三郷小学校の5年生19人が午前中を使った課外授業で間伐体験をする事になり、そのお手伝いをしました。
この課外授業は恵那市林業振興課の出前講座で、子供達に森林の大切さを知ってもらうことを目的としています。
スタッフは林業振興課から3人、県の林業課から一人と私の5人です。
先生に引率された子供達は朝一番に学校から車で10分の工業団地脇に集まり、先ずは林業振興課の小栗さんから恵那市の人工林についての説明と、熊や猪の危険性についての説明を受けました。


猪の牙や詳細な資料で猪の危険性が説明されました。
その後直ぐ近くの人工林に移動し、私が担当して間伐を体験してもらいました。


間伐作業は手鋸を使い、掛木処理は梯子とロープと滑車を使いました。
ところが手鋸での作業は意外と手間取り、手持ち無沙汰の他の子供達が遊び始めてしまいました。
子供達が倒したヒノキの樹冠に潜り込んだり、枝を拾って枯れ枝を叩き落としたり、倒した樹の幹を危なっかしく歩いたりし歓声を上げるのを見て最初は焦りました。
しかし、子供達は何でもない物で自由に遊びを作り出し、楽しんでいたんですね。
大人になるといつの間にか失われてしまう何でも楽しんでしまう柔らかな心が、そこには溢れ出ていました。
もしかしたら、そんな心でのこの場の自由な体験の方が、大人が用意した体験より子供達の心に残り、得られるものが大きいのかもしれません。
教科書では森林の働きや大切さに触れていますが、例として挙げられている森林が白神山地であり、そこは林業が行われる事をかろうじて阻止して守られた森林なのに、一方では林業だけが森林を守るための活動として取り上げれたりしていて、今の日本の森林が抱える問題は複雑です。
これからの森林の守り手である子供達には、先ずは森林での遊びを体験してもらい、自分の頭で森林の問題と対処方法を考え実践してもらいたいものです。
そのために何が出来るのかを考え続けたいと思います。
お昼までの短い間伐体験は、無事に終了しました。
色々考えさせられる体験でした。
この課外授業は恵那市林業振興課の出前講座で、子供達に森林の大切さを知ってもらうことを目的としています。
スタッフは林業振興課から3人、県の林業課から一人と私の5人です。
先生に引率された子供達は朝一番に学校から車で10分の工業団地脇に集まり、先ずは林業振興課の小栗さんから恵那市の人工林についての説明と、熊や猪の危険性についての説明を受けました。


猪の牙や詳細な資料で猪の危険性が説明されました。
その後直ぐ近くの人工林に移動し、私が担当して間伐を体験してもらいました。


間伐作業は手鋸を使い、掛木処理は梯子とロープと滑車を使いました。
ところが手鋸での作業は意外と手間取り、手持ち無沙汰の他の子供達が遊び始めてしまいました。
子供達が倒したヒノキの樹冠に潜り込んだり、枝を拾って枯れ枝を叩き落としたり、倒した樹の幹を危なっかしく歩いたりし歓声を上げるのを見て最初は焦りました。
しかし、子供達は何でもない物で自由に遊びを作り出し、楽しんでいたんですね。
大人になるといつの間にか失われてしまう何でも楽しんでしまう柔らかな心が、そこには溢れ出ていました。
もしかしたら、そんな心でのこの場の自由な体験の方が、大人が用意した体験より子供達の心に残り、得られるものが大きいのかもしれません。
教科書では森林の働きや大切さに触れていますが、例として挙げられている森林が白神山地であり、そこは林業が行われる事をかろうじて阻止して守られた森林なのに、一方では林業だけが森林を守るための活動として取り上げれたりしていて、今の日本の森林が抱える問題は複雑です。
これからの森林の守り手である子供達には、先ずは森林での遊びを体験してもらい、自分の頭で森林の問題と対処方法を考え実践してもらいたいものです。
そのために何が出来るのかを考え続けたいと思います。
お昼までの短い間伐体験は、無事に終了しました。
色々考えさせられる体験でした。