波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

マーカー上昇・骨転移悪化

2012-06-22 14:51:08 | 診察
一昨日のネガティブ志向の記事に、たくさんの温かい励ましや慰めのお言葉を頂きまして、
胸が熱くなりました。同じ悩み・状況を抱える同志(!)の言葉は、素直に心にすーっと入ってきます。
ありがとうございました。これからもアッピアのそばにいてくださいね。(甘え・・・)

さて、昨日の診察の事。
採血後、診察室へ。あらかじめ頼んでおいた看護師助さんが同席してくれたので心強かった。

■まず腫瘍マーカー・・・CEA、血清Her2とも上昇。なるほど。

■先々週の骨シンチの結果・・・進行・悪化。左肋骨の転移が、更に広がっていて、新たに
胸椎にも集積が見られた。この胸椎は、以前転移して一旦治ったかに見えた部分の再燃かもしれない。

■触診・・・一部のしこりは明らかに増大。皮膚転移らしき赤味は不明。(てことはほぼ黒よね。)

ということで、トリプルで悪化が確認された。あーすっきり。いや、それは違う。

肋骨は、痛みがなくなっていたから、悪化という結果は意外で、正直がっかりだった。
肋骨は骨折しにくいので、生活は今までどおりでいいとのこと。
そして、予想どおり、ランマークを提案された。

一番気になる成長し続けるしこりについては、

私  「これだけ取る、ということはできませんか?」

主治医「アッピアさんが取りたいと思うならアリだよ。病理も詳しくわかるし。」

普通はこの状態で切除はしないらしい。だけど、私が気になってどうしても取ってしまいたい
というなら、取ること自体は簡単。(日帰りで30分ぐらいの手術)
ただし、傷跡から皮膚転移や残った細胞からのしこり出現もあり得る、とのこと。
そ、それは悩ましい。また抗がん剤が効いてくれば、取っても取らなくても最終的には
予後は変わらないらしい。

結局、日帰り手術の日にちを2週間後に予約し、やるかやらないかは、結論先延ばしにした。
どうするかは私次第。私が取ってしまいたいかどうか。来週かさ来週、主治医と相談する
日の予約も取ってもらった。

抗がん剤の方は、今のハーセプチンとタイケルブに、ゼローダをプラスする方向で話がついた。
ゼローダは、一昨年1年弱使っていた。今回はタイケルブと併用することがポイント。
ハラヴェンやカルボプラチンは、今後の時のためにとっておく。
できれば、その前にTDM1やベルツマブが使えるようになってほしい。
(TDM1とベルツマブは、Her2標的の分子標的薬)

悪い結果が出て、さてどうしよう、という話題だったが、実際には診察室では、
主治医と助さんと私の3人で、あーでもない、こーでもない、とワイワイやっていた。
私も、疑問や不安がひとつひとつクリアになって、だいぶスッキリした感じだ。
しこりを取るか取らないかは、私自身が決めていかないといけないのだが。
助さんに同席してもらって良かった。3人だと議論が盛り上がる。

もう、しこりのことでうじうじ悩むことは止めよう。(無理か?)
次のステップに向けて、治療をどうするかを考えないと。前に進もう。悩んでいる時間すなわち停滞だもの。
治療が決まったら、それに集中して、後はまた今まで通りの生活を楽しむ。
これしかないでしょ、再発患者の生きる道は。さてどうなることか。

診察室を出た後、助さんと雑談。本当に、この2人さえいてくれたら、
どんなことでもなんとかなるような気がする。まだまだ頑張ってみよう。

おっともう一人助っ人がいました。お次は精神科へGO。
内容は後日で、すいません。





今回も大騒ぎの感ありのアッピアでしたが、勝負はこれから。応援クリックよろしくお願いします。
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コメント (14)
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