このところ何ともはっきりしない天気で、何時梅雨に入ったのか、本当に梅雨なのかもはっきりしないでイライラしていた、これは政府のコロナ対策と同調しているみたいで・・・気持ちが悪い。私の性格が姓名判断でいう性格に当たる部分が7画で「せっかちではっきりしないとイラつく」性格だからか。
梅雨の湿度の高い時期には毎年「ノミ」に悩まされると前にも書いた。高湿度に変化した4月の終わりころからノミが廊下を歩くたびにズボンに纏わり(まとわり)つくようになった。5月には大量発生し、家の猫たちの動向と関係なく廊下にいるようになり、殺虫スプレーを10本ばかり買い、あちこちに設置して「こんにゃろー!!」と撒き散らかして殺したが、廊下や階段の隅のホコリの中に住んでいる者(ノミ)が私の足音に反応して、近くを通ると足元に飛びついて「食事タイム」に入るのである。しかしそうそう食われてたまるかと、廊下や部屋の隅々まで掃除機をかけると少しノミの数も減るので対策としては有効だが、どうしても万全と行かず、寝るときにはベットの上に上がるのにノミを持ち込まないように気を使うことになる。油断すると寝ている間に露出させた肌には必ず食いついてくる。
そこで寝る前にはベットの上がる場所を決めて、そこで足をパンパンと払ってノミがシーツの上に落ちるのをスプレーで殺す。間に合わない時は直に上から指を押し付けてシーツの上で摺りまくる。小さな点であはあるが血の跡がシーツに着く。「糞!!てめえら許さん!!」と・・・用意したのは坐骨神経痛などでさんざん飲んで空になったコンドロイチンの瓶・・・・これにノミを入れてみようとベットの脇に一つ、テレビのある部屋に一つ用意して、ノミ集めを開始した。
血を吸ったノミは動きが悪いから、さっと指でつまんで瓶の口に指を深く突っ込んで放つ。指の突っ込みが浅いと中には指を伝わって逃げる奴もいる。スプレーで死んだやつも皆瓶に入れてみた。瓶の中では死にきれずに飛び回っているのも多数。しかしノミは瓶の口を開けるたびに飛び出るのではないかと思ったが、どうもノミは垂直には飛べない様だ。ノミは自分の身長の100倍飛ぶことが出来るとか言うけど、それは過小評価、1mmのノミが10cmしか飛ばないなんてことはない。20cmいや30cm近く飛ぶものもざらである。一瞬にして空間移動したみたいに視覚範囲から消えてしまう。
で最近、ベットの所では300匹程度、テレビの所では200匹程度捕まえただろうか。今日は6月29日で普通なら7月20日ころまで梅雨だからノミも頑張っていると思いきや、このところいきなり減ってきた。瓶に一杯にしようと思っていたのに、どうも残念なことになりそうだ。ベットにもあまり来なくなって、毎夜2~3匹程度になってしまった。
で、猫たちに助けてもらおうかと思ったが、背中のしっぽに近い所にノミがわいている猫が多数いて・・・・繁盛している。「ノミの瓶詰」を作るのにノミを頂戴なんて・・・虐待をしている様なものか・・・。で仕方ないからまず彼らを一匹ずつお風呂に入れた。そこで子猫も大暴れしてかなり引っ掻かれたが・・・・いるはいるは・・・洗剤の界面活性剤で溺れたノミは洗面器の底に沈んで、まだ生きているやつは浮いている。「死ね死ね死ね」と数百のノミが沈んでいたが・・・・これを集めて「瓶詰」にする気は失せてしまい、流した。泣きじゃくる猫たちのうるさいこと。タオルで拭いてやろうとしても怒っているから・・・・拭かせず走って逃げる。後で見たらまだノミが死に切れず、毛の間で走りまくっている。つぎはママレモンで洗ってあげよう。界面活性剤が37%で強力だし、臭いもシャンプーのように長く香って猫の嗅覚の邪魔をしない。
とか言って、かわいそうだからノミ取の薬を買ってきて散布してやった。いま13匹だが、一斉に実行するのはやはり困難。二度繰り返すこともあり。
瓶詰めのノミはどうするかって?梅雨が明けたら火あぶりにしてやる!!
我が家の生物・・・ねこ、ねずみ、もぐら、穴掘りガニ、トビムシ、フナ虫、げじげじ、ムカデ、蚊、コバエ、ニクバエ、金バエ、トカゲ、ヤモリ、モンシロチョウ、カミキリムシ、コガネムシ、足長バチ、スズメバチ、熊蜂、スズメ、燕、シジュウカラ、トンビ、カラス、アオサギ、たぬき、日本アナグマ、いのしし・・・そうそうゴキブリ、アブラムシ・・・ノミと私。こうやって書くと結構いっぱいいる、大田区仲池上に住んでいた時はこんなにいなかったけど、今いなくて困っているのは「ミツバチ」だ。1kmくらい離れたところにミッキー・カーチスが趣味で養蜂をやっていてミツバチがスイカやズッキーニなどの受粉をやってくれていた。浜田では全くミツバチは見ない。だから今年もスイカの受粉はお絵かき用コリンスキーの筆で花粉を着けて、今の所3個食べられそうだ。庭の向こうは海だから、魚は一杯いるけど我が家の中には飛び込んでこないから。
そうそう、一番多い生物はクモだった。これにはそこいら中にネットを張り巡らせるものは二時間あれば通路の顔の位置にネットを張って占拠し、まず私が捕まってしまう。台所では昨日の朝に飲んだマグカップの中にクモが巣を作っている有様。玄関から廊下に数えきれないほどのクモの巣がある。これは蚊やハエを捕まえてくれると益虫扱いなのだ。他に飛びグモ・・・巣は持たずにそこいら中を飛び跳ねてダニを食べてくれるクモ。美術館の展示室にもいた。飛びグモはダニを。ダニはカビを食べてくれるから・・・殺さないようにと言ったら、庶務の女の子からヒンシュクものであった。
そうそう我が家の生物多様性に「フクロウ」を忘れていた。そこに彼らのエサとなるトカゲにネズミ、にもぐらがいる。うちの猫も時々ネズミやモグラは捕ってくるから・・・。
それからノミが廊下から減って殆ど見かけなくなった・・・ということは梅雨が明けた証拠になるだろう。毎年この時期はこの現象を繰り返すのだ。反面、猫たちのお尻にノミがパンデミックしているから、これを何とかしなくては。