michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

まっすぐに尋ねてみたい    〔聴こえ〕

2009-08-29 09:21:47 | Weblog
きのう、街へ。

道中は、だいたい
道の両側、
黄金色にそよぐ田んぼが広がっている。

とても好きな光景です。


早いところでは、稲刈りが始まっていて、
お百姓さんの目が輝いています。



『茶摘み』の歌では、
こんな歌詞がありますね、

   摘まにゃ 日本の 茶にならぬ~


こういうの、好きなんです。

稲を見ても、

   刈らにゃ 日本の 米にならぬ~

なんて、頭に浮かんできてしまいます。


     


補聴器屋さんへ。


補聴器のクリーニングをしてもらおうと、
耳から外して、電池を取り出したあと、

その電池のことで確認したいことがあって、
訊いてみた。

――ひと言も聴き取れない。

それで、「ゼンゼン聴こえないんですよ…」
と言いながら、バックから筆談器を取り出し、
書いてもらいました。


そのあと、
「聴こえない人が来るのですから、
 筆談器とかメモとか、
 あると良いですね。。」
と、言ってみました。
カウンターに手を置くような仕草で、
ここに、と。


店員さんは、アッそうですね…、と言ったようでした。



実は、このお店、
以前、葉書アンケートで提案してある。

もしかしたら改善してもらってあるかな…、
と淡い期待をもっていたんですが、
やっぱり甘かったようです。


こちらとしては、正直なところ、

  耳の聴こえない人が来るお店なのだから、
  そういうものをカウンターに用意、くらいしてあって当然。
  どうして用意してないの?
という気持ちだったんですが、

落ち着いて考えてみると、
  純粋に、訊いてみたい――、
と思ってきたんです。


いまは、
「なぜ用意していないのですか?」と
真っ直ぐに尋ねてみたい気持ちです。


コメント (2)
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