6/28の朝日新聞、声の欄に、目を引く意見がありました。
タイトルは『お掃除おばさんの呟き聞いて』
「ビルや施設でお掃除をしていますが、使った雑巾やモップを干す場所が無くて、
ほとんど乾かない。
工夫して干す場所を作りたいけど、釘も打てなくて…、」
というような内容だったと思います。
これ、すごくよく分かります。
(私のいる職場では、「美化作業」といって自分たちでお掃除しています。)
使った雑巾などは、よくすすいでも どうしても雑菌が多少は残る。
サッと乾くようにすれば(さらに日光消毒すれば完璧 )
次のとき気持ちよく使えるけれど
ずっとジメジメしている状態では、雑菌が繁殖し、
臭いも。。
そういう雑巾でお掃除しても・・・。
建築関係の方は、そんな体験もした上で設計など考えて戴けたら、
と思うのです。
近代的で立派な建物は、見栄えは良くても、
ずっと使っていくのですから、実際に快適に使っていけるようにしたい。
さらに付け加えさせてもらうとね、
トイレの各個室などと通路との間に、1cmくらいでも段差があると、
箒で掃くとき、それぞれの個室ごとに塵取りで集めなくちゃいけなくて手間ひまかかる。
段差がなければ、全部の個室から通路まで掃いて、
まとめて集めることが出来るんです。
ちょっとしたことですが、毎日のことになると・・・。
こんなことも、考慮に入れて建物を造って戴けると有難いですね。
設計・建築の事情なども色々あるでしょうが、
関係者の方々、よろしくお願いします。