

ゼローダは一週間前に終了。タイケルブも昨日で終了。今日から3年振りにナベルビン。

でもさあ、いろいろ抗がん剤使って、もう使える薬がない、と一時期は思っていたけれど、
何のことはない、同じ薬使いまわしているよ。

パクリタキセルは、5年振り2回目(4ヶ月使用)、
ゼローダは2年弱ぶり(1ヶ月半使用)。さすがに2回目は使用期間が極端に短いね。
ゼローダたった1ヵ月半?でもしこりの多くは小さくなってくれました。ありがとう。
手に負えないヤツらは、次の選手に任せましょう。

さて、次の選手懐かしのナベルビンは、血管痛が問題。しかもリンパ浮腫のある右腕から入れるから、
全開で落とす間、目を離さないようにせねば。大丈夫でした。生食を全開で流して、
最後はハーセプチンで点滴無事終了。

点滴の前に、爪障害や手足の指のひび割れなどを看護師に相談したら、こんなものをくれた。
「皮膚症状ケアブック」・・・アービタックス発売元のブリストル・マイヤーズが作成しているハンドブックだが、
とてもわかりやすくて使える。コレ半年以上前に手にしたかったなあ。いろいろ悩みながら迷いながら
自己流ケアしてきたから。次回、看護師さんに、すぐに手にとれる場所に置いてもらえるよう、進言してみよう。

 
 


さてさて、プチ一人暮らし2日目の夜は何して過ごそう。自由研究考えるのはやめて、
溜まったビデオ見ながら、ビールは飲めないので、マルイで買ってきたゼリーのデザート
食べてのんびりしよう、っと。



夏の夜は、グイっと冷えたビールだよ、と言う人、心底うらやましいです。悔しいので、梅酒ロックでもチビチビしようかな。
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悪化する皮膚転移をどうしよう

2012-08-10 08:51:04 | 診察

なでしこ、残念ながら銀メダル。やはりアメリカは強かった!
そして、祝!3連覇 吉田沙保里。
眠いよ、眠いよ、今晩も仮眠取って3時起きだわ。

昨日は3週間ぶりの通院。この日を待っていました。なぜなら、皮膚転移の広がりが激しくて
早く相談したかったから。

診察室にて。

私 「こんにちは~。あー、先生良い色に焼けていますね。○○○楽しかったですかあ。」

早速、視・触診。広がっている赤味の一部の盛り上がり(腫瘤)を丹念に触る。

主治医 「うーん、確かに大きくなっていますね。採血の結果も出てますよ。CEAが少し上がって
     います。多分、骨とこの皮膚転移の部分でしょう。」

私 「このままだと、いつごろ出血とか、崩れるとか、つまり処置しなければいけないような
  事態になるんですか?それだけは避けたいんですけど。・・・・
  しこりは、効いているところはまだ小さくなっているけど、皮膚転移のそばには表面近くに
  新たなしこりの子分がいくつかできています。」

主治医 「皮膚転移の出血とかは、あと一カ月ぐらいは大丈夫だよ。」

看護師助さん「出血してもにじむ程度で、薄い生理用パット当てれば大丈夫。軟膏もあるし、
       すぐに大変なことにはならないよ。」

私 「そうかもしれないけど、処置なければいけない状況は絶対嫌です。」

それにしてもやっかいだなあ。効いている部分と悪化しているところの差が激しいよ。
どうすればいいんだろう。
3人で、いつものように抗がん剤の候補をあげ、ああでもない、こうでもない。

候補抗がん剤は、ドセタキセル、ナベルビン、ハラベン、カルボプラチンなど・・・。
なんかキツそうなものばかり。主治医としては、私が皮膚転移の広がりを相当嫌がって
いると判断して、まずはそちらをガツンとやろうという考え。

私  「この皮膚転移をガツンとやりたいですけど、キツイ抗がん剤はちょっと・・・。」

主治医 「そうなんだよね、アッピアさんは骨髄に余裕がないから(白血球が少ないから)、
     アブラキサンやハラベンはなるべくやりたくないなあ。」

ということで、いろいろ話し合った結果、今のゼローダとタイケルブをお休みして、ハーセプチンはそのままで、
ナベルビンをやってみることに決定。6年前に3年間寛解を得られた、私のキング・オブ・ケモ。
3年振りだが、今回も良い仕事をしてくれることを期待したい。もちろん、寛解は無理だから、
皮膚転移の改善でよいのですよ、お願いします。

スタートは来週の木曜日。ゼローダは今日まで。タイケルブはナベルビン開始の前日までで終了。
ナベルビンだから、当然ポートの話が出たが、私は過去ポートトラブルで酷い目にあっているので、
拒否。当面は、血管が元気な右腕を使う。ちなみに、右は術側で浮腫あり。でも左は血管が出ないので、右使っちゃえ!

主治医 「まあ、アッピアさんの場合は、エビデンス治療なんて意味ないから、やってみて
     どうか、ということで、正解なんてないんですよ。」

まあね、了解済み。道なき道をゆく、アッピア。

助さん 「アッピアさん、また何かあったら、私に電話して。」

私 「いつもすいません、助かっています。じゃあ、皮膚転移の変化の実況中継でも・・・。」

3人(爆)。

こうして治療方針も決まり、笑いの中、和やかな気分で診察室を後にした。

精神科診察の話は後日に。



また、点滴抗がん剤のため、通院が増えそうです。スマホにするかな。
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診察・・・皮膚転移の状態は?

2012-07-20 17:39:36 | 診察

昨日の猛暑から一転、今日はやけに涼しいですね、毎日今日みたいな気温でOKです。
昨日はヘロヘロになりながら、都心に、通勤ならず通院してきました。

主治医診察。本日も看護師助さん同席。

視・触診。しこりの方はまあまあ落ち着いているのだけど、問題は皮膚転移。
赤味の一部が厚みをもって、薄いしこり状になってきた。これは予想はしてたし、相変わらず
痛くも痒くもなく悪さもしていないので、ケア不要。ついでに抗がん剤以外は効く塗り薬なども
なく、残念。でも場所がもう少し上だったら、着る服を選ばなければならず、この季節憂鬱さが
倍になるところだった。

今のハーセプチン・タイケルブ・ゼローダで、皮膚転移が効いていないとなると、やはりしこりとは
レセプターが違う細胞ということになる。
そういえば、しこりの組織検査の結果は・・・Her2強陽性、ホルモンマイナス、でした。
ちょっとホッとしたかな、今後もHer2標的の分子標的薬が使える。
ただし、他のしこりは検査拒否したので、全体像は判らず。

皮膚転移に関して、主治医は、私の不安を見越してか、

「このまま様子を見るしかありませんが、なんか変な事になる(爛れるとか出血するとかよね)
 ことは絶対ありませんから、大丈夫ですよ。」

まあ、「絶対」なんてないのに、使ってくれちゃって、安心させてくれました。

歯周病と虫歯の件については、抜歯はできないけれど、神経の治療は可能とのこと。
実は、ゾメタ治療中の人の歯の神経治療は、意見が分かれるところらしいのですが、
通っている歯科医師も主治医も「大丈夫でしょう」との見解でした。
歯周病の応急処置後は、痛みもなく、このまま終息してくれたらと願うばかりです。

主治医「そういえば、夏休み・・・・予約取れたんですよ!(にたにた~)南の島・・・。」

私&助さん「えー、どこですか、ハワイ?モルジブ?」

主治医「8月の□□から、○○○です・・・(にた~~~)」

そんなにうれしいんだ、この表情。

助さん「先生は、ここから離れられればどこでもいいんですよね。」

なるほど、そうだよね、是非ゆっくりしてきてくださいねー。決して追いかけませんよ。
同じ時期、私も旅行しようかな、と画策中。

本日は初のランマークでした。注射は多少痛いけどすぐ終わるからやはり楽勝です。

精神科診察の様子は後日に。




仕事ばかりでは、心も身体も疲弊します、治療も同じ、だからバカンスバカンス!
余計なこと考えずゆっくりしたいです、できるのか、小学生母は!
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ゼローダ効いてきた?

2012-07-11 10:16:25 | 診察
今日まで、梅雨の晴れ間、というより梅雨明けの日差しですね。
紫外線対策しっかりしないと、私のような抗がん剤治療中の人間は、免疫力がさらに落ちてしまう。
といっても、お日さまの下、思い切り気分転換するのもいいものですよね。

一昨日は、午前中、小学校のオープンスクールで、授業を覗いてきました。
息子は相変わらず落ち着きがなく、休み時間に、自分の顔に油性ペンでいたずらして注意され、
おまけに3時間目の社会の教科書を忘れて授業はうわの空で、あまりにもたるんでいるので、かっかしたままで、
午後病院に向かいました。帰ったらうんと締めねば。最近ダレているのだ。
このまま夏休みに突入してはいかん。

病院最寄り駅で、ランチをお腹一杯食べて、さて主治医診察。
と、その前に、同席をお願いしていた看護師助さんが、会議のため同席できないということで、
空いている時間にしこりと皮膚転移を見てもらった。私としては、複数のプロに診てもらう方が安心だし、
助さんは、乳がんの皮膚転移や腫瘍の皮膚浸潤のケアも担当しているので、とても心強いのだ。
ありがたいなあ。

主治医診察。まずは採血結果。CEAが、基準値内だけど前回に続きわずかに上昇。今は気にしなくていいとのこと。
肝心なのは視・触診。

主治医 「うん、ここも、ここもだいぶいいですね。・・・」

皮膚転移は、赤味の面積は結構広いけど、勢いは抑えられているようなそうでもないような。
まあ、痛くも痒くもないし、あまり気にならなくなってきた。ていうか見慣れた?

しこりは、最速成長の例のしこりは、縮小。
そして、ちょっと驚いたことに、タイケルブ・ハーセプチンでいったん小さくなっていたしこりたちが、
さらに縮小を始めたのです。胸骨にこびりつくようにあったしこりは、これ以上は小さくならないだろうと
あきらめていたのですが、だいぶ目立たなくなりました。これはうれしい誤算です。

主治医 「今効いているのは、ハーセプチンというよりも、タイケルブ+ゼローダでしょう。
     今の内に一旦ハーセプチンを休むという手もあるけど、せっかく効いているし、
     まずはこのままでやっていきましょう。」

ゼローダの副作用らしきものはまだ出ていない。
しかーし、ボケっとしていた私は、【ゼローダ2週間服用・1週間休み】をすっかり忘れていて、
休薬せずに継続してゼローダを飲みそうになっていた、ことがわかった。危なかった!
たるんでいるのは私の方だった!

そして、来週から、ゾメタに代えてランマークを開始します。
こうして、安心して新薬を使っていける環境に感謝です。

家に帰ると、自分の事は棚に上げ、息子とじっくり(ガミガミ?)話をしました。
いやあ、人間は易きに流れるからね、私のDNAを持った息子だからこそ、言うのだ。

でも・・・ゼローダ効いてきてよかった。
みなさん、ご心配おかけしました。今回も騒ぎ過ぎたアッピアでした。





みなさんの温かい応援があったから、今回も頑張れました。ありがとうございます。
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皮膚転移広がる・・・ゼローダの効果いかに

2012-07-03 16:22:57 | 診察
次世代ワールド・ホビーフェア、知ってる?日曜日に幕張まで行ってきました、いや息子に
付きあわされました。
イナズマイレブン、ダンボール戦機、ポケモン、コナン、デュエルマスターズなどの
カードゲームやプラモデルのイベント、ハイパーヨーヨーのデモなど・・・。
なんかよくわからないよね。とにかく会場は、97%が、Tシャツ+短パン+リュック
(中身は水筒とゲーム用カード数十枚とハイパーヨーヨーなど)の小学生男児!(+保護者)
何万人いたんだ?入場するまでに40分かかった。会場は、人混みと熱気と騒音で倒れそう。

息子は、お目当てのデュエルマスターズの対戦がたくさんできて大満足だったようだ。
なんせ、数十分待ちの列に、5回連続並んで対戦していた。
私はこんな時に限って副作用の下痢になってしまい、会場の端で体育座りして休んでいた。
帰り際に、ハイパーヨーヨーのイケメンお兄さん達のデモンストレーション見て少しリフレッシュ
できたのが救いかな。ご苦労さま、私。

さて、本題はここから。

昨日は、しこりの状態確認と、切除をどうするかの相談のため主治医の診察を受けた。
じっくり視・触診してもらう。

皮膚転移の赤味は広がっていて、ASEANでG20が開けそうだ。(全然面白くない!)
しこりが一旦小さくなったところの皮膚にかさぶたのようなものが2箇所ほど出来ており、
皮膚浸潤とのこと。じゅくじゅくはしていないので、ケア不要。

しこりは、例の急成長している肋骨脇のしこりは・・・ん?ん?成長止まった?
少し柔らかくつぶれ始めている?もしかして早くもゼローダ効いている?
主治医も同意見で、私の気のせいではなかったようだ。やった!
なので、とりあえず切除は中止にした。

しかし、主治医は脇横の、昔のしこりを丹念に触診。
「ここはどうかな?ボリュームが・・・」えー、大きくなっているってこと?
私の触診では変わらず、という評価なんだけど。
でも言われてみれば・・・。???わからない。
そういえば少し固くなっているような大きくなっているような気がしなくもない・・・。
やだー、せっかくひとつ悩みが消えたのに、ひとつ増えてプラマイゼロだよ。チェッ。

主治医「今日、今回勢いが収まったしこりと、そのあやしい脇横のしこり2箇所の生検を
    やっていきましょう。」

検査室にて

・・・麻酔の注射後、・・・・パチン、パチン・・・ズッキーン!・・・痛い!
無理な姿勢のせいか、骨まで痛いような。左脇から肩甲骨・肩まで痛い。
次に肋骨脇のしこりの生検に移ろうとした時

私「こっちは、ゼローダ効いているみたいだし、やらなくていいです。痛くてもう嫌です。」

主治医「そうですね、絶対やらないといけない検査ではないし、今日はこれで止めにしましょう。」

あは、検査拒否ってしまった。
乳房全摘・リンパ郭清しまくり、ポート出し入れ、卵巣・子宮全摘、肝臓部分切除と
切った張った繰り返している患者が、この後に及んで、しこりの生検を拒否るか?
しかも理由は、痛いから!まあ、そういうものだったりします。いくじなしアッピア。

すぐ手持ちのロキソニン飲んで、少し休んで帰った。

さて、毎日変化している左胸周辺だけど、仲良くやっていけるのか。

明日は、小学校が開校記念日なので、ちょっと息子とデートして気分転換してこようっと。





コワイもの見たさでもいいです、アッピアのしこりにこれからもお付き合いくださる方、
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治療方針決定

2012-06-26 10:07:28 | 診察
前回の、肉まんに何つける?の記事には、たくさんのご回答いただきありがとうございました。
我が家はひとつ勘違いしていたようで、私(関東出身)はソース派、ダンナ(関西出身)は
からし醤油派なので、関東と関西の違いかと思っていたら、実は関東は何もつけない派、
関西はソース派(お好み焼きの影響?)が主流とのこと。でも、うどんのつゆの色ほどは
地方色はないようで、いろいろのようです。
肉まんを食べている最中、横から
「醤油つけてみなよ」
「いや、だまされたと思ってソースつけてごらん」
とやいのやいの言われて、結局「オレは何もつけない」と言い切った息子は
ちょっとエラかった!?


昨日月曜日は、病院に行く前に小学校へ行き、パソコンボランティアのスタッフメンバー2人に、
病気の事を打ち明けた。やはり、というか、「乳がんの治療」という言葉でかなり驚かれ、
「全身に転移」という言葉を出したら、のけぞってしまい、一人には泣かれた。

「そんな、辛いこと話してくれて・・・」
「ううん、話すより、聞く方が嫌だよね、辛いよね、ゴメンね。」

てなやりとりに。うーん、私はもう慣れているのだが、軽いタッチで話を終わらせるというのは無理だわね。
でも聞かれるとウソはつけないので、「全身転移、治らない、いつどうなるかわからない」
というところまで言ってしまうのが私流。

「今、病状がまた悪くなっているけど、体調は悪くないし、助けが欲しいときは自分で言うから、
今までどおり、普通にしてもらって大丈夫だからね。」

こちらは、話せて少しすっきり。私も、身体が動く限りは、スタッフの仕事頑張るよ。
無理はしないし、楽しいからやるんだからね。

さて、お次は病院へ。
しこりと皮膚転移の増大に、早急に対処したく、主治医に相談の予定。
今日会っておかないと、今週は熊本の乳がん学会に行かれてしまうし。

今日も看護師助さんに同席願う。
診察室にて。

私「もう、しこりの成長が早くて。朝と夜で大きさ違うのがわかるんですよ。
  朝起きて触って、夜お風呂入る時触って確認して、もう毎朝毎晩なでなでするので、
  そりゃあ大きくなりますよね。」

助さん大笑い。

早く次の治療に入りたい旨を話し、明日からゼローダ開始になった。
ゼローダは、2年前に10ヶ月ほどやっている。
ちなみに、やたら元気のいいしこりは、一匹だけなのよ。他はまだ大人しくしてくれている。
やはりレセプターの違うしこりが混在しているのね。
しこりを取るかどうかは、ゼローダの効果を見つつ判断ということに。
元々、しこり切除は私から言い出したことで、イレギュラーな処置なので。

そして皮膚転移の赤味もすごく気になっている。
赤味が地図のようで、先週はニュージーランド風だったけれど、ここ数日は広がりを
見せて、ASEANになってきた。やだな、やだな、ゼローダ効果で早く大人しくなって欲しい。

雑談と笑いの診察室で元気をもらい、家路に。買い物などしたせいか、帰ったらすごく疲れた。
そして、そうはいってもやはり、しこりと皮膚転移の変化が気になる。

今週来週も自分のやるべきこと、やりたいことをきちんとこなそう、そして楽しもう。

これから買い物・銀行、おっと、只今、通販で購入したレンジ台が来ました。
これを設置すれば、キッチンプロジェクト完成!デス。




余計なことを気にせずに、日常生活を送りたいというのが誰しもホンネですよね。
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マーカー上昇・骨転移悪化

2012-06-22 14:51:08 | 診察
一昨日のネガティブ志向の記事に、たくさんの温かい励ましや慰めのお言葉を頂きまして、
胸が熱くなりました。同じ悩み・状況を抱える同志(!)の言葉は、素直に心にすーっと入ってきます。
ありがとうございました。これからもアッピアのそばにいてくださいね。(甘え・・・)

さて、昨日の診察の事。
採血後、診察室へ。あらかじめ頼んでおいた看護師助さんが同席してくれたので心強かった。

■まず腫瘍マーカー・・・CEA、血清Her2とも上昇。なるほど。

■先々週の骨シンチの結果・・・進行・悪化。左肋骨の転移が、更に広がっていて、新たに
胸椎にも集積が見られた。この胸椎は、以前転移して一旦治ったかに見えた部分の再燃かもしれない。

■触診・・・一部のしこりは明らかに増大。皮膚転移らしき赤味は不明。(てことはほぼ黒よね。)

ということで、トリプルで悪化が確認された。あーすっきり。いや、それは違う。

肋骨は、痛みがなくなっていたから、悪化という結果は意外で、正直がっかりだった。
肋骨は骨折しにくいので、生活は今までどおりでいいとのこと。
そして、予想どおり、ランマークを提案された。

一番気になる成長し続けるしこりについては、

私  「これだけ取る、ということはできませんか?」

主治医「アッピアさんが取りたいと思うならアリだよ。病理も詳しくわかるし。」

普通はこの状態で切除はしないらしい。だけど、私が気になってどうしても取ってしまいたい
というなら、取ること自体は簡単。(日帰りで30分ぐらいの手術)
ただし、傷跡から皮膚転移や残った細胞からのしこり出現もあり得る、とのこと。
そ、それは悩ましい。また抗がん剤が効いてくれば、取っても取らなくても最終的には
予後は変わらないらしい。

結局、日帰り手術の日にちを2週間後に予約し、やるかやらないかは、結論先延ばしにした。
どうするかは私次第。私が取ってしまいたいかどうか。来週かさ来週、主治医と相談する
日の予約も取ってもらった。

抗がん剤の方は、今のハーセプチンとタイケルブに、ゼローダをプラスする方向で話がついた。
ゼローダは、一昨年1年弱使っていた。今回はタイケルブと併用することがポイント。
ハラヴェンやカルボプラチンは、今後の時のためにとっておく。
できれば、その前にTDM1やベルツマブが使えるようになってほしい。
(TDM1とベルツマブは、Her2標的の分子標的薬)

悪い結果が出て、さてどうしよう、という話題だったが、実際には診察室では、
主治医と助さんと私の3人で、あーでもない、こーでもない、とワイワイやっていた。
私も、疑問や不安がひとつひとつクリアになって、だいぶスッキリした感じだ。
しこりを取るか取らないかは、私自身が決めていかないといけないのだが。
助さんに同席してもらって良かった。3人だと議論が盛り上がる。

もう、しこりのことでうじうじ悩むことは止めよう。(無理か?)
次のステップに向けて、治療をどうするかを考えないと。前に進もう。悩んでいる時間すなわち停滞だもの。
治療が決まったら、それに集中して、後はまた今まで通りの生活を楽しむ。
これしかないでしょ、再発患者の生きる道は。さてどうなることか。

診察室を出た後、助さんと雑談。本当に、この2人さえいてくれたら、
どんなことでもなんとかなるような気がする。まだまだ頑張ってみよう。

おっともう一人助っ人がいました。お次は精神科へGO。
内容は後日で、すいません。





今回も大騒ぎの感ありのアッピアでしたが、勝負はこれから。応援クリックよろしくお願いします。
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