先日TVで、絵本の朗読をやっていて、
その中で、
ある女性アナウンサーが、
『はせがわくんきらいや』
という本を、
朗読、というか、
も、身体全体で熱演しておられ、
感動しました。
‘はせがわくん’は、赤ちゃんのとき、
ヒ素入り粉ミルクを飲んでしまったために、
後遺症が残っている。
‘はせがわくん’は、
何するにも遅いし、手がかかるし、
洟たらしよる…。
でも‘ボク’は、
‘はせがわくん’のお母さんに、話を聞いて、
よく分からないけれど、なにかを感じた。
「だい だい、だ~いきらいや」
と言いながら、
実は、とても心が寄っている。
「しょうがないなァ、ホレ」とか言いながら
おんぶしてあげたりしているんですよ。
‘はせがわくん’は、実は著者、ご本人。
よく、
「ヒ素入りミルクを、知らずに飲まされた被害者」
「可哀想に――」
という目で見られるのがイヤだったそうです。
「きらいや」と言う‘ボク’のこと、
とても好感もっていたのでしょう。
この“朗読”を実際に観て聴いた小学生たちの
感想を聞いてみると、
意外に深いところまで感じ取っているんですよね。
こういう関係、
響き合い、
――素敵だなって、
心に残っています。
その中で、
ある女性アナウンサーが、
『はせがわくんきらいや』
という本を、
朗読、というか、
も、身体全体で熱演しておられ、
感動しました。
‘はせがわくん’は、赤ちゃんのとき、
ヒ素入り粉ミルクを飲んでしまったために、
後遺症が残っている。
‘はせがわくん’は、
何するにも遅いし、手がかかるし、
洟たらしよる…。
でも‘ボク’は、
‘はせがわくん’のお母さんに、話を聞いて、
よく分からないけれど、なにかを感じた。
「だい だい、だ~いきらいや」
と言いながら、
実は、とても心が寄っている。
「しょうがないなァ、ホレ」とか言いながら
おんぶしてあげたりしているんですよ。

‘はせがわくん’は、実は著者、ご本人。
よく、
「ヒ素入りミルクを、知らずに飲まされた被害者」
「可哀想に――」
という目で見られるのがイヤだったそうです。
「きらいや」と言う‘ボク’のこと、
とても好感もっていたのでしょう。
この“朗読”を実際に観て聴いた小学生たちの
感想を聞いてみると、
意外に深いところまで感じ取っているんですよね。
こういう関係、
響き合い、
――素敵だなって、
心に残っています。
