今日はランチをコースで食べた。小さな山奥のレストラン。
小さな薪ストーブとテーブルが3つしかない小さなお店は夫婦が切り盛りしてる。
駐車場からお店の玄関までには菜園があって、端っこにはお嬢さん二人の名前が書かれた菜園コーナーもあった。
厨房から10秒に1回くらい頻繁にシェフのお嬢さんの声。
ねえねえおとうさん
ねえねえ、おとうさん聞いてる?
ねえねえ、おとうさん
小さなお嬢さんがずっとおとうさんに話しかけてた。
小さな声なんだけど、とっても通る。話してることが可愛らしくて思わず聞き入った。
シェフは料理の説明で出てくるごとにすみませんと言っていたが、ちっとも不快じゃなかった。
デザートが出た頃小学生の長女が帰ってくる姿が窓越しに見えた。
「おかえりーー!」
長女といっしょに可愛らしい声も厨房から出て行った。
満席だったこの店もすっかり静かになり、ケイコリーの歌うマスカレードが流れていた。
いい曲。
レオンラッセルの名曲。名曲はどんなアレンジでも名曲だな。
leica m9-p + rokkor40mmf2
この店、猫を2匹飼っている。
入り口近くの薪の棚の横にも猫のオブジェ。
撮影していたらいつの間にか猫が僕の近くにいて、僕の脚に絡んできた。