病院から〔5〕

緊急入院して3週間が過ぎました。

今の課題は、1.腕の腫れと痛みの改善　　2.腫瘍の痛みのコントロール

2.の痛みのコントロールは、オキシコンチンの増量とリリカを飲み始めたことで、

少しずつ改善してきている感じです。

肝心の腕のほうは、腫れも動かしたときの痛みも引かない。腫れは、腕のサイズ計っているから

事実だよ。こうなると本当に退院できるのか、ということ。

先週の月曜にアバスチンをスタートさせて、今日はパクリタキセル。

パクリは、3度目か4度目なので、心配してない。今日のパクリが終われば入院中の治療はもうない

ので、退院日を決めるだけ。問題は家での生活環境。左腕をできるだけ動かさずにどれだけ生活

できるか。有難いことに、ダンナが会社に事情を話して毎日7時前に帰宅してくれている。

私の退院後も、夕食の支度は自分がやる、と言ってくれている。（そうか、やる人がいなければやって

くれるんだ）

今週末の運動会見に行くのは無理そうだけど、家に帰って普通の生活がしたいから、退院に向けて

右腕生活のシミュレーションしていこうと思う。ところで、私の左腕はいつ良くなるのだろう。

まったく見込みが立たない。しこりたちが小さくなってリンパ液が流れていくようになることが

条件なのだろうか。


先週金曜日は、ご無沙汰の精神科医や緩和の痛みチームが病室にきてくれて話をきいてくれた。

外科のチームは、毎日様子を見に来てくれる。入院中だから当たり前といえば当たり前だが、

有難いし恵まれているなあと思う。

でも、症状に改善が見られないと、落ち込んできて落ち着かなくなることもある。


今週は退院という目標にむかって前に進んでいこう。左腕が動かせないままの退院は想定外だったけど、

受け入れて、出来ることに集中してみよう。でないと、ちいさな幸せが逃げてしまうし、楽しくないもの。


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