波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「壊れた弁当箱」のお陰で「温かい弁当箱」に

2016-12-09 23:36:23 | 最近の出来事
☆アッピア夫です。

私は、毎晩家に帰ると、着替えをした後に水切りカゴの食器を片付け、自分の弁当箱と水筒を洗うのが日課です。その時に息子が弁当箱と水筒を出していれば私が洗いますが、出していないと息子が自分で洗うのがルールとなっています。

先週の金曜日、私が弁当箱を洗い始めたのを見て、慌ててリュックから自分の弁当箱を出してきた息子が雄叫びを上げました。

★「うわ~!弁当箱が壊れてる!!」(見てみるとプラスチック製の弁当箱の蓋がバリバリに・・・)
☆「落としたの?」
★「落としてない。リュックに入れる時は大丈夫だった。」
☆「リュックをどこかにぶつけた?」
★「全然覚えてない・・・」

心当たりがない程中学生男子の物の扱いはこんなもの・・・1ヶ月程前には、通学でずっと使ってきたアッピアのお下がりのリュックの底が綺麗に破れて買い換えることになったばかり・・・まあ、リュックはいつも教科書や体操着などでパンパンなためその重みのため仕方ないのですが・・・

突然、その週末に新しい弁当箱を買わないといけなくなった私は、翌日に中1評議員(いわゆるクラス委員)のランチ会に出かけました。父親3名と母親9名となりますが、そのランチ会ももう3回を数え、随分皆打ち解けてきてざっくばらんに話せるようになり、ランチにもかかわらず3時間も盛り上がりました。

私は、今まで弁当箱については、息子から「誰々がカレーを持って来た」「今日はカツ丼を持って来た子がいた」「誰々は今日味噌汁まで持って来た」などと断片的に聞いていて、「今は保温式が流行っているんだな」「だけどあれって丸くてデカくてかさばるよな」位の認識しかありませんでした。

ちょうど、前日に弁当箱が壊れた話をし、皆がどんな弁当箱を持たせているのかリサーチしてみたところ、7割位が保温式で、保温式と言っても様々な種類があることを知りました。ランチの帰りに、これまでと同じ横長二段式の普通のプラスチックの弁当箱を買おうかと考えていた私は、その夜にネットで弁当箱を物色し、結局ご飯だけ保温できる弁当箱を買うことになりました。おかずにはミニトマトや果物を結構入れるので、こちらは保温にしたくなかった訳です。

我々が中学生の頃は、アルミ製でただ四角く平べったい弁当箱一辺倒でしたが、保温機能が充実したことによって今は様々な弁当箱があることに改めて驚きました。おかずも含めて保温する「ランチジャー」、カレーやシチューもOKの「スープジャー」、丼物対応の「ランチボウル」、中には何とご飯を炊くことの出来る弁当箱まで・・・これは弁当箱と言うよりも「持ち運び式炊飯器」・・・

とにかくその多様性に驚きましたが、全てのタイプの料理に適した弁当箱はないので、その家庭や子供の好みによって弁当箱もそれぞれになりそうです。つくづく多様化と言うのはそれぞれの価値観が問われることなんだと弁当箱からも教えられました。

「ご飯が温かくて美味しかった!」・・・そう言いながら帰って来た月曜日。弁当箱を壊してくれたのがちょうど寒いこの時期で良かった。私は電子レンジを持っていなかった学生時代に随分お世話になった「ほかほか弁当」を懐かしんでいました。

2016年12月9日 アッピア夫


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コメント
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