こないだTVで更年期障害のこと 特集してましたね。
NHKスペシャル「#みんなの更年期」
私はもうとっくに過ぎたんですが、傍からはわかりにくい障害という観点から関心があり見てみました。
身につまされた。重いケースでは、本当に大変なんですね。そして理解されにくい。それがまた辛い…。
そして、驚いたことに、周囲の理解が進み、分かってくれるようになると、症状が改善されることがよくあるという。
ストレスなんですね。理解してもらえないというストレスから、重くなっていた。
私は更年期ではなかったけれど、自律神経失調症がひどかった。
特にのぼせ症。もう、逆さ吊りの拷問みたいに(想像ですが)、頭部に体中の血がいってた。
顔は赤を通り越して、赤黒くなり、まるでオバケ。その圧迫感のようなものは耐え難い。表現する言葉が見つからない。
そういう時にも手足は紫のまだら。氷水に浸けてたみたい。
親しい友人とおしゃべりしている最中に、急にのぼせ始めたり。
のぼせ始めると顔が赤くなるので、友人は「え?なんで?」と不思議がる。そうなるとますます赤くなるのです。心と体って、本当につながっている――。
心理的なものもある、とは思っていましたが、一人静かに穏やかな番組を見ている最中にも、急にのぼせてきたり。
もう、いつそうなるか分からない。
その職場では、急がれる部門があると、当然のようにお互いに応援に駆け付ける関係でしたが、暑くてきっとのぼせる、と思われる部門には、行きたくなかった。
すると、信頼していた同僚でさえ「のぼせる、って言ったって、ひっくり返るわけじゃないんでしょ?」と言ってきて、ショックでした。
発作おこしてひっくり返らないと、分かってもらえないんだ…。
そんなことから、
辛いと言っている人に対する見方、理解の仕方が変わりましたね。
その人が「タイヘンなの…」と言ったら、こちらは そんな程度で?と思えたとしても、その人は大変なんだ、と心から思えるようになりました。