☆アッピア夫です。
「ラ・ラ・ランド」を観た日のメインのイベントは、息子の学校の「合唱コンクール」でした。
「ラ・ラ・ランド」は素敵な映画でしたが、息子のクラスの合唱も素晴らしい合唱でした。
「ラ・ラ・ランド」は作品賞ならず・・・でしたが、息子のクラスは見事『学年優勝』となりました。
6組ある「中1クラス」の中で最後であった息子のクラスの合唱は、聴き終わった瞬間に優勝を確信・・・
それ位、素晴らしいハーモニーでした。
混声合唱は、女性パートと男性パートがいかにバランス良く調和するかだと思いますが、
お互いが出たり引いたりしながら、絶妙なバランスでお互いを引き立てることが大事なんでしょうね。
混声合唱でよく耳にするのは、「男子が声を出してくれない」と言うことですね。
小学生の時には普通に声を出せていたのに、中学生になると男子は急に「照れ」が出てくるんですよね。
私にもそう言う思い出があります。
他のクラスでは、やはりその点が一番の困りごとだったようです。
息子に訊いてみると、息子のクラスは「男子も最初から普通に大声で歌っていた」ようです。
ただ、明らかに音の外れた子も大声で歌うので、その修正に苦労したようですが・・・
息子は「男子パートの音取り」担当だったようですが、これって結構難しいですよね。
当然のことながら、自分の音程が安定していることが絶対条件になりますが、
音程がズレている子にそのズレを認識させるのは、関西弁を標準語に修正させるようなもの・・・
本人にその認識がない分、なかなか大変なことだと思います。
息子は、それで相当ストレスが溜まったようで、練習中は家で良くぼやいていました。
「何回言っても解らないんだよ!」
「自分の音程がズレているくせに、他の人の方がズレてると言い張るんだよ!」
「隣で大声でズレて歌われるとこっちも釣られておかしくなる!」
でも、本番では立派な出来だったので、息子も含め皆がそれだけ成長した証なのでしょうね。
因みに、2曲の内の1曲は「証(あかし)」と言う曲です。
「合唱」と言えば、私がちょうど息子と同じ中1の時に、仲が良かった女の子が転校する最後の日に
皆で送る歌を歌ったことを思い出します。
先生が弾くピアノの周りに丸く円になって歌ったのですが、その子がじっと私を見て歌いました。
私は、最初はチラチラとその子を見ながらもずっと見ることが出来なかったのですが、
途中からは私も意を決してその子だけを真っ直ぐに見て歌いました。
遠くに引っ越した彼女とは、それ以来会うこともなく、ずっとほろ苦いままの思い出です。
「合唱」・・・これも一つの青春、眩しくてきらきらしています。
2017年3月3日 アッピア夫
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「ラ・ラ・ランド」は素敵な映画でしたが、息子のクラスの合唱も素晴らしい合唱でした。
「ラ・ラ・ランド」は作品賞ならず・・・でしたが、息子のクラスは見事『学年優勝』となりました。
6組ある「中1クラス」の中で最後であった息子のクラスの合唱は、聴き終わった瞬間に優勝を確信・・・
それ位、素晴らしいハーモニーでした。
混声合唱は、女性パートと男性パートがいかにバランス良く調和するかだと思いますが、
お互いが出たり引いたりしながら、絶妙なバランスでお互いを引き立てることが大事なんでしょうね。
混声合唱でよく耳にするのは、「男子が声を出してくれない」と言うことですね。
小学生の時には普通に声を出せていたのに、中学生になると男子は急に「照れ」が出てくるんですよね。
私にもそう言う思い出があります。
他のクラスでは、やはりその点が一番の困りごとだったようです。
息子に訊いてみると、息子のクラスは「男子も最初から普通に大声で歌っていた」ようです。
ただ、明らかに音の外れた子も大声で歌うので、その修正に苦労したようですが・・・
息子は「男子パートの音取り」担当だったようですが、これって結構難しいですよね。
当然のことながら、自分の音程が安定していることが絶対条件になりますが、
音程がズレている子にそのズレを認識させるのは、関西弁を標準語に修正させるようなもの・・・
本人にその認識がない分、なかなか大変なことだと思います。
息子は、それで相当ストレスが溜まったようで、練習中は家で良くぼやいていました。
「何回言っても解らないんだよ!」
「自分の音程がズレているくせに、他の人の方がズレてると言い張るんだよ!」
「隣で大声でズレて歌われるとこっちも釣られておかしくなる!」
でも、本番では立派な出来だったので、息子も含め皆がそれだけ成長した証なのでしょうね。
因みに、2曲の内の1曲は「証(あかし)」と言う曲です。
「合唱」と言えば、私がちょうど息子と同じ中1の時に、仲が良かった女の子が転校する最後の日に
皆で送る歌を歌ったことを思い出します。
先生が弾くピアノの周りに丸く円になって歌ったのですが、その子がじっと私を見て歌いました。
私は、最初はチラチラとその子を見ながらもずっと見ることが出来なかったのですが、
途中からは私も意を決してその子だけを真っ直ぐに見て歌いました。
遠くに引っ越した彼女とは、それ以来会うこともなく、ずっとほろ苦いままの思い出です。
「合唱」・・・これも一つの青春、眩しくてきらきらしています。
2017年3月3日 アッピア夫
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