疎外感

先週は新宿である業種の新年会に参加した。
関係省庁の方や報道も入り、賑やかな宴だった。

乾杯して歓談。
有名企業の方も多く、名刺交換をしている姿を見ていた。

主催側との関係で参加した僕はその業界ではないので、ほとんど面識のない人ばかりだ。
毎年のことながら、場違いなところに紛れ込んでしまった。
主催側の方々や顔見知りのオーナーと挨拶を済ませて、あとは会場の隅から眺めていた。

賑やかだなあと思うと共に、目の前を流れる大河を見るが如くで、圧倒されながらもそこに入ることができないでいた。

大学勤務時代も孤独な研究で、起業してからは敵や取引先はあっても同業者と仲良くなる業界ではないこともあり、このようなパーティーで多くの人が思惑を持ちながらも歓談する姿を見ると羨ましくもあった。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4
新宿にて

scotttsさん

先週木曜日は都内にいた。
夜、米国から帰国中のscotttsさんにお会いすることができた。
scotttsさんのオーラに包まれて、幸せな時間を過ごすことができた。
まるで高校時代に憧れの女の子とのデートのような高揚した気持ちがずっと続いた。
帰路、scotttsさんの握手の感触を思い出しながら、こんな感覚は何十年ぶりだろうと思った。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4
銀座にて

吹雪く

今日の中央道は長野県境では雪で50km/h規制がかかっていたのに、東海環状道から東名に入ると気温が上がりいい天気になった。
帰り道は恵那から長野県にかけては吹雪いて前が見えなくなり、車線のラインも一気に見えなくなった。
少し標高が高いと雪が舞い、ちょっと下りると雪がほとんどない。
信州は標高に敏感だ。

Leica M9-P + summarit 5cm F1.5
少し前に撮影したブランコ

塩羊羹と中華そば

先日岡谷に行った帰りに、少し寄り道をして諏訪の新鶴という老舗で塩羊羹を買った。
羊羹が大好きということでもないが、ふと食べたくなる。

飯田市の市街地に上海楼という中華蕎麦屋がある。
つるんとした飯田にしかない喉越しの麺だ。
この中華蕎麦、40年以上前から食べているが、ずっと同じ味を守っている。
これもふと食べたくなる。

先週、昼飯に寄ってみた。
メニューを見ないで「中華蕎麦ひとつ」とオーダー。


新しい料理も嬉しいが、変わらない味ってのも嬉しいものだ。

FUJI FINEPIX X100

雨

朝から霙交じりの雨。
昨日も湿った雪だった。
これじゃまるで春近くの雨のようだ。

今日の気温は最高で1度前後。気温もそれほど寒くない。
このまま春になるのかな。

Leica M9-P + summarit 5cm F1.5
本日撮影。モノクロっぽいですがカラーです。

腹巻き落ちた

我が家近くの柿の木。
手入れされていて、腹巻きが落ちたように藁が敷いてあった。
毎年見て、毎年連想してしまう。

Leica M9-P + summarit 5cm F1.5

バイオマスエネルギー

原油高騰に加え、CO2削減や原発問題などで注目されているひとつにバイオマスエネルギーがある。
昨年末テレビでも脱原発提唱のドイツなどでのバイオマスやパッシブソーラーとして太陽光を採りいえれるビル建設や個人住宅を含めた地域全体の特集があったが、日本よりもはるかに森林率の国々が森林利用に取り組んでいる姿を見ると日本でも意識を変えていく必要があると思わざるを得ない。

薪ストーブはイニシャルコストとして工事とストーブの購入がかなり必要となる。
ランニングコストとして煙突掃除と薪が必要になる。
乾燥した薪を購入して燃料にすると、灯油ストーブのほうがはるかに安い。
火を見る嗜好品と思えば安いのだが、個人的にはそこまで割り切れない。

薪を集めて燃料にすると、運搬用に軽トラックがあったほうが便利で、山に入るならチェーンソー。割るには斧か電動の薪割り機が必要。数年分の薪をストックする棚も必要。
この道具や薪集めのための燃料を消費することもエコじゃないとも言える。

もうひとつの選択肢としては、ペレットストーブがある。
ペレットを製造するために化石燃料を使うし、ストーブも電気ファンが必要なので良くないという人もいる。
製造時のエネルギーが必要なことは否めないが、電気や灯油で同じエネルギーを消費しているわけではないし、需要さえ安定すれば今以上に安価で安定供給できる。
高齢化社会では薪の運搬ひとつでも苦痛になるはずで、ペレットは悪い選択ではないと思う。

灯油や電気よりはずっと手間を必要とするこういう燃料を使うことは面倒ではあるが、化石燃料の消費量を減少させるとともに里山の保全にも良いし新たな雇用も生まれる。

個人的な理想としては、薪ストーブ用のブリケットをペレット同様安定供給してもらうことがいいと思う。
薪ストーブで使用するので、普段は自分の集めた薪を燃やし、不足したらブリケットを使える。
室内に保管できるので、取り扱いが楽だ。

できることならば、高級嗜好品のような価格のものではなく、石油ファンヒーター程度の価格のストーブが販売されて、燃料もホームセンターに並ぶくらいになってもらえたらいいのにと思っている。

子供の頃、暖房も煮炊きも風呂も薪での生活をしていたので、薪の面倒さが身に染みている。
少しでも楽にストーブが使える時代が来てほしいものだ。

備考
信州では薪の配達や薪を採りに行くイベントもある。一部に薪スタンドもあるし、近くの地場センターでは店頭で販売している。
一方ペレットも近くの森林組合で製造しているし、地域によってはストーブ設置のための補助金を出して推進している。
どちらのストーブも地元で開発製造している会社があるし、信州型というペレットストーブを開発しているところもある。

都会に住む方にはわかりにくい話かもしれないですね。
スルーしてください。


FUJI FINEPIX X100

清貧

昨日テレビで経団連会長だった故土光敏夫氏の本が話題になっていた。
土光さんの名言集をまとめたもののようだった。

今から30年ほど昔に土光さんの後援組織であるDK会が中心となって、勉強会のようなものが定期的に開催されていた。
その会合にはその当時の僕と同年代の若者を含めて20名ほどが参加していた。
なぜその会合に僕が呼ばれていたのか記憶に無い。

当時の土光さんは絶大なる影響力を持つ方だった。
そのいくつかを食事をしながら聞ける興味深い会合だった。

清貧という言葉をそのままに通したような生き方の方だったようだ。
番組の中でもいくつかの言葉を取り上げていた。
土光さんの言葉を今の経営者や政治家に聞かせたい。
自分を含め、反省すべきことが多々あることに気付かされる。



FUJIFILM FINEPIX X100

暫く温泉につかっていなかったので、昨日でかけた。
幸いにも誰もいなかったので1枚撮影。
（良い子はしちゃだめです）
よって場所は言えません。

2枚目は風呂までの通路。

偶然

先日岐阜の妻の親戚から新年会のお誘いを頂いた。
関西在住の親戚やその子や孫も来るのでどう？という話だったので気楽に参加させて頂いたが、呼ばれたは一人だけだったので顔も名前もわからなかったりうろ覚えだったりで苦労した。

宴席につくと妻の従兄弟のお嬢さんの御主人というすごく遠い人が僕の前だった。
お会いするのは2度目。話をちゃんとするのは初めて。
その方も岐阜の人。飲んでいたらこんな話になった。
4年前僕を名古屋の栄の地下街で見かけたんだけど、長野県にいるはずのぼくがいるわけないのにと悩んで悩んで声をかけなかったというのだ。
その日を聞くと確かに栄にいた。
日産GTRが2台とスカイラインクーペがディスプレイされていた。

よくこの顔を覚えていたものだ。
名古屋には毎月のように用事があるが、栄地下街に入ることは年に１、2度だ。世間は想像以上に狭い。

FUJI FINEPIX X100
数日前の朝、撮影。

霜焼け

近くの池では、カモが氷の上に立っていた。
人間だったら霜焼けしちゃうよ。



Leica M9-P + summilix 35mm F1.4

数日前に撮影