健康であること

ここを訪れて下さる皆様。いつもご覧頂き感謝しております。
数日前眼の神経の一部が突然麻痺したことにより、日頃の足である車の運転や、道を歩くことや階段の上り下りすら支障が出る状況になりました。山間僻地に住む者として、車の運転に支障があることは大きなダメージになっています。
病は突然やってまいりますが、突然回復するということはないと思っています。最低でも数週間、悪くすれば数ヶ月。あるいはこのままという可能性もかなりあります。
若い頃神経生理学の研究をしていたので中途半端な素人判断ではありますが、過度の期待をせずに最善を尽くしていきたいと思っております。

一昨日の日記の写真も置きピンで、自分でも情けなくなります。

皆様のブログへのコメントを書きたいのですが、今はPCの画面を見ることに難儀をしておりますので、義理を欠いて申し訳ありません。
そうは言いながらも見えないわけでもありませんので、養生しながら撮影できることがあればここに写真を載せていくと思いますし、皆さんのブログへのコメントも出来る範囲でさせて頂きますので、今後とも宜しくお願いします。

昨年も痛感したはずでしたが、改めてこういうことがあると健康であることの有り難みを痛感します。

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昨夜の高速バスの中から撮影した西新宿

忘れ物

2ヶ月ぶりの東京はなんだかとても懐かしい感じがした。

先に書いたように先日の中央道のトンネル事故で一般道に迂回することが避けられないので、運転は諦めて高速バスで移動した。
運転しなくていいので、書棚から文庫本を1冊鞄に詰め込んだ。

古本屋で昨年買ったまま読んでいなかった重松清の「ナイフ」。坪田譲治賞をとった短編集だが、僕は「ナイフ」より「キャッチボール日和」に心を打たれた。
この短編集のテーマは学校のいじめだが、子供の頃の感覚や大人になっても時々感じる疎外感や人を失う怯えなど、忘れてたものを想い出させてくれるような作品だった。

重松さんの文章は泣かせ上手だ。
ほろっと泣かせてくれるけど、スーツを着たおっさんが窓際の席で涙するのはみっともなくて困る。
おかげでちょっと読んでほとぼり冷めてまた読んでと時間がかかってしまう。

SIGMA DP2
昨日の朝

赤プリ小さくなっちまいましたね

今週は愛知県を二往復し、昨日から東京。
中央道のトンネル事故の影響で一部一般道を使っての往復となった。移動の多い一週間だった。
今は自宅で勘三郎さんの追悼番組を見ている。重ね重ね寂しい。

本日は打合せ。永田町から表に出て赤坂見附の弁慶橋から赤プリを見上げたら、やけに短くてちょっと滑稽でもあった。

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夕焼け

急な打合せを頼まれて午後から名古屋に入った。
夕方、取引先の駐車場を出てすぐに電話があり、他部署の方が別の案件について会たいと言われたけど、明後日に長野市の打合せ依頼がメールで来たので準備のため今日はご勘弁願った。
慌しくて自分のするべきことができず、どんどん溜まってしまって皆さんにご迷惑かけてばかり。情けない気持ちの毎日だ。

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夕方名古屋市内を運転中にバックミラーから見えた夕焼けが綺麗だったので、信号待ちでバックミラーの夕焼けを1枚撮影。

浮き沈み

カヌークラブで小学校のプールをお借りして急遽ロール練習会をしたいということになった。
積極的な活動は嬉しいのだが、僕があまり地元にいないので時間が作れないこの時期に平日に私用を入れなくてはならず困った。

事前の下準備をして了解を得てから、仕事の合間を作って小学校に借用願の書類を作ってご挨拶に上がり鍵を貸していただいた。
偶然バックネットの上に虹があったのでとりあえず1枚撮影。
ちょっと移動してもう一枚撮影しようとしたら虹は消えていた。

綺麗な虹が見えたからまあいいか。

会社に戻って仕事を終えて車を見たら、助手席側が当て逃げされていた。
ひとのために時間を工面して頭を下げて、おまけに車も壊れてしまって、ちょっと凹んだ。

昨日は気持ちが上がったり下がったりの一日でした。

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SKE48

今日は名古屋の栄で打合せがあった。ふたつの打合せが終わって帰ろうと運転し始めたタイミングで、錦にある会社から電話が入り急遽目的地を変更した。
打合せが終わって雑談していたら、最初の打合せ場所のすぐそばにある観覧車の建物がSKE48の聖地なんだと教えてもらった。
「ほぉ～！」と驚いてみたが、メンバーの顔も名前もひとりもわからないので、もし栄でメンバーとすれ違ってもサインをお願いできないなあ。

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自転車の影。栄にて。

清里トンネル

先日の出張に行く途中、深夜2時くらいに清里に入った。
霧が深くて視界が悪くて、清里トンネルの中だけは当然ながら霧はなく、黄色い照明が異次元な雰囲気だった。
トンネルを抜けたところに車を停めて30mほど歩いてトンネルの入り口で撮影場所を決めてミニ三脚で撮影した。
外は真っ暗で車も全く通らないので、林の中の小動物たちが動く音なのかガサガサと擦れるような音がした。
長時間露光とWAITしている間がやけに長く感じて、気味が悪くて1枚だけ撮影して車に戻った。

SIGMA DP2

近くて遠い

昨日は午後から愛知県で打合せがあって夜に会社に戻った。
地元でいくつかの打合せが終わったのが夜10時で、急いで帰宅。
入浴して仮眠をとろうとしたが普段より早く眠ることが出来ずテレビでオリンピック番組をちょっと見て、深夜零時に家を出た。目的地に到着したのは3時半。
今回は農業関連の打合せであったため、早朝からの動きやその地域を見ておきたかったのだが、さすがに早すぎたので、シュラフに包まって仮眠をした。
その道の先は東京奥多摩。でも道はない。日航の事故のあの123便の落ちた場所も近いが道がない。千曲川の源流なのだが行き止まりだ。
山梨県とも近いのだが道が無い。近くて遠い。

日の出が始まるより少し前に目が覚めた。
ラジオではなでしこジャパンの銀メダル授賞式の準備の模様をラジオ中継をしていた。

ペットボトルに用意していた水で顔を洗ってから、車で小一時間ほど農地を見たり集荷場に向かう大きなトラクターを見てたりした。
外気温は15度を下回り肌寒いくらいだ。鶯もコスモスもここでは春からずっとなので季節感が狂う。
5時半ともなれば農作業のトラクターがあちらこちらで走り、拡声器からのラジオ体操が流れる頃には仕事はピークを越えたようだった。

朝7時過ぎに客先に出向き午前中いっぱい打合せをして帰路についた。
長い午前中だった。

SIGMA DP2
千曲川で釣りをする人。

リハビリカヌー

金沢に引っ越したカヌー仲間が日帰り強行で天竜川の川下りにやってきた。
前回会ったのは昨年夏の奥木曽。相変わらずの屈託の無い笑顔。
仲間達が集まっていつものコースで川下りをした。
中途半端に水が多くて波は所々大きかったがシンプルで、久しぶりの川下りのリハビリにはちょうどいい。

川下りして笑って、いつもの中華料理屋で食事をして笑顔笑顔で帰っていった。

SIGMA DP2
数日前、ほんの少しだけ晴れたときのひまわり。今年初めてひまわりを見たので記念写真。
それからずっと悪天候。梅雨明けするとなぜか天候が荒れるのは毎年のことだが、今年も例に漏れず不安定な気候だ。

萩元晴彦ホームタウンコンサート

萩元晴彦さんは地元の出身のプロデューサーで、もう亡くなられましたが音楽をこの地に根付かせようとしてくれた方。
このコンサートは今年で15回目だ。


コピペですが

飯田市馬場町に生れました。1953年（昭和28）、早稲田大学ロシア文学科を卒業して、ラジオ東京（現TBS）に入社しました。翌年に制作した番組、「神これを癒し給う―心臓外科手術の記録―」が、民放祭番組コンクールラジオ教養部門で、第1位の郵政大臣賞を受けました。1971年（昭和46）に、TBS社員と共にテレビマンユニオンを創立し、初代社長に就任して、日本で最初の3時間ドラマ「海は甦る」を制作しました。その後、サントリーホール初代総合プロデューサー・カザルスホールのプロデューサーを勤めて、小澤征爾・カラヤン等と共に活動を行い、1998年（平成10）には、長野冬季オリンピックの開・閉会式のプロデュースを担当しました。　

という経歴の方。



斎藤秀雄先生のメモリアルコンサートが1984年に松本で開催されたのがサイトウキネンの発端となったが、これを企画しドキュメント番組としたのが萩元さんだった。
サイトウキネンが松本で開催されたのは鈴木メソッドの発祥の地であったことや、ホールがあったことや萩元さんが松本深志高校の卒業であったことも影響しているのではないかと思われる。
萩元さんは小澤先生とN響のことや、その後の海外での活躍を追いかけて取材をしながらバックアップをした方で、古い傷のような歴史を知っていた人だと思う。


古い話はさておき、今年のコンサートの演奏者は宮田大さん（チェロ）、田村響さん（ピアノ）、守屋剛志（ヴァイオリン）。
5年前にも宮田さんは同じホールで演奏されている。


もう10数年前に小澤先生と桐朋の学生のオーケストラとロストロポービッチ氏がこの片田舎でコンサートをした。
そのロストロポービッチチェロコンクールの2009年の優勝者が宮田さん。（4年に1度の開催）
彼のチェロは斉藤秀雄先生愛用のチェロ。
今年1月の水戸室内管弦楽団が指揮者小澤征爾、ソリスト宮田大という顔合わせでハイドンのチェロ協奏曲1番ハ長調を演奏した。
サイトウキネンでも今年は指揮をしない小澤先生なので、とても貴重な演奏なのだ。
小澤先生は先日桐朋の礎を作られた吉田秀和氏の追悼でタクトを振ったが、ソリストを招いての演奏者としては宮田さんが最も最近の方となっていると思う。

この曲は十数年前に小澤征爾とロストロポービッチの演奏で聴いた曲。彼らの深い因縁のようなものを感じた。

S.ラフマニノフ
ピアノ三重奏曲 第1番 ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.49

G.フォーレ
ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120

L.V.ベートーヴェン
ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調「大公」Op.97

アンコール
S.ラフマニノフ
How fair this spot!!

素晴らしい演奏会だった。
同世代の20代の若者たちの才能と若さが迸っていた。

SIGMA DP2
増水した保津川にラフトを戻す作業を撮影。
写真に見える対岸も土砂崩れしている。数時間前までは下の広場も完全に水没していたようだ。