川下り

今日は雪解けで水量が少し増した天竜川をカヤックで下った。
この時期に川に出てくるのは、ある程度技術の高い人だけなので、老兵の僕も気楽に参加させてもらった。
昨年の豪雨で川の流れはすっかり変わってしまって、川の様子を探りながらの川下りとなった。
カワウやカモが目の前から飛び立って、腹の模様まで見えた。

天竜川は高低差が激しい川なので、瀞場でプールになっているのに、川の水面は水平ではなく、下流に傾いているところもある。
これは見たことのある人にしかわからないだろう。
そのプール状の水は、音をたてて瀬に落ちて行き、前の人がみえなくなるほどの高い波をものすごいパワーで左右から巻き上げる。

今日は半年ぶりのカヌーだったので、その波に体を預けるようにおとなしくおとなしく下った。

FinepixF700
これは昨年の写真。
天竜川では技術の高い人たちはこういうポイントで遊ぶ。
ここは去年2度ほど入ったけど、見ている以上に迫力がある。

僕はもう年なのでこういうところで遊ぶ体力がない。
それ以上に技術と恐怖心で入っていけない。
以前、こういうところで遊べていた自分が懐かしい。

こういうところにカヤックで入っていくのは、まじ怖いですよ＾＾

二人でブランコ

昨日は妻と姉と娘を連れて、亡くなった叔父の家に行った。
娘も連れて行ったけど、毎回毎回僕が顔を出すのも恥ずかしく思い、その家から数百メートルの山頂にある神社で時間を潰した。

弓道場や遊具が新しくなっていた。

娘がブランコに乗りたいというので、久しぶりに二人で並んでブランコに乗った。
乗りながら、娘の小さかったころの話を聞いた。
子供目線の昔話は新鮮で面白かった。

思えば二人でブランコに乗ったのは何時のことだっただろうか。
思い出せないほど昔のことだ。
次に並んでブランコに乗ることはあるのかな。

R-D1 + Summarit 5cm F1.5
その神社にて撮影

雨

3日ほど前に、来年と再来年卒業予定の学生への合同説明会に出席した。
そこに向かう途中に菜の花畑があった。
毎年そこにあることは知っていたので、ほんの少しだけ寄った。

雨が降る中、傘を持っていなかったので、窓を少しだけ開けて撮影した。

とても綺麗な黄色だった。

S5Pro + SIGMA 30mm F1.4

後悔

昨夜は取引先がGW前の最終日ということもあり、朝から打ち合わせや来客がぎっちり詰まっていた。
夕方からの社外での打ち合わせが終わって、社内でのミーティングが始まった時に携帯電話をマナーモードにした。

夜8時17分に見覚えのない携帯電話番号からの着信があったことも気づかなかった。

その後家族から電話が何度も入って気づいたのだけど、妻の叔母さんのご亭主が亡くなったことを告げられた。
夜8時45分に病院に駆けつけたときには間に合わなかった。夜8時30分に亡くなってた。

叔母さんから、もう危なかったので僕に真っ先に電話したのだと告げられた。
最近買った携帯電話の裏に僕の携帯電話番号を書いた紙を貼っておいたと言う。

申し訳ないことをしたと、朝になってもまだ後悔している。

自分の甥、姪がいっぱいいるのに、わざわざ血縁のない僕に電話をしてくれたのに、僕は何をしているんだろうなあ。

山深いところに住んでいて、なかなか寄ることもなく、昨年顔を見たのが最後だった。
そのときは叔母さんと20分ほど話して帰ろうとしたら
「おい、こら、俺の顔を見んで帰るのか」と奥から大きな声で叱られた。
いつもそんな調子で僕を呼んでくれた。

歩くことはままならなかったけれど、口は元気で、結局2時間ほど、話をして帰った。それが最後になった。


S5Pro + SIGMA30mmF1.4
昨日の湖のすぐ近くで撮影

競歩大会

今朝はいつもより少しだけ早く起きて、こんな景色のところに行ってきた。
実は娘の競歩大会で、送って行けと言うのだ。
ガスで霞んだ景色はいつもとちょっと違った雰囲気で、しっかり写真を撮りたいところだったが、娘に見つかると嫌われるので、大急ぎでパシャパシャと撮影して帰ってきた。

S5Pro + SIGMA30mmF1.4

あたたかくなりました

会社に着いて、玄関を開けようとしたら、いつもと何かが違う。
何だろうと考えたら、僕の駐車スペースの壁にあるエアコンの室外機が動いていない。
もう少ししたら冷房になるんだろうが、ほんの少しのこの時期は、自然な風を感じる季節だ。

R-D1 + Summarit 5cm F1.5
一昨日の駐車場から見た月

ロケ

昨日の夕方に突然知り合いから連絡があり、企業プロモーション用の撮影に車を貸してほしいと依頼があった。
今日は車を洗車して朝一で出かけて、今頃会社に戻ってきた。
半日終わっちゃったよ。
こんな冴えないおじさんが出てくるDVDなんて、がっかりだろうになあ。
どうせなら可愛い女の子に運転させればいいのにねえ。

R-D1 + HEXANON 35mm F2
この写真は木曽の旧道にて撮影。
すぐ近くには十返舎一九の句碑があったけど、読解不能でありました。
桜の花が泣き出しそうな空をバックに、迫ってくる感じがしてぱちりと撮影しました。

観光客

久しぶりに木曽のお気に入りの温泉に行こうということになり、家族で出かけた。
その途中に国道から見下ろしたら立派な枝垂桜が見えた。
関西の観光バスが何台かと、県外ナンバーの車が何台か停まっていた。
ツアーガイドのお兄さんが大きな声で、
「あと10分で出発です。お墓には絶対入らないでくださいね～。山道登ってもいいけど遅刻しないでくださいね～」と叫んでいた。

地元の農家のおじさんが一輪車を押しながら通りがかって、写真撮影している人に声をかけた。
「看板に書いてあるでしょ。お墓に入らないでね。」
たぶんそこに、そのおじさんの家の墓もあるのだろうなあ。

写真を撮ってた人は、それに対して小馬鹿にしたような言葉を返した。
撮られてる人も撮影が終わるまで墓を出ることはなかった。
その人が撮り終わるとまた次の観光客が墓に入って記念撮影。

それがこの写真だ。

温泉に入ってから妻籠のすぐ近くの野菜販売所で、晩のおかずの買い物をした。
竹の子とタラの目などなど。
その場所から、その店のおばさんの山が見えるのだけど、県外ナンバーの観光客が
山に入って山菜をビニール袋いっぱいに採っていた。
おばさんは悲しそうな顔をしてたけど半ば諦め顔だった。
止めてと書いても言っても次々と採られちゃうのだそうだ。

都会の人は山は公共のものと思っている人が多いが、私有地で手入れをして山菜を出荷している農家のものであることもあるという認識はないようだ。

これから新緑の美しい時期になり、都会の人たちが信州を訪れる。
旅の恥はかき捨てというが、恥であるとも思っていない大人を見ることは哀しい。

R-D1 + HEXANON35mm F2

お気に入りの温泉は、一昨年少し改装して、内の湯が檜風呂で、
屋外に35度程度の円形檜風呂のジャグジーと、四角い6畳程度の檜風呂というなかなかいい露天風呂だ。この話はまたの機会にします。

オダマキ

家の花水木が咲き始めた。
白い花水木はまだ芽が出始めたところだけど、赤いほうはもう咲いてる。

この写真の花はオダマキかな？
綺麗な紫だ。

玄関前の田んぼは水を張る準備が始まった。

R-D1 + Summarit 5cm F1.5

マニキュア

娘がマニキュアをするようになった。
高校2年生だから、そんなもんかな。
娘は指を見せないようにしてる。僕も見ないふりをしている。

S5pro + SIGMA30mmF1.4