ということで、
19日の『歴史ヒストリア』、テーマは、
金子みすヾさんでした(わたしは10数年来のファンなんです)。
大漁
朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ。
はまは祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
いわしのとむらい
するだろう。
みすヾさんの生まれ故郷、山口県仙崎では
なんと、鯨の胎児のお墓があるそうです。
生きるためにやむを得ず捕獲した鯨、その体内にいた胎児を、
人々は大切に葬って、今でも日常的にお参りしているとか。
そして、『鯨の過去帳』というものまである。
一頭一頭に立派な戒名を付け 記録として守り残しているんです。
――これには驚きました。
(ウチの方では、畜産が盛んで、
あちこちに牛の鎮魂の石碑がありますけどね。)
私たちは魚を含め動物や、野菜や果物など、
たいせつな命を戴いて、生をつないできたんですよね。
みすヾさんは、そういう風土の中で育って、
あんなに限りなく優しい詩が生まれたんですねぇ~。
(と、渡邊あゆみキャスターの口調になったりして )
こないだ、友だちとこんな会話が。
友「このごろ蝿が多いねぇ 」
michi「そ。そんでしつこい 」
友「動きが鈍いよね」
――季節が変わって、反応も鈍くなり、
学習能力が衰えてきたんじゃないでしょうかね。
『ここへ来たら追い払われる』ということを、
何度繰り返しても、学習する力が鈍くなってる感じ。
友「ニンゲンは、あったかいから寄ってくるのかなぁ」
mi「あぁ、、気持ちはわかるけど…、
同情ばかりしてられないわ」
友「ブーッ」 (ふき出してました
)