世界がコロナショックと言われるようになってきました。貴方は冷静ですか?
「冷静ですか?」と聞くのは日本語的で。常日頃、情緒的でゆったり、のんびり、周りに寛容な国民性であったものが、ピリピリとして感情的な振る舞いが多くなる非常事態がコロナウイルスでもたらされた。どのような態度で毎日を過ごすか、各自が試されているだろう。ここ島根県はまだ感染者が発見されていない。高齢者が3人に1人の県だから、もし感染すれば重篤な病状になり易いといわれるだけに要注意だが、県知事は安倍の恣意的な休校要請にも動ぜず、あまり混乱はない。公的機関の職員やスーパーの店員はマスクをして対応しているが、そもそも市場にマスクは無いから、マスク無しでも違和感はない。
当の私はスギ花粉症であったので十分に在庫があって、あわてて買いに走るなどはなかった。家の外よりむしろ家の中でマスクをしていたが・・・実はスギ花粉は岩国の実家の前がスギ林で、最近帰宅した時山は茶色に染まっていたが、かゆくも何にもなかった。むしろ浜田の家の中で咳や痰が出るほどのアレルギーに悩まされたから、医療機関で血液検査でアレルギーを検査してもらったら、猫アレルギーでもなく、生物アレルギー反応は無く、やはりスギとハウスダストであった。それと初めて知ったがイネ科の植物アレルギーだそうだ。ハウスダストについてはネットでイギリスの若者が羽根布団を購入して二週間で呼吸困難になった話が載っていて、敏感性肺炎だそうだ。羽根布団をあきらめ、投薬で徐々に回復したということで、私もハタと気が付いて、寝所の改善を行った。古い枕を捨て、スポンジマットを捨てたら、いきなり痰や咳が減ってきた。半年以上悩まされたので、ちょっとした気転で、青天の霹靂となった。これは決して思いがけないことではなく、筋に従ったことだから改善したのだ。
もし、あのまま今もアレルギーで咳や痰で苦しんでいたら、コロナと間違われて、マスクをしていても周りから敬遠されたかもしれない。近頃、病院関係者がマスクをして帰宅したら、きっと近所の者だろうが、非難されたというのがネットに載っていて、「ほらでた!!」と思った。情緒的な国民性はここで、正当な理由もなく感情的になって、他人を非難するようになる。これは単に好き嫌いの問題ではなく、根っから染みついた生態がそうさせるのだから気を付けたい。
これもネットからだが、外国人でこの国に一度住んだり音をした経験のある人たちに、また住みたいかどうか聞いたら、ほとんどの人が住みにくい国として感想している。人当たりが良く、犯罪が少ない国てあってもだ。アジアで一番英語が通じない国だと・・・私もそう思う。これは英語教育が悪かったのもそうだが、最初から外国語教育で他の国を理解しようとするあないのも、根源にあるからだろう。排他的とまでいかなくても、理解する気がない。ガラパゴスと言われるのはこのことだ。
だからグローバル化も遅れたし、今の政治、経済も国際基準に適合しない。それでいて海外からどう見られているか気にする国民性。コロナウイルスでも盛んに国際比較をしているが、この国の政策が(むしろ自分を大統領だと思っている安倍が問題だが)どれほどのものか厳しい目でうべきだろう。外国製の検査キットを使うのをためらい、国産を開発しようとする間に、国民の健康管理が出来なくなっている現状は見過ごせない。感染症状が出ない人も沢山いるはずだから、検査に至るまで症状の基準を厳しくして重症患者だけ調べようとする姑息なやり方が、他国の機関からは見えているだろう。オリンピックは延期だという話は現実味を帯びてきた。