沖縄のサトウキビから作る黒糖を一杯まぶした黒かりんとうは美味しいよね。良く買って食べるから、思い出すと唾がわいてくる。
おや・・・畳の上に黒かりんとうが落ちている・・・と思って、暗い中よく見たらなんと、それは猫のウン子であった。う、う、う、何ということだ!!「くそったれ!!」思わず叫んだが・・・。大きな黒かりんとう・・・ではなくて。コロンとした感じといい、いい形をしているし、文句なしの黒かりんとう・・・ではなくて、ウン子である。猫たちの健康を知るうえで大切なのは、彼らの食欲と結果のウン子である。まあいいウン子であるとしても、誰のウン子か?
ここのところ問題を起こすしょうゆ(子猫の名前)はどこそこ構わず下痢のウン子をするから、彼のものではない。しかも大きさからして大人の猫のものだ。最近私の寝所に出入りするのは大猫のおとちゃん(おす)か、ぶんこ(めす)、他にしょうゆとみりん(子猫の名前)の母親のあいちゃんだが、前科があるのはぶんことあいちゃん。この二人は私の布団の上でおしっこにウン子をした。彼らにしつけは通用しないから、またやらかしても不思議ではない。おとちゃんは茶トラのオスで行儀は良い。これまで前科は無い2歳の大人の猫である。しかし彼が猫トイレで用を足すところを見たことがないので・・・一応疑ってみる。
そうそう、したてのほやほやのウン子は冬には湯気が出て、少し濃いめの黄土色で黒い訳ではない。空気に触れて黒くなっていく。そして3日ぐらい乾いてくると表面がグレーになってくるのである。完全に乾くまで待ってティッシュでつまんで捨てる。何の話をしているのか・・・。
最近、書くことが無くて、またウン子の話になったが、今朝は朝一番に寝ぼけた状態でスリッパに足を入れたら、また濡れてしまった。朝から目が覚めた。風呂へ行って足を洗い、また誰がやったか考えてみたが、最近恨まれるように叱ったことはない。3度目である。もうひと3度目がある。枕元のマグカップに残した水の中にノミが飛び込んで溺死していた。彼らは蚊と違って、私の顔を刺したことはないが、なぜこんなにノミの密度が高いのか・・・最近布団にノミが4,5匹は見つかって、私の服の中にまで入り込んで血を吸うのである。
猫の多頭飼いで崩壊している話は書いたと思うが、しつけも出来ず、ノミも退治できず、流行性鼻炎(猫かぜの一種)から解放していやれず、打つ手なしの状態。もはや私の生活は猫たちと一体化しているのである。
黒かりんとうと間違えるのは、そのせいかもしれない。
一つ書き忘れた・・・突然だけど・・・今まで17年間気が付かなかったことがある。実は昨日たまたまリビングに作ったキャットウォークを歩く勘助くんを見上げたら、気が付いたのだが、彼は三毛猫だった。万に一匹と言われる三毛猫のオスだったのだ。驚いたなあ。今まで気が付かなかったのは・・・やはり猫たちと一体化しているせいだろうか?三毛のオスは遠洋航海の船員が守護として連れて行くという、防災のお守り猫だった。気が付かなかったせいで防災にはていないみたい。
長生きして欲しいね。実は彼は馬込幼稚園の駐車場で捨てられていて、片目がつぶれていたので、当時大河ドラマ「風林火山」の主役であった山本勘助が隻眼であったために命名した。当時一緒にえさをやっていた猫お姉さんが我が家に連れて来てくれた子だ。もうこの子が唯一残る東京から連れてきた猫だ。