落ち葉

毎年この時期に同じような場所で同じような写真を撮っていたはずだけど、今年はカメラを持っていないことが多いしそういう場所に行かないのでアップする写真も当然ない。
県外にも行っているけど撮影したいものは無くて寂しい限りだ。
これでは紅葉を撮影しないで終わりそうだったので、客先から戻る途中で自分が知っている中では一番最後に色付く神社に寄った。
それでも流石に葉は落ちていて、あるのは落ち葉だけだった。

FUJI FINEPIX X100

波風

もう寝る時間。
今日は何かあったのかと思い起こせばあるにはあった。昨日も。
平穏無事な毎日とは記憶が薄れることとほぼ同意かと思えてくる。

昨日は一人のんびり温泉に行った。
車で数分で信号は一つもないのですぐ着いてしまうところ。
抜糸して入浴の許可が出たので、久しぶりに湯に浸かった。
露天風呂には林檎が入っていた。10x10の枠をイメージしておおよその数を数えたら、千個は無いまでもかなりの数の林檎に埋もれるように入浴した。
白い南アルプスを見ながらの入浴は心地いい。

今日はといえば会社から公道に出るところで、御近所のご老人の車が反転してしまい救急車を呼んだり説明したりで午前中は落ち着かなかった。
ご老人は救急車の方に5分以上助けが誰も来なかったと救助中に話していたが、通りがかりの方がすぐに駆けつけたし僕もすぐ現場に入ったので、まあ1分程度がいいところだろう。
幸い打撲も怪我もなさそうだったのでよかった。

雨の中、自分の靴についたオイルが青い轍のようにあとを残した。

ずっと昔、僕の友人と二人でカヌーをしていて、友人が波に揉まれて数秒吸い込まれた経験を後日談で数十秒出て来れなかったなんて言っていたが、パニックになったり異常事態になると人間は時間軸がちょいとずれてしまうのかもしれない。

FUJIFILM FINEPIX X100

ホームネットワーク

最近はネットオーディオも流行りだそうで雑誌も多い。
いい音で音楽を聴くことはいいことだ。
数台のノートPCでインターネットにアクセスしている環境は既にホームネットワークの環境が作れているのだが、ファイル共有やDNLAによる動画の共有となると多少マニュアルを読む必要があるようだ。

今日は一日一人きりなので、これ幸いに環境構築をしたい。出来上がるかどうかは不明＾＾；

FUJIFILM FINEPIX X100
先日迷子になった場所の近くでのもう一枚。

浦島太郎

無事退院したので、快気祝いを届けようと知人宅に向かった。
思えば10年近く訪れていなかったが、すぐにわかると思っていた。
その当時の記憶では農業地帯の外れに小さな池を包み込むような森があり、その前にこじんまりとしたログハウスがひとつだけポツリと建っていた。かなり遠くからでもわかる家だった。

本日訪れようと出掛けたが、近くにいることは確かなのに、新しい家やログハウスがあちらこちらにあり、見つけられずに帰ってきた。

日曜日にでも電話してから出掛けようと思い直した。

FUJIFILM FINEPIX X100
そのわかりにくい場所のすぐ近くで撮影。

ちいさなこと

相部屋で寝ていると、口の中にヒキガエルが2匹住み着いているんじゃないかと思われるおじさんがいたり、
急に怒りだしたかと思うと至極真っ当な話になったりする寝言を長く語るおじさんもいる。

朝、窓ぎわベッドから外を見れば数日前まで白くなっていた近くの山は昨日の雨で元の紅葉模様に戻った。
隣のベッドのおじいさんのところにお孫さんが来て、今度の手術には学校休んで僕が付き添うなんて言ってる。

窓から見える丘の上の家々はミニチュアハウスのようだけれど、そこには小さくても感動できる家族愛みたいなもんが溢れてるんだろう。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph
写真が全然ないので、少し前に撮影した近くの野菜の売店。

秋の空

先週打合せに出掛けたら少し早く着いたので車の中で時間を少しつぶした。
空を見上げたら紅葉の向こうに秋の空が見えた。

GALLAXY S2 LTE(スマートフォン)

いつもの場所

若い頃勤めていた研究室の同僚がご主人の研究の都合で米国の田舎に暫く住んでいたことがあった。
送ってくれた写真にとても美しい湖があり、添えた言葉に「我が家から数十kmの近くの湖」という記述があった。

僕の住む信州も山の中で、食事にちょっとでかけようとすると片道数十キロの範囲は「近い」という圏内になる。
この湖は駒ヶ根の駒が池。
我が家から一般道で30分かからないところ。距離は20km程度だが信号は片手で数えられる程度だ。

この時期は南アルプスも中央アルプスも近くの野山も色付いて、途中の無人販売にはいくつかの種類の林檎が並んでいるので、それを購入したりしながら行くとやはり「近くの湖」と似たようなものだ。
こういう場所が楽しいというよりも、そこに行く行程も楽しい。
お気に入りのレストランやパン屋やケーキ屋などを点を線で結ぶようにルートを作って景色を楽しんでいる。

Leica M9-P + summilux35mmF1.4 asph
何度も登場している場所。同じような写真。先週末撮影。