波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「息子の青春を思いつつ・・・」~吹奏楽部演奏会にて ID:ccf1qi

2016-05-04 00:03:25 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。前回のブログへのお二方のコメントは本当に嬉しかったです。「兄弟のよう」とタイトルコメントをくれた(may)さん・・・同世代で子供も同学年の(ょ)さん・・・我が家の男二人の関係が「兄弟のよう」という表現に実にナットク・・・です。本当にそのような日常です。また同世代で同学年の子育て中の方が読んでいただいているのも感激です。色々と難しい年頃になって来ましたので、一緒に楽しみながら闘って(笑)いきましょう。

今日は、息子と一緒に学校の吹奏楽部の演奏会に行って来ました。特に学校から案内された訳でもなく、学校のHPの案内を見て、まあ通常のよくある部活の発表会だろうと思いながらも、面倒がる息子を引っ張って出かけました。

実は、息子は小学校3年生の時にブラスバンド部の東日本大会に出たことがあります・・・と言ってもブラスバンドそのものをやっていた訳ではありません。ちょうどその年が学校創立140周年に当たり、その記念事業の一環として一人の在校生が作曲し、全校生徒が歌詞と振付に参加した記念曲が出来ました。なかなかいい曲で、CDも配られ今では大切な小学校の思い出になっているのですが、その大会でもその曲が演奏されることになり、大会当日に歌って踊る参加者が募集されました。私とアッピアは、「こんな機会は滅多にない!」と意気込み、息子を煽てて無理やり応募させ大会に参加させただけなのですが・・・

また、アッピアがクラシックを好きだったことや近くに音楽大学もあったため、以前はそのようなコンサートに良く出かけました。ただ、そのアッピアがいなくなってからはクラシック系のコンサートは本当に久し振りだったので、良い機会でもありました。

とにかく、今日のコンサートでまず驚いたのは、あまりにも素晴らしい演奏です。中高合同の部で総勢100人近い部員が演奏するため、音の厚みと広がりが半端ではなく、高校生が中心になるので、当然レベルも高くなります。一般のクラシックコンサートと何ら変わりません。

その上、演奏の進行にストーリーを絡ませ、ちょっとした劇やMCも入るので観ていて飽きないんですね。アッピアに連れて行かれるコンサートはひたすら演奏が続く本格的なクラシックが多かったため、よく途中で寝てしまいましたが。今回のコンサートは演出も素晴らしく、曲もクラシックから映画音楽、ポップスまで変化に富んでいて最後までしっかりと楽しめました。

さらに、その中の15人の高校3年生は今回のコンサートを最後に引退するため、最後にその子達を送り出すための演出があるのですが、これがまた素晴らしく・・・部員も泣きながら演奏・・・私を含め観客も泣きながら・・・最高学年のこれまで部活に打ち込んで来た様々な思いと、家族やOBなど関係者も多い観客の思いが見事に一体化し、震えるような感動と共に素晴らしい締めくくりでした。

自分は吹奏楽部の関係者でもないのに思いっきり感動を貰いつつ、これから部活の始まる息子にも、この学校でたっぷり青春を味わって欲しいと心底思いました・・・出来れば自分ももう一度こんな青春時代に戻りたいと思ったのも事実です。

2016年5月3日 アッピア夫


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