michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

学長さん、大好き☆   〔想い出〕

2009-10-23 07:33:28 | Weblog
カリンだと思うんです。
  (「花梨」て書くんですね。)




曇天をバックに、まるで
枝に突き刺したような実。

なんか、独特の雰囲気で、
物語の背景画になりそう……。




何日か前から、
急に良い香りが漂い始めたんです。
そういえば、この季節、
  金木犀――。


   (2Fからまっすぐ撮りました。)

そこここにあって、

この村を、すっぽりと
懐かしいような
優しい香りで包み込んでくれます。



           


きのう、学校の先生のことを書いてから、
短大時代のことを想い出しました。

ミッションですが、誰でも入れるし、
毎週の礼拝も参加・不参加は自由でした。
(でも、ほとんど全員、自主的に参加してましたね。)

六角形をしたチャペルで、いつも
学長さんが お話をして下さる。

いつも「わたしたちは――」なんです。
例えば、
「わたしたちは、こんな風に弱い(あるいは、「間違い多き」)人間です。
 ……
でも、神がいつも見守ってくださっています。
 ……
ですから……。

といったようなお話で、

  神さまって、ホントにいるのかどうか
  私には分かりませんが、

自然に、
 (ああ、自分に出来る精一杯のところでやっていこう)
と思えてくるんです。


最初はビックリしました。

  だって、それまでの先生って、
  完全に上から「お前たちは」「こうしなさい」
  という方向性だったし、
  怖い存在だったりしましたから。


いつも学長さんは、
「わたしたちは――」と
優しく穏やかに語って下さった。

授業でもそういう姿勢で
心理学など教えて下さいました。

学生みんなに慕われていました。


児童福祉科だけの
小さな短大でしたが、
安心できるような雰囲気でしたね。



人って、それぞれで、
厳しくされたり、叱られることで
伸びる方もおられるようですが、

わたしは、
優しい人が、
ありがたく
心に残っていますね。
 

  人間が甘くできてるんですかね。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする