ゆうべのBS2、
『アインシュタインの眼』は、
“サクラ ~美しさの秘密~”というタイトル。
私はへそ曲がりなのか、
「教えてあげます」とか、
「ぜんぶ見せます」
「どうです、すごいでしょう~☆」
という類の番組は、
どうも。。 (関係者の方々、ごめんなさいね。)
でも、桜の美しさの秘密、
自分の眼で見れないところを、やっぱり見たいと思ったんです。
で、やっぱり観て良かったです。
番組で紹介していたことを、メモしました――。
まず、きのう書いた、
咲いたら花の中心が赤くなること。
拡大レンズで、ようく観てみると、
花びらじゃなく、‘おしべ’が赤くなるんですね。
受粉は、虫たちにしてもらってるんだけど、
虫って、濃いピンクには鈍感、
よく見えないんだそうです。
花が開ききったら、
虫たちに「もう今は、受粉の時期じゃないですよ。
おしべが白い花の方に行ってくださいね。」
って知らせているんですって。
(今朝、実際の桜を確認。
ホントに、おしべが赤かった
)
桜って、並木とか何本もあっても、
咲き出すと一斉に咲く。
それで「わぁ~、きれい
」
ってなるんですよね。
1つの芽から、3~5つの花が咲き出して、
1本の樹から10万以上の花が咲く。
(それで、ウワ~ッと
花が湧き出てくるように見えたんですね。
)
桜って、接木・接木で増やしてきたので、
クローン、同じ性質。
それで、その地域では、一斉に咲くのだそうです。
散りぎわの美しさ。
その散り方をハイスピードカメラでとらえると、
一枚一枚の花びらは、回転したり、
サーフボードのように舞ったり、
風に乗って、
たくさんの花びらが みんな一斉に上昇したり。
花びらの形に注目すると、
ほぼ円に近い。
こんな風に丸いと、常に重心が中心にあって回転しやすい。
そして、花びらは平たいんじゃなく、反りがある。
それで、滑空する。
蕾って、冬眠する。
(秋ごろ?)
わずか0.6mmの蕾の中に、
すでに花びら・おしべ・めしべがちゃんと出来ていて、
いつでも花咲かせられる状態で冬眠する。
それは、休眠物質(夏の間に葉の中で作った)で
咲くのを止めている。
寒さを乗り越えるために、
休眠物質を少しずつ使っていく。
冬の寒さで、蕾は目覚める。
一斉に咲くには、冬の寒さが必要。
そうして
春の暖かさで
開花物質が出てきて、咲き出す。
なので、温暖化が進むと、
九州や高知あたりでは、咲かなくなるかもしれない。。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
最後に、
専門家の方が。
「花がきれいなうちに散るって、実は、
植物には、もったいないんですね。
秋に葉が落ちるとき、葉の養分を樹に移して、枯れて落ちるんです。
まだきれいな花が散るのは、もったいない。
けれど、
人間は、そんな風に散る様を潔い、美しいと感じて、
結果、桜をとても大事にするんですねぇ。」
なるほど――。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0230.gif)
『アインシュタインの眼』は、
“サクラ ~美しさの秘密~”というタイトル。
私はへそ曲がりなのか、
「教えてあげます」とか、
「ぜんぶ見せます」
「どうです、すごいでしょう~☆」
という類の番組は、
どうも。。 (関係者の方々、ごめんなさいね。)
でも、桜の美しさの秘密、
自分の眼で見れないところを、やっぱり見たいと思ったんです。
で、やっぱり観て良かったです。
番組で紹介していたことを、メモしました――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0231.gif)
咲いたら花の中心が赤くなること。
拡大レンズで、ようく観てみると、
花びらじゃなく、‘おしべ’が赤くなるんですね。
受粉は、虫たちにしてもらってるんだけど、
虫って、濃いピンクには鈍感、
よく見えないんだそうです。
花が開ききったら、
虫たちに「もう今は、受粉の時期じゃないですよ。
おしべが白い花の方に行ってくださいね。」
って知らせているんですって。
(今朝、実際の桜を確認。
ホントに、おしべが赤かった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0231.gif)
咲き出すと一斉に咲く。
それで「わぁ~、きれい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0150.gif)
ってなるんですよね。
1つの芽から、3~5つの花が咲き出して、
1本の樹から10万以上の花が咲く。
(それで、ウワ~ッと
花が湧き出てくるように見えたんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0071.gif)
桜って、接木・接木で増やしてきたので、
クローン、同じ性質。
それで、その地域では、一斉に咲くのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0231.gif)
その散り方をハイスピードカメラでとらえると、
一枚一枚の花びらは、回転したり、
サーフボードのように舞ったり、
風に乗って、
たくさんの花びらが みんな一斉に上昇したり。
花びらの形に注目すると、
ほぼ円に近い。
こんな風に丸いと、常に重心が中心にあって回転しやすい。
そして、花びらは平たいんじゃなく、反りがある。
それで、滑空する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0231.gif)
(秋ごろ?)
わずか0.6mmの蕾の中に、
すでに花びら・おしべ・めしべがちゃんと出来ていて、
いつでも花咲かせられる状態で冬眠する。
それは、休眠物質(夏の間に葉の中で作った)で
咲くのを止めている。
寒さを乗り越えるために、
休眠物質を少しずつ使っていく。
冬の寒さで、蕾は目覚める。
一斉に咲くには、冬の寒さが必要。
そうして
春の暖かさで
開花物質が出てきて、咲き出す。
なので、温暖化が進むと、
九州や高知あたりでは、咲かなくなるかもしれない。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0071.gif)
専門家の方が。
「花がきれいなうちに散るって、実は、
植物には、もったいないんですね。
秋に葉が落ちるとき、葉の養分を樹に移して、枯れて落ちるんです。
まだきれいな花が散るのは、もったいない。
けれど、
人間は、そんな風に散る様を潔い、美しいと感じて、
結果、桜をとても大事にするんですねぇ。」
なるほど――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0230.gif)