あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

木曽

2012年06月30日 21時04分00秒 | summilux 35mm F1.4 ASPH
三州街道から清内路峠を越えて妻籠宿手前で大妻籠宿側に入ると先日アップした川を見下ろした写真を撮影した橋があり、ここを進むと峠の茶屋と男滝女滝があり馬籠峠を越えれば馬籠宿は近い。
ここからは石畳の旧道と現在の道が何度も交差している。
若い頃は自宅から自転車で大平宿を越えて飯田峠から木曽に入って、そのまま馬籠に入ったり妻籠から南木曽方面に行ったりして楽しんだ。
標高差1000mほどを上がったり下がったりで走行距離は100km弱。南信州は自転車ロードレースのプロチームも練習しているので、そういう人たちや愛好者に比べたらなんちゅうことない早さと距離だ。

今以上に旧道のバイパスは少なく、車が1台ぎりぎりなほどに細い峠道の脇の家には井戸でトマトを冷やしていたりした。
井戸水を飲ませてもらったりした。
旧道は今と同じようにひっそりとしていて、蚊に刺されたことが印象に残った。

30年前、この時期になると旧道沿いにお嬢さんたちがリュックサックを担いで歩く姿で溢れていた。
今はリタイアしたおじさんたちの姿が目立つ。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph

この写真は自動車道に車を停めて撮影。道を横断してまた旧道に入っていく。

馬籠宿は以前は長野県だったが、今は岐阜県。



宿場としては小さいこともあるが、長野県ではなくなったこともあるのか、花の飾り方などが長野県側とは異なって来ているような気がするのは気のせいか。



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本州最後の桜の開花予報

2012年06月29日 17時48分54秒 | S5 Pro
中央アルプスの西駒ケ岳の千畳敷カールにある桜が来月咲きそうだというニュースがラジオから流れた。
本州最後の桜の開花予報だ。

信州の中学校の多くは授業で登山をする。
僕の学校は西駒ケ岳。夏の千畳敷を歩いた。
這松の枝の間を雷鳥が駆ける姿を思い出した。

fujifilm s5pro + nikkorDX 17-55mm

地井武男さんが亡くなられた。地井散歩好きだった。ご冥福をお祈り申し上げます。
ザ・ピーナッツの伊藤エミさんも亡くなられた。モスラに出演されていたのを思い出す。歌が上手なデュオだった。ご冥福をお祈り申し上げます。
ドンキーカルテットの小野ヤスシさんも亡くなられた。ご冥福をお祈り申し上げます。
小野さんはファンではなかったけれど、大学に入ってすぐの頃に谷啓さんちに遊びに行ったときに小野さんの前妻さんとお会いした。
谷さんの奥様たちにパーティーにいっしょに行くように誘われたけど田舎育ちでボックスも知らないと言ったらこの方に教えて頂いた。
こうやって体をくっつけないとダメよと、耳元で言われて体を寄せられたのが実に照れくさかったことを思い出す。

あの頃の僕は純朴な少年だったなあ・・・・
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紫陽花

2012年06月27日 22時31分00秒 | S5 Pro
会社の駐車場の紫陽花が咲いていた。
毎年撮影している。今年もまた撮影。

fujifilm S5Pro + sigma 30mm F1.4
最近は画素数の多いカメラも増え、フルサイズのカメラも手に入りやすくなった。
S5PROはいつまで現役でいられるか心が揺れるが、ブログであればまだ使えると自分に言い聞かせている。
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点と線

2012年06月26日 01時23分04秒 | summilux 35mm F1.4 ASPH
木曽に向かう国道では後ろにBMW M3が後ろについた。
E46のM3は一時期憧れていて何度か試乗をしたことがあった。
チューニングされたエンジンは高回転にいくほどに官能的になる。
2ストロークエンジンのような乾いた音がする。

先月スピード違反をしたばかりじゃなければもう少しスピードを出せるんだけど、今回は心地よい程度にゆっくりと運転した。
バックミラーから観察するとコーナリングを楽しみたいのか、綴れ織りの道では血相を変えたようなコーナリングをしてる運転手の横では奥さんらしき女性が揺られて不機嫌そうだった。
途中のガソリンスタンドで給油したらしくバックミラーから消えたが、妻籠宿手前を大妻籠宿方向に曲がって、橋の上で景色を見ていると親の仇を見つけたような高回転の金属音を撒き散らして抜いていった。

せっかくの信州のツーリング。
この橋の上から見る川や、ひっそりと小さな看板が出ている男滝女滝や大妻籠や馬籠峠、峠の集落、人が歩くだけの幅しかない石畳の本来の中山道などがここから続くのに、そんなスピードじゃ何も気付けない。
車を数分だけ停めて車を降りると見られる景色が沢山あるのに。





Leica M9-P + summilux 35mm F1.4

木曽の楽しみは宿場を散策するだけじゃなく、途中の景色や鳥のさえずりや川のせせらぎを楽しんでほしい。
観光地と観光地の場所をナビに任せて移動するだけの点を結ぶような楽しみ方より、道すがらをぜんぶ楽しんでくれたらいいのにと信州人は思うのでありました。
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ビッグウェーブ

2012年06月25日 00時23分40秒 | summilux 35mm F1.4 ASPH
昨日の壮行会の会場で競技風景の映像を見ていたら、無性に川に出たくなって深夜3時に仲間内のメーリングリストにダウンリバーのお誘いを書き込んだ。
今朝つき合ってくれる仲間が2名いた。
カヌーハウスに到着して川を見たら、このところ降り続いた雨で増水していて少し後悔。
ゴール地点に車を回すと、仲のいい天竜舟下りの船頭さんが声をかけてくれた。
「今日は増水してるから、へたくそは川に出さないでよ。」
うんうん、わかったよ と笑って応えた。

今日は水量が夏期よりも2mほど水位が増していた。水が濁っていて浅いのか深いのかも判別不能だった。
こういう川の時は体力もだけれど、びびらない気持ちが必要だ。
ボリュームがかなり上がっていて、本日のコース13kmに瀞場がほとんどない状態だった。
2mほどの小さな艇が3つ波の上になったり波の底に入ったりで、ぶつかる波で前が見えなくなったり波の壁で前が見えなくなったりした。
波の頂上に登ると波の底にいる艇が見えたりと、ダイナミックな川下りになった。

濁った川では魚が浮いてくるからか、見上げるとトンビやカモが低めにくるくると回りながら群れていた。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph
水量が多く水流も早かったので、予想外に早く帰宅。
午後は珍しく(初めて)妻が自分のカメラで景色を撮りたいというので、一般道で1時間ほどの木曽の馬籠宿に行った。
途中の男滝女滝や馬籠峠近くの旧道で撮影をして、妻籠でお茶して帰って来た。

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オリンピック壮行会

2012年06月24日 00時17分33秒 | S5 Pro
北京に続きロンドンにも出場が決まった矢澤一輝選手の壮行会があった。
本人が小学生の頃から見ているし、父はカヌー仲間で親戚とも個人的に親しいのでとても嬉しい。
オリンピックでは是非ともメダル獲得して、カヌーに憧れる人が一人でも増えてほしい。

S5Pro + nikkor 70-200mm F2.8vr
今年始めたばかりの新人君の練習風景。
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大きなリトルアリョーヒン ベルリン交響楽団+ブーニン

2012年06月23日 00時21分45秒 | SIGMA DP2
今日は松本で打ち合わせがあり、終了後ベルリン交響楽団とブーニンのコンサートに向かった。
開演までの時間がかなりあったので、ロビーで打合せ資料の整理と議事録を作成した。

開場になり席につくと演奏者の方々が席に付き演奏前Aの音でチューニングが始まった。弦や管がそれに重なって深く重い音になる。そしてふわっと消える。
この瞬間が好きだ。

ソリストに迎えられたのはブーニン。
シューマンのピアノ協奏曲イ短調を演奏した。アンコールに応えて演奏したのはショパンのマズルカ。
ブーニンは若かった頃のイメージそのままに、低めの鍵盤を覗き込むような姿勢で弾く。
演奏が終わって帰る姿は、演奏したままの背中の曲がった姿勢のままで、小川洋子さんの「猫を抱いて象と泳ぐ」に出てくるリトルアリョーヒンが思い浮かんだ。

今日の演奏した曲は、
メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調「イタリア」
シューマン ピアノ協奏曲イ短調
ショパン マズルカ45番(アンコール)
休憩
ベートーベン 交響曲第6番「田園」
エルガー エニグマ変奏曲よりニムロード(アンコール)
ブラームス ハンガリー舞曲5番(アンコール)
ビゼー アルルの女よりファランドール(アンコール)

アンコールでは会場は曲に合わせて手拍子と歓声で盛り上がった。

指揮者のシャンバダールは風船の中にはいった風船太郎のような体型で、上手な日本語で会場を笑いに包んだ。

SIGMA DP2
会場となった伊那文化会館にて
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夏至

2012年06月21日 22時06分14秒 | NOKTON 50mm F1.5
今日は夜7時から知人夫婦と結婚記念日の飲み会。
毎年5月に行われているのに、今年はのびのびで今日になった。
仕事を6時半に切り上げて帰宅。
道が混んでいた。世の中の人はこういう時間に帰宅しているんだなあ。

空がやけに明るい。今日は夏至だ。

Leica M9-P + nokton 50mm F1.5
先週、諏訪湖にて。
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紫陽花

2012年06月20日 13時46分23秒 | S5 Pro
昨夜の暴風雨が去っても梅雨らしくじめっとした空気。
雨もぱらぱらと降ったり止んだり。こういう天候には紫陽花が似合う。
会社の入り口の紫陽花が咲き始めた。

S5Pro + SIGMA 30mm F1.4
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老人と海

2012年06月19日 01時00分01秒 | NOKTON 50mm F1.5
ずっと昔読んだ小説。
久しぶりに読み直したが、やはり感動出来ずに終わった。
僕の読解力の無さが原因だろう。
名作とは難しいものだ。素晴らしいと言える名作と、感動出来ない名作がある。
これが老人の幻想なら、浅田次郎の鉄道員(ぽっぽや)の世界だなんて思いながら読んだ。

読みながら、昔訪れたキーウェストを思いだしていた。
キューバ国境は見事なまでのコバルトブルーの海だった。

Leica M9-P + nokton 50mm F1.5
近所の桜

数日後には注文しておいた北杜夫の本が届く。
楽しみだ。


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