波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

眠れない痛み

2013-02-12 14:16:58 | 症状
3連休が終わり、平日の静けさが戻りました。
私は、まあまあ元気に過ごしております。行事続きで少し疲れ気味ですが・・・・だから痛みが出たかな?

■痛み

3連休の初日土曜日の3時頃、痛みで目が覚めた。この痛みは恐らく骨、肋骨の前と後ろ両方、
特に肩甲骨近くの背中の痛みが強い。少し我慢して寝返りなど打つが、目がはっきり覚めるにつれて
痛みが強く自覚できるようになる。我慢できなくなり、起き上がリビングに行き、電気と暖房を付けて
上着を着て、まずはオキノーム2.5mgを飲む。痛みが収まらないと寝られないので、長期戦を覚悟し
お湯をわかし、カフェオレを作りテレビもつけちゃう。今回の痛みは、今までより一段強い。

30分経っても1時間経っても痛みに変化がないので、ロキソニンを追加した。PCでブログ巡りをしようにも
やはり痛くて文が頭に入らない。もちろん読書もダメ。痛みを紛らわすために上半身を揺らしたり腕を
ゆっくり回したり、でもダメ。唯一テレビだけは受け入れられた。採りためたビデオなどを見て過ごした。

そうこうしているうちに6時近くなり、いつもの起きる時間、あーあ。朝になっちゃった。
あきらめて痛みをこらえながら、朝の支度を始める。ダンナと息子を送り出し、8時のオキシコンチンを
今日はいつもの5mgではなく10mg飲んだ。そして小1時間後にやっと効いてきて、痛みは終息に向かった。
長かった。そもそも最初のオキノームの量が足りなかったのね。2.5ではなく5mgのオキノームを飲むべきだったのね。

それにしても、この尋常ではない痛みの原因は?がんが進行した証拠か?こんな痛みが度々来るようでは
たまらない。痛みは、骨、皮膚、しこりの全てにある。酷い時は、ナイフを刺されてぐりぐりされている感じ。
(あー、表現悪かった?、ゴメンナサイ)
また強い痛みが出て夜中に起きることになったら、何して気を紛らそう(=遊ぼう)かな。

ところで、がん性疼痛の利用法:

私「あ、イタタタタタ、またここ(胸を押さえて苦痛顔)が痛い・・・・、骨と皮膚転移が両方痛い、
  あー、ダメだ、気分も悪くなってきた、ゴメン、寝室で少し休んでくる、オキノーム効いて
  くるまで動けないわ。」
実際は・・・・、それは本人でないとわからないわよ。痛みの感じ方は複雑だもの。
いくら、洗い物する前のタイミングだからってねえ、すごく痛い気がして胸押さえて寝室に
駆け込んで鍵閉めて、寝転がって本読むかワンセグでTV見てるなんてねえ、ちょっと詐欺ぽ
いんでない?洗い物終わるころに「効いてきたかな?」なんて部屋から出てきて涼しい顔して
お風呂に入る・・・・・・。
がん性疼痛の正しいかもしれない活用法でした。


■被せてあった上の葉の銀歯が取れたので、金曜日に歯医者に行ったら、中が虫歯になっていて、
 歯の神経を取る治療になってしまった。
 私は「いやだ、いやだ、あと2~3年応急処置で何とかならないか?」などと訳の判らぬことを言って
 医者をあきれさせた。

 歯科院長「ダーメ、すぐ治療しないと腫れてきちゃうよ。もっと痛くなるよ。骨の治療薬?
      だいじょーぶ!抜歯したりでなければ大丈夫だから。来週から根のお掃除やって
      いくよ。」
 
 私、高校生の時、根の治療で酷い目にあっているからトラウマなのよね。しばらく歯医者通いか、
 しかもストレスフルな神経の治療・・・・・がん治療とは別次元で憂鬱だ。


■小学生ブラバン:

あるきっかけで、全国大会レベルの小学生のブラスバンド演奏を3連休に聴く機会があった。
とにかくびっくり。目を閉じて聴いていれば、高校生のブラバンか、と思うぐらい素晴らしい演奏だった。
まだ小さい10歳ぐらいの息子位の子供が、大きな金管楽器を持って小さな手で演奏しているよ。
しかも学校によっては、フルートやクラリネットなどの木管楽器も使っている。

曲も難しそうな曲ばかり。マーチングやパフォーマンスもあったりで、とても聴きごたえがあり楽しめた。
そして、一生懸命一途に演奏する子供たちに、文句なしに感動した。
私もダンナもとても感じることが多く、忘れられない日になった。しかし一部を聴いていた息子は
ピンとこなかったようだ。まだわからないんだろうな、この素晴らしさが。でもブラバンに興味
持ったみたい。もしブラバン部に入るなら、もちろん全面的に応援&協力するよー。
あれ、でもサッカーは?あれもこれもではねえ。


■そうこうしているうちに、昨日2月11日は、アッピアのブログ2周年の日でした。
て、別にお祝いしたわけでもないし、昨日は自宅療養している父のお見舞いに行きました。

2年前、抗がん剤がそれまでのようには効かなくなり、ついに多剤耐性か、いよいよ終わりの始まりか、
と思ったものです。実際抗がん剤をコロコロ変え、短い時には1ヶ月で交代。何とか2年もったのは、
途中ハーセプチン+タイケルブで8ヶ月ほど薬が効いていてくれて調子が良かったから。
でもその後皮膚転移に悩まされた。

これからも準末期(アッピア命名)のおかしな闘病ブログは続くのだ・・・・・。よろしくなのだ。




痛みや皮膚転移の経過も含めて、ちょっとした変化を楽しむようにしています、無理か・・・・。
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コメント (30)
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