どうなるのか?多頭飼い!!
猫は理解できない野生があって、人にはどうしても理解できない本性がある。先週の続きで知ちゃんは結局6匹の赤端を産んでいたけれど、あれから直ぐに1匹、そのまた三日後に4匹が死んだ。知ちゃんは出産後の育児が下手というか、結局皆死んだ。彼女が食べないうちに庭に埋葬したが、死んでしまった子のことが分からないのか子供呼ぶ母の鳴き声が家に響く。乳房は大きく垂れて可哀そう。
6月12日は姉の3回忌で名古屋に行った。11日の夜10時に浜田を出て夜中じゅうを走る。心配だったのはミーちゃん家族だ。またクマがくわえて遊んだりしないように、寝室にとじ込めて、エサ水遣りを確認して出る。
夜の中国道は好きではないので広島まで出て山陽道を走る。途中一回ほど日が変わって0時から朝4時の間に高速料金の割引のため、一度どこかのジャンクションで出て直ぐに乗り直した。(実際は山陽道にまで出て一旦降りて乗り直したので料金は左程安くなかった。カシコイ!)しかし家を出てから中国山地を超えるとずっと雨が降っていて、ゆっくり走るしかなかった。浜田で入れられなかった軽油は途中で入れたが浜田でリッター138円、山陽道で172円でちょっと機嫌が悪くなる。おまけだが途中でラーメンを食べ、セブンイレブンでむすびを買ったときラーメンの職権を買ったときにお釣りを取り忘れたのに気が付いて、「そういやーお釣りを取り忘れたなー」と一言言ったら、セブンの若い店員が「忘れた方が悪い」と抜かしよった。「おい、違うだろ!忘れると悪いのか!!??」「誰かの忘れた釣銭をポケットに入れたら、拾得物横領罪という犯罪だぞ!!」と・・・・彼はお客が忘れた釣銭はポケットに入れても良いと思っているのか。最近の若い奴はと年寄りの苦言。
浜田から名古屋まで600kmある。朝から走れば夕方には着く距離だろうが、割引料金が頭にあったのと、ミーちゃんの赤ちゃんたちのことが頭にあって可能な限り泊まらずに法事が終わったらすぐ帰るつもりだった。夕食をごちそうになって名古屋の義兄の家を出た。高速に乗る前にまた軽油を入れた。セルフでリッター139円で満タンで浜田まで浜田まで走れる。帰りは中国道を通って米子で夜中の2時半に下り、約6700円だった。おかしい!!行きは合計約1万1000円だった。境港のスーパープラントに立ち寄る、朝8時から営業している。目当ては魚部門だ。店員が新鮮な魚を氷の上に並べるスタイルで,頼めば卸してくれる。「あのうーー・・・カニはありますか?」「昨日はあったのですが今日は仕入れがありません」・・・ガッカリ!!!「まだ紅ズワイは禁漁ではないのですか?と聞いたら。今月で禁漁になるとの話だった。しょうがないから浜田に帰る。結局昼近くになった。今度は下道を走る。約150kmくらいある。
ここからまたホラーだ。
とりあえず皆元気そうだったが「ミーちゃん!!元気かーー」と閉じ込めた寝室をのぞくと、皆ベットの上にはいない、どこだ!!
ああ、押入れが開いていた。また忘れて出たのだ。そこ懐中電灯でを覗くと布団が血で汚れている。そして黒い小さな塊がある。いやーなんだこれは!!よく見ると黒猫の赤ちゃんの死体・・・しかもバラバラ。頭がない、かわいい肉球の見える足の破片。またやったーー・・・・。留守したらミーちゃんが赤ちゃんを殺して食べてしまった・・・・「ほかの赤ちゃんは??みなどこだ!!」と叫んでもミーちゃんは出てこない。部屋は閉め切ったままで。ティシュで死体をかき集めると結構重い。生後20日を超えたところで。何という運命だろうか。ティシュに包んでいたところミーちゃんが現れた。口の周りが血まみれ・・・・ではなかったが・・・。
私はちょっと休みたかった。走りつかれてよく寝ていなかったので、ベットに横に成ったらミーちゃんがあらわれたのだ。「ミーちゃん、どうした?元気か?・・・」言葉が出ない。開けっ放しの押し入れから出てきた。私がまたベットにいるのを見て安心したのか、一匹キジトラの子を咥えて運んできた。「良かったーー。全滅ではなかった」それから後、二匹咥えてきた。合計三匹は無事だった。どうして一匹が殺されたのか分からない。とにかく考えられる原因は私が一日帰宅せず、閉じ込められたこと、押入れが開いていて中を確認しなければいけなかったこと、赤ちゃんを咥えて押し入れの高い位置まで飛び上がったのだが、奥の方へ移動するまでのストレスは大変だっただろう。いずれにせよミーちゃんの件は私が留守したことが原因だ。
一休みした私は居間でテレビをつけてみると、なにやらミヤーミィヤーと小さく啼く声が聞こえる。いやーひょっとして、今度は白ちゃんか!・・・・やはり白ちゃんだ。テレビの棚の下から聞こえる声は赤ちゃんの声。覗くと生まれたばかりで濡れて黒っぽい赤子が大声で助けを求めている。やったーまた生まれたーー・・・と言うと、「河口はいったい何をしたいのか・・・家中猫だらけに輪をかけて増やしている」と言われる。でも私にとって、もう二十年以上猫を飼っているけど自宅で猫が赤ちゃんを産んで育てるのは初めてなのだ。奥さんも子供もいないのだから・・・とにかく新しい命は嬉しいのだ。無事に育つことだけが一番の願いです。
だが、ちょっと変なのは白ちゃんの横にともちゃんが居て、産後の育児指導でもしているような感じで傍にくっついている。知ちゃんには悪いが、危ない気がする。それから翌朝覗くと一匹だけだが、知ちゃんと白ちゃんの足元にキジトラのような黒っぽい子がいるのが確認できた。今のところ生きている。そう言えば知ちゃんも白ちゃんも乳が大きくなっているので、赤ちゃんはどちらも飲めるからイイか!!
またホラーはやめて!!
次は農地を買うことについて書きます。
加筆:
いや、白ちゃんは初産で4匹生んだ。ちちゃい!!生み方で大きさが違うのだろう。しかしそこに知ちゃんが居て、4匹の子猫たちに乳を与えている。白ちゃんはそれを後ろで見ているから納得がいかない。確認しておかなくてはと、しつこくのぞき込むと知ちゃんが怒る。「あら見てたのねーー見てたのねー」という歌を歌手の都はるみが歌っていたのを思い出す。ふたりに「ご飯だよー」と言うと下の階に降りてくる。カリカリだけ食べてすぐ戻る。赤ちゃんたちだけの状態で確認が出来なかったが・・・・なんと今度は白ちゃんだけが乳を与えているから・・・・安心というか・・・・。まあ知ちゃんは乳母だと思えばいいような気がする。
白ちゃんは怒らないやさしい猫。だけど最近は私の膝の上に乗らなくなった。・・・・頑張ってね!